2018/02/186 Shares

確定拠出年金(IDECO)投資を再開した5つの理由

確定拠出年金(以下:IDECO)投資を再開しました。

IDECO自体強制的に天引きされるシステムですが、過去1年程度『スルガ銀行定期預金』に貯金状態にあった分を、投資していくことにしました。プラスα妻の分も開始する予定にしています。

先日積立NISAの話をしていましたが、その延長線上の話題になります。

結論的から言うと、非課税枠をフル活用していく積立投資元年にしようという試みです。

世界の市場は相変わらず高値圏を推移していますが、資産形成という意味合いで【時間】が最大限必要なので、参戦していくことにしました。投資商品や何故今なのか?という点を詳しく説明します。

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IDECOの仕組みおさらい

 積立NISANISAIDECO
年間投資可能額40万円120万円月12,000円~68,000円
制度終了2038年まで2023年まで60歳まで
非課税運用ができる期間20年間5年間(5年目以降ロールオーバー可能)全期間
投資商品投資信託・ETF(各証券会社の指定商品)株・投資信託・ETF・REITIDECO加入各社指定商品

年間可能投資額は、年金の被保険者資格によって掛金が変わります。

60まで非課税のため、若い人に非常に有利な設計です。IDECOの投資商品は、加入する会社によって全く違いますので、注意が必要です。

オススメは、SBI証券です。比較的ラインナップが豊富で、これからも追加可能性が高い会社です。

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再投資理由

所得控除だけなら定期預金商品に預けておけば、十二分なメリットを享受できます。

2018年現在のような、株価が高値圏にある(私が思っているだけです)状態と信じていて、なおさら下落するリスクのある株式等に投資をすると損をするなんじゃないか。下落しだしてからでも、いいんじゃないかという判断をしていました。

しかしながら、最近、『敗者のゲーム』を読み直して、方針転換しました。

投資家にとって1度は読んでおいた方がいい本なのですが、書かれていることを再読して、余力資金以外を全額投資できるように数年かけて調整していくことにしました。

再投資理由として主な5点をあげます。

・インフレリスク

・為替リスク

・時間のリスク

・非課税期間の限定

・高値圏かは誰にも分からない

上3つがリスク・下2つが自分の内面状況変化項目です。

以下、順を追って説明します。

インフレリスク

投資家にとって一番の敵はインフレリスクだ。

引用:敗者のゲーム

投資に際して、コスト・時間軸・商品選択といった項目は確かに重要です。

最重要項目は、インフレーション(インフレ)です。

日本ではデフレ期間が長かったので、久しくインフレという状況がありませんでした。最近、昨今の安倍首相・黒田日銀総裁のタッグで、インフレ2%目標という言葉がヒッキリなしに聞こえてくるようになりました。

インフレが進むと「100円で買えていた商品が、150円でしか買えなくなる」といった事態が起こります。デフレはこの逆ですね。

安倍・黒田両首脳がインフレにしたいのは色々訳があるのですが、それは脇に置いときます。インフレの場合、お金(現金)の価値が減っていってしまうと、覚えておいて下さい。

私の場合、知らず知らずの内に現金比率が高止まりしだしていて、意図的に比率を下げていかないと、インフレリスクが大きすぎることになります。

日本人の大半が円現金主義なので、大半の人が当てはまると思います。インフレリスクは影から忍び寄ってきて、またたく間にあなたの資産を食いつぶします。

為替リスク

さきほどの日本人は円現金主義の続きになりますが、円しか持たないのもリスクになります。現在1ドル=110円付近で為替レートが推移していますが、日本の長期人口動態統計を見ると、30年以上先を考えると今よりも円安になっている可能性が比較的高いです。

逆に地政学リスク・政治的な判断で急激な円高80円とかでも、おかしくはありません。ただし、人口縮小=GDP縮小=生産能力縮小なので、よっぽどの生産革命が起きない限り厳しいと判断しています。

人口減るから移民をという安易な発想をして、生産能力を向上させると、後でしっぺ返しが高くつくのは、世界の移民受入国家を見ていると分かります。

そうではなく、イギリスの産業革命レベルの生産性能力UPが日本だけに起これば円高方向に維持されるでしょうが、現状の日本にそれを期待するのは非常に酷です。

円が長期的に安くなると考えているのであれば、相対的に高くなるドル資産を保有していこうとなります。現状の円高傾向で緩やかに投資していきながら、1ドル100円以下程度までふれた時に、大きくドル資産を増やせるようにしていきたいと考えています。

