2018/05/176 Shares

国債購入するメリット・デメリットをまとめました

債券

個人向け日本国債(10年変動)は、投資に値する商品なんだろうか?という方向けに書いています。

メリット・デメリットをまとめています。

結論的には、投資に値する商品だが、今の状況で投資しなくてもいいと考えています。

何故投資しなくてもいいのか等をご説明します。

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日本国債

個人向け日本国債の種類

個人向け国債には、固定3年・固定5年・変動10年があります。

2015年1月発行分は、それぞれ0.05%、0.05%、0.2%です。税引前なので注意下さい。

固定はチョット投資対象にならない金利です。100万預けて年500円にならないと厳しいですね。どの国債も証券会社で購入可能です。

メリット

メリット1:国債の胴元は日本国政府

投資商品に投資するにあたって、一番重要なことは投資先の選定です。

投資先がどういった資産を持っていて、信用力はどれくらいか。元本が返ってくるか等を検討しながら、投資されているはずです。そう考えると「円」資産に限定して考えると国債は理想的な元本保証商品です。

胴元の日本国政府という保証が付いた債券です。あまり当てにはできませんが、格付けに関してもある程度の評価(ムーディーズA1、S&PAA-)を得ています。

「円」資産の預け先としては、抜群の安定預け先です。

 メリット2:0.05%(2018年4月変動10年)金利がつく。それも変動!

低金利預金が多い中、0.05%金利をつけてくる個人向け国債。景気の変動に伴って金利が上下しますが、これ以上ないというくらい低い金利水準です。

これからの景気次第ですが、金利が上がる可能性が高い商品です。(半年毎の金利見直し)そして元本保証!

 メリット3:1年間の拘束期間後は引き出し自由

原則として、1年間の拘束期間後はいつでも換金可能になります。

拘束期間が1年と比較的短いのもメリットですね。

※途中換金すると、直前2回分の税引前利子相当額×0.79685が差し引かれます。

 メリット4:少額の掛金から投資可能

個人向け国債の場合は、1万円から購入可能です。

少額から可能なので、定期預金代わりや子供のお年玉とかでスポット購入できるのは便利

デメリット

 デメリット1:デフォルトリスク

risk

「円」資産では抜群の金融資産である日本国債ですが、日本の政府総債務残高は1,000兆円を超え天文学的な金額迄膨らんでいます。

デフォルト(債務不履行)になるんじゃないか等叫ばれている中、渦中の日本国債に投資しても大丈夫?という方もいらっしゃるかもしれません。

私も昔はそういった立場で国債だけには投資しないでおこうと思っていたのですが、「円」資産全体がデフォルトリスクを内在しています。どういうことかというと、日本国債がデフォルトすると「円」資産である銀行預金だって紙クズです。

ペイオフで1,000万保護されてもその時には意味がないでしょう。

基本的に「円」資産を持つということは、日本国債のデフォルトと一蓮托生です。

しかし、私は日本人です。「円」資産で生活しているので、どうしたって「円」資産である程度プールする必要が出てきます。

一番安全で利回りが許容できて換金可能というメリットを考えて問題なければ、変動国債10年を購入していいと考えます。

預金と同リスクと考えているので、生活防衛資金で購入できる部分もメリットです。デフォルトリスクを回避しようとすると、「外貨」資産がどうしても必要です。

投資するなら現状はコツコツと積立てて、徐々に金利があがれば御の字ではないでしょうか。(日本国内にある外貨資産がどの程度リスクヘッジになるのか、不透明な所もあります。徴税権が国にあるので、イザとなったら無理矢理もあり得る?)

現状の私の考え:2018年5月追記

今現在は国債買うなら、現金保有でいいのではないかという立場です。

変動国債10年の場合、元本保障なので問題無いですが、国債価格は現在最低水準で推移しています。

利率も雀の涙で、各銀行の定期預金よりも低い水準です。実際の日本の実態とかけ離れすぎている感もします。

現金であればノータイムで他資産に変換できますが、国債の場合は拘束期間が長くなります。

債券を今の時点で持つメリットが低いです。それでも資産リスクをマイルドにできればいいのですが、現金と比較してあまり変わらないというのが率直な感想です。

利率が2%付近までくれば考えるのですが、そこまできたらかなり日本の財務リスクが浮き彫りになるような感じして、投資対象外かもしれません。日本政府は、複利計算を舐めているのか見て見ぬふりをしているのか・・・

ただし、国債以外には少しずつでもいいので投資した方が良いです。『投資初心者が投資前に最低限知っておきたい3つの投資商品』でも書いていますが、最近では低コスト+分散投資を始めれる商品が目白押しです。

投資は怖い!と考えている方も多いかもしれませんが、資金があるなら積立NISAやIDECOでコツコツ投資し始めた方が老後が楽になります。持たざるリスクもありますよ!

参考積立NISA始めます-メリット・デメリット・投資対象投信-

参考確定拠出年金(IDECO)投資を再開した5つの理由

まとめ

危機管理

日本国債には常にデフォルトリスクがつきまといますが、国債ダメなら「円」資産全てダメという公式が成り立ちます。

もう少しすれば、普通に1年定期を銀行に突っ込んでおくよりもメリット出てくるかもしれません。信頼性・換金性に関しては、高水準なためです。

国債買う・買わないどちらにせよ元本増やすのは必須です。『1000万貯める方法 貯めたいなら四の五の言わず100万貯めて下さい。』にも書いている通り、まず100万貯めましょう。

国債買うならSBI証券で買うとキャンペーンやっているのでお得です。国債だけでなくIPO・SBI債とローリスク・ハイリターン商品が目白押しです。

その辺は、『〈IPO投資〉新規上場株をあまり労力をかけずに手に入れる方法』や『SBI社債 ホントにお得なのだろうか?検証してみた』に書いていますので、参考にして下さい。