2017/05/26

投資するのにリスク分散するのか?集中をするのか?

投資をするにあたって重要になるのが、リスクの問題。

リスクをどこまで取って、リターンをどれだけあげたいのか?を事前にぼんやりでもイメージしておくのは大事な事です。

ここで問題になってくるのが、『どこまでリスク分散or集中するのか』という問題です。

結論を言うと個々人で体験してみて、自分のリスク許容値を探るのが一番です。そのために以前に早く投資をした方が良いという記事を書きました。

参考損得どうのこうのよりも投資を早く始めなさい

ただ、そうは言っても実際体験して痛みを感じる前にある程度これ!といった指針を教えて欲しいという方もいるかもしれません。

最近投資を始めたという方や今からやろうとしている方、参考にしていって下さい。

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リスク分散・集中とは?

リスクと一概にくくっても色々なリスクがあります。

投資分野だけでも、市場リスク・地政学リスク・為替リスク・政治リスクetc・・・

様々なリスクが絡まって株価・不動産・為替といった指標を左右させます。

『卵を1つのカゴに盛るな』という格言を聞いた方は多いと思いますが、あれは1つの投資に集中してしまうとそれがコケてしまったら、全てが台無しになるという意味です。

また、投資商品を多数もっていると1つの分野で大幅な下落があっても、他の分野で挽回できることも多々あります。なので、リスク分散を基本にという考えです。

1つの主流な考えなので否定はしませんし、全世界に分散投資できて手数料も安いという投資商品もあります。

参考【セゾン投信】年金に頼らず老後の生活資金を確保したい方へおすすめの投資信託

もう一方の集中投資は、分散投資の逆になります。

1点とは言わないまでも、3~5点にの投資商品に集中して資金分配することを指します。メリットとしては、分散投資にはないリターンの大きさがあります。

特に投資資金が少ない時には、非常に有効な手段と考えます。

資金が少ない時に10商品以上の分散投資をしてしまうと、1つの商品が大幅に値上がった時にも分散しているため、その分利益も減ってしまいます。

デメリットは逆で、1つが大幅に値下ると他の商品でカバーしにくくなります。

当たり前ですが、分散と集中は真逆の相関関係になります。そのため、昔からずっと議論されてきた難題なのです。

様々な投資商品

ここで一旦投資商品の話をします。

集中・分散どちらを取るにしても、具体的な投資商品が分かっていないと投資自体が困難になるためです。

一番駄目なのは、証券会社・銀行等に言われるがままの商品を購入することです。

『鴨が葱を背負ってくる』というコトワザがありますが、ネギどころかその他具材+鍋まで整えて、調理済みで火をつけるくらいの状況です。

相手の立場にたてば分かることで、どうしたって会社の利益が高い商品=顧客が損をする商品を薦めざるを得ません。昨今人気なラップ投資もその一種で、非常に高い手数料が取られます。

そのため、基本的な投資商品は頭に入れておきましょう。

簡単に言うと、以下のような商品があります。

  • 投資信託(国内・海外)
  • 株式投資(国内・海外)
  • 為替投資
  • 不動産投資
  • 太陽光投資
  • 商品投資(金・銀・石油・小麦等)

6つほどあげましたが、この他にも非上場投資や牛への投資といったものもありますが、初心者は辞めときましょう。

同じく為替投資以下の4つに関しても、辞めておいた方が無難です。分からないものには手を出さないを原則にして下さい。

一般的には、投資信託or株式投資だけでも十分分散投資可能です。

なぜなら、投資信託という商品だけでも投資対象が様々あって、日本株のみに投資するものから、先程ご紹介したセゾン投信のような全世界に分散投資するものまで様々です。

日本株のみというカテゴリーであれば、最近TVで有名になったひふみ投信といった商品が注目株です。

参考ひふみ投信のメリット・デメリット 今から買っても大丈夫?

分散・集中投資の公式

私の考える分散・集中投資の公式です。

数値が低いほど集中投資向けで、高いほど分散投資無期になります。

他の諸条件がありますが、一般的にはこの3つで向き・不向きが分かります。

この中でリスク拒否度は、リスク受容度の逆で造語です。

低いほどリスクを取ってリターンを求める性質で、高いほど逆になります。

原則は若い内はリスクを取って集中投資

では実際この公式を当てはめた場合、どういった方が集中投資向けかと言われれば、ずばり若くてリスクが取れる方ということになります。

公式に当てはめて低い数値が出るのは、「若くて貯蓄が少なくリスクを取れる」方だからです。

これには理由があって、先述した通り集中投資のメリットはリターンの大きさと書きましたが、自己資本が少ない時点ではリターンの大きさに集中した方が後々楽になるためです。

ただし何度も言うようですが、リターンが大きいということはリスクも大きくなります。この面でも若くて貯蓄が少ない場合、大きくリスクを取って失敗してもやり直しがききやすいという面があります。

参考20~30代の若者の投資における最大の成果は運用益ではない

高齢者はリスク分散

集中投資が若い方向けとなると、分散投資は高齢者向けとなります。

高齢者は、公式にあてはめると若い方と逆相関関係になりがちです。「高齢・貯蓄が多い・低リスク志向」な方が多いためです。

※全ての高齢者がという訳ではなく、一般的にということです。

リスク分散という観点からも分散投資向きと言えるでしょう。

高齢者の場合、時間を味方につけづらくなりますので、あまりにリスクが大きい投資は避けるべきです。

低リスクのメイン商品としては、国債という手もあります。

参考国債購入するメリット・デメリットをまとめました

まとめ

分散投資or集中投資かまとめます。

  • 分散・集中投資の公式にあてはめて、自分が分散投資or集中投資どちら向きかを把握
  • 一般的に若年者は集中投資、高齢者は分散投資向き
  • 余談:投資前に投資商品を勉強して、証券会社・銀行等の言いなりにならない投資を実践する

一般論を書いてきましたが、最後は自己判断でいいと思います。なぜなら、他人のお金ではなく、ご自身のお金だからです。

最初に言った通り、一番の秘訣は個々人で体験してみて、自分のリスク許容値を探りながら、ご自身の最適投資法を作っていくのが一番です。

読んだけど、やっぱり投資は嫌いな方はこちらも参考にして下さい。

参考年代別投資嫌いな方への処方箋