2020.1.10現在で年初に1銘柄売却したのは月次報告でも報告した通りなのですが、この銘柄について、売りタイミング失敗したなと痛感しております。
4年ほど保有していた銘柄で、利益確定も出来ています。が、、、今回の売り判断は自分の中で『無いな』という失敗状況での売りだったので、非常に反省しております。
投資の世界では、損小利大が基本原則なのですが、原則に反して利益が薄い。
そして、半年であと2倍くらい取れるんじゃないかと考えています。タイミングも最悪と非常に引きずっております。
反省もこめてトレードの検証を行います。
実際の銘柄6089 ウィルグループ
5年の中期チャートですが、2016年くらいにエナフンさんとこで紹介されていたと記憶しています。
400円台でINして、暴騰時の1900円付近+直近の1200円台で全て手じまいしました。こう書くと3〜4倍程度取れているので、いいんじゃない?ってことになるのですが、コトはそう簡単でもありません。。
直近の利益確定タイミングが最悪です。
原因1:結果よりも感情を優先させた
この銘柄派遣業なのですが、中小型の部類です。
この中で業績・株価共好調だったのが、UTグループ。2020年1月時点も非常に好調です。
ウィルグループもそこまで格下という訳ではなかったのですが、株価はピーク2,100円をつけて、長く低位安定していました。
業績自体は好調なのに、あまりに振るわない株価。1年くらい1,000円以下をさまよって、ようやく1200円台をつけた矢先に売却してしまいました。
結果は良好なのに、感情を優先した結果です。
原因2:外部環境の悪さ
年末年始ちょうどイランと米国が戦争か!?っていう雰囲気に一瞬なりました。
昨年から米中貿易戦争も続いていた+自分の中での景気ピーク判断が今年中くらいと色々重なった結果、年始早々に売却という結果に。
結局、今までも英国EU離脱危機とか米国社債問題等々色々ありましたが、普通にスルーされてたのに、何故今かというタイミングでの離脱。。
そろそろ景気のピーク感だろうという、自己勝手な判断がなした決断ですね。
原因3:景気循環銘柄
派遣業という業種の性格上、どうしても景気に左右される所が否めません。
景気が落ち込み出してからだと、もう株価が下がった後で身動き取れないというのはザラです。ただし、企業として無くなる訳ではないので、耐えればいいのですが、ウィルグループの場合、自己資本率が低いため躊躇しました。
近年の豪州企業買収の影響ですが、自分基準の中で警戒ラインを超えていたという所があります。
年末から自社株買い、年始に増配と続けているので、問題無いレベルなのかなという感じはありますが、増資せんでもいいレベルかな?というレベルです。
売った途端に増配!死亡!
年始に全て売却しましたが、売ったその日に増配発表で、腸煮えくり状態ですよ。
全て自己責任です。『頭とシッポはくれてやれ』という相場格言がありますが、逃したシッポは非常に長かったのかもしれません。
しばらくは米国株に注力します
日本株がこれだけ好調なのは、米国株が好調だからという面も多々あります。
しばらく日本株に関しては、ポジションを取らず外から眺めておこうと考えています。
米国株に関しても高い銘柄は、非常に高くなっていて、買いづらいのですが、毎月投資+積立は欠かさず行う予定にしています。
底で買おうとしても中々買えないんでしょうが、ウォッチしている銘柄に関しては引き続き注視していきます。
どこもかしこみ高いんですけどねー。お金余り相場ですな。
ここで買いから入ると旨味がでかいですが、しっぺ返しがひどそうな所でもあります。
まだまだ高みに向かいそうですが、少しずつ景気循環系に関しては順次積荷を下ろしていく予定です。
※本記事は買い推奨している訳ではなく、反省的な意味合いの記事です。
投資は自己責任でお願いします。
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