時間のリスク

代表的な投資手段ドルコスト平均法を実施するには、10年単位の時間が必要になります。

株価が高値圏にあると考えているからこそ、その高値から下落していく株をキャッチしていき、安いコストで多くの株式を取得していく必要があります。

それにはできるだけ早い急落をお願いしたい所なのですが、その話は後述します。

非課税期間の限定

NISA・積立NISA・IDECO・ジュニアNISA

ここ数年で4つの違う仕組みの非課税商品が出てきました。

この中で2018年1月から始まった積立NISAが、非課税枠を最大限使用していこうと動機づけされた商品です。

拘束期間の長さ以外では、IDECOの方が優秀に見えますが、積立NISAも20年間非課税という枠の長さが魅力的です。

先ほどコストも重要項目の1つとしましたが、税金がコストの半分を占めます。日本の場合、基本的に20%の源泉分離課税ですので、利益の20%が天引きされます。

非課税枠の場合20%が無くなるので、期間が長ければ長いほど積立投資資金が多くなりますので、有効性が高くなります。

単純に100万円利益があがったと過程する、20万円税金を納めなければいけないのに非課税で0円になったら大きいですよね。どの商品も長い短いありますが、非課税期間が決まっています。

IDECOの場合、30歳からな30年・ジュニアニーサ最長5年・積立NISA最長20年と決まっています。お尻が決まっている商品ばかりなので、始めていかないと機会損失が発生します。

機会損失と値下がりリスク天秤をかけた結果、値下がりリスクは甘んじてうけるという結論となりました。

高値圏かは誰にも分からない

昨年の4or5月頃から投資金額を縮小傾向にしていたのですが、結果は見ての通りでうなぎ登りといった状況。「もう下がるんじゃないか」と何度言ったか分かりませんが、期待に反して株価は上昇しまくっています。

明日急落するかもしれませんが、1年間このままかもしれません。基本に立ち返って『市場は常に正しい』をキモに命じて、投資をしていきたいと考えています。

投資商品

前回IDECOを始めた時と同じく、SBI証券のニッセイ外国株式インデックスファンドです。

参考SBI証券iDeCo確定拠出年金へのログイン手順とおすすめ投信のご紹介

IDECOの投資期間を考えると、新興国セクターのEXE-i新興国株式ファンドの方が相性が良い気がするのですが、2点ほど保留事項が出て結局ニッセイ外国株式インデックスファンドを選択しました。

保留事項としては以下の点

・信託報酬手数料が安いと言えど高い(手数料0.38%)

・中国リスク

どちらかというと、2点目が非常に躊躇しています。

現状どう考えても世界の火薬庫の1つの中国に、2割以上のメイン投資割合を設定されているという所です。シャドーバンキング・不動産関係を考えると、現状これをメインに投資設定するのに躊躇します。

結局火薬庫が爆発したら余波は確実にあるのですが、ド本命と伏兵の痛みの違いくらいはあるかと米国傾向の比率が高いニッセイを選択。

EXE-iつみたて新興国株式ファンド(手数料0.18%)が、2~3年の内にIDECOで設定されると思われるので、設定されてからスイッチしようかと考えています。

まとめ

確定拠出年金(IDECO)再投資に踏み切った理由は5つ

再投資に踏み切った5つの理由

・インフレリスク

・為替リスク

・時間のリスク

・非課税期間の限定

・高値圏かは誰にも分からない

現金比率が著しく高くなっているので、その是正もあるのですが、最近の日本ではインフレリスクが非常に怖いですよね。急ピッチには振替できませんが、徐々に投資資産を拡大していく予定です。

投資商品に関しては、前回同様ニッセイ外国株式インデックスファンド

こちらもEXE-i新興国株式ファンドと比較検討して、2つの点で選択しました。

ニッセイ外国株式インデックスファンドを選択した2つの理由

・信託報酬手数料が安いと言えど高い(手数料0.38%)

・中国リスク

現在の状況では、中国が怖すぎるので全世界株式に投資していますが、商品ラインナップの追加(EXE-iつみたて新興国株式ファンドお願い!)・中国市況が低迷してきたらスイッチ(預け替え)を検討します。