2017/11/145 Shares

株式から債券へのリバランスは果たして正しいのか?

歴史的な株高模様を呈している世界市場

日本も23,000円台の大台に迫る勢いで上昇中です。

そういう状況になると、声高に叫ばれるのが資産のりバランス

リバランスは、長期分散投資には欠かせない方法と考えられていますが、最近の株高から他カテゴリー(株式以外)へ特に債券へのリバランスについて正しいのか考察します。

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リバランスとは?

簡単に言うと、保有割合を始めに決めておき、高くなったカテゴリーを売って、安いカテゴリーを買い足すという方法です。

債券・株式・不動産・REIT・コモディティと色々なカテゴリーがあります。

こういったカテゴリーに+国内・海外の区別があるので、分散投資をしようと考えればいくらでもできてしまいます。

リバランスのデメリットとしては、頻繁に行うとコストがかかります。

長期投資にはコスト管理は重要なので、十分検討してから実施する必要があります。

株式から債券へのリバランスへの疑問

教科書通りなら逆相関関係(値動きが逆)になる株式から債券へのりバランスを行うのですが、3点それは違うのではないかという考えを持っています。

  1. 収益性が落ちる
  2. 万一のデフォルト
  3. 高い債券価格

長期平均収益率は、株式8%・債券3%と言われています。

3%あればいいじゃないかと思われがちですが、債券も突き詰めればリスク資産のため、3%でも不満です。まして現状1%も無い債券商品(日本国債含む)がゴロゴロしています。

2点目は、万一のデフォルトがあれば紙くずとなります。(個人型日本国債のように一部元本保障投資もあります)

無いとは思いますが、万一のまさかを考えておく必要はあります。

3点目は、現状の債券価格の高止まり状況です。マイナス金利が叫ばれたくらいですので、金利自体は最底辺。これが逆回転すると債券価格は自然と下がっていきます。

ましてやどこの国債も、各国中央銀行がジャブジャブに刷ったシロモノです。

意図的に相場作りをすると、反動は必ず訪れます。

債券よりも現金or世界分散投資

債券が投資候補ではなくなると、次点で現金となります。

現金はインフレに弱いですが、流動性が非常に高く、いつでも他の資産に投資可能です。

流動性というのはいつの時点でも重要で、市場が大混乱になればなるほど重要性が増します。

現金で保有して投資機会を逸するのが嫌だって方は、もう世界分散投資しちゃいましょう。

手数料安くならETF利用

ETFで買うなら、新興国から先進国まで世界中の5,416銘柄の大型、中型、小型株で構成されているバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)1本でいいんじゃないでしょうか。

経費年0.11%(絶賛値下がり中)という訳のわからんくらいの低コスト。

VTを直接積立NISA等で購入できないので、VTに投資している楽天証券から楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)経費年0.24%で取り扱っていますので、そちらから申し込むのも手です。

現在株高が調整局面なったら、私も購入したいくらい良いファンドですね。

債券も入れたいならセゾンヴァンガードグローバルバランスファンド

やっぱり債券も入れて安全性を高めたいっていう方にオススメなのが、セゾンヴァンガードグローバルバランスファンド

株式:債券=50:50という比率を守りながら、全世界の株式・債券に分散投資が可能です。

経費年0.68%とVT関連よりは割高ですが、リスクを少し抑えた運用をしたいという方向けの投資商品です。

参考【セゾン投信】年金に頼らず老後の生活資金を確保したい方へおすすめの投資信託

まとめ

最近の株高から株式から債券へのリバランスをする方もいらっしゃるかもしれませんが、上記の理由から私は現金比率を高めています。

人それぞれ投資手法というのはあっていいと思います。

今の株高がまだ続くと考える方は、今からVTやