※2020年3月に書いた記事のりライトです。
4/9現在ダウ平均が終値で33,503ドルとなりました。直近高値値付近にいます。
33,500ドル・・・
えらい高いところまできましたね。ダウ平均PERも30倍の後半という高い水準にきています。
買えば上がるの状況で、買いが買いを読んでいます。そろそろ調整してくるだろうというのが、最近の予想です。(当たらないんだけどね)
30,000ドルの10%調整で3,000ドル、倍見て6,000ドルくらいは常時考えておく必要がありそうです。やることは変わりありません。ただ、心の準備をしているかしていないかで大きく変わります。
現状の状況把握が先決
まず、現状状況把握が先決です。
先週末に米国市場が閉まった後、余剰資金がいくらでどれくらいの%があるかを再確認。
毎月1回しかやっている月次報告を途中で再計算した形です。
ゆっくり投資と言っても、足元を見ない限り早いor遅いかの区別がつきません。現実という事実をシッカリ認識してこそ、未来を考えられます。
毎月1回やっている作業を2回にするくらいならカンタンです。これが半年に1回・1年に1回となっている場合は困ります。やり方どうだったかなぁ?という所から入る必要があります。
個人のBS、PLまで出す方はマレですが、投資を行っているなら、資産把握は必須です。
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現状が分かった→さぁどうする?
資産把握、BS、PLの把握が終わったとします。近年でも大幅な下落ですから、投資を行っている場合かなり状況は申告なはず。
そこで落ち込んでいても何もできないので、次の一手を考えます。
- 資産状況の把握
- 現状の資産状況で追加投資可能か?利益確定は?
- 毎月の投資が適正かどうか?
- 可能なら、どれくらいのペースで追加投資するか?
- 余剰資産があるなら、どれくらい圧縮するか?
この辺をザックリでもいいので把握します。
①~⑤までやれば、ある程度のシュミレーションが作れます。
②で追加投資NGが出た場合は、現状の定期積立が維持できるかをシュミレーション
利益確定して、別銘柄に移すということも検討しましょう。
サラリーマンの場合、キャッシュフローがあります。なので、毎月毎の積立ができるかを再確認。③で、つみたて追加・減額の判断をしましょう。
追加投資できる場合は、④以降の検討に入ります。どれくらいのペースというのは重要です。遅くてもいいですが、早すぎるのはあまり良くない結果となります。
『遅すぎず・早すぎずがいいです』早いよりは遅い方が対応がきくというのは、覚えておいて下さい。暴落を気長に待ちましょう。
④でペースが決まれば、⑤の余剰資産の配分が自然と決まります。エクセルでシュミレーションかければ、投資日・投資回数・金額を入れるだけです。
何に投資するかはそれぞれです。戻りの早そう+期待できる投資先がいいでしょう。それが難しい場合、インデックス系のETFが対象になります。
後、その余剰投資は短期・中期・長期どのスタンスで投資しているかを考えておきましょう。
あくまでリバウンド目当てなら短期・リバウンド+αで中期
売る気がない長期くらいでいい感じです。
やることが決まればやりきるだけ
現状把握・行動目標が決まれば、それを実行するだけです。都度投資した際に結果が出てきますが、結果は結果。
数ヶ月結果を見て、PDCAを再度回します。先程の①~⑤の再検討です。
下落していると、気持ちは落ち込みます。しかし、そういう時こそいい経験と考えるべきです。
暴落は、投資を経験するうえで避けては通れません。大震災の1年前くらいからはじめて、リーマンショック未経験組です。良い試練くらいに考えています。
買うのに高いなーという状況です。が!買える段階になってから考えているのはダメですよ。
底でも天井でも考え方は同じ(途中でも)
落ちてくるナイフは拾うなとか色々な格言があります。ただし、やることはいつでも変わりありません。
個別銘柄なら、バリエーションの把握をして、安いと判断するなら購入。インデックス系のETFなら、将来高値を抜いてくると信じて、追加購入。
天井でも同じですが、天井に近いと中々買いづらい所はあります。ただ、ある程度は市場と道連れになってもいいので、保有しておく必要があります。
『恐れ』を心に懐きながら、自分のルールを信じて、市場にとどまりたいですね。
※暴落時2020年3月初稿ですが、天井に近いと判断してリライトしてみました。
やることは一緒です。状況把握してフィアティングポーズ取って戦う!ですね。
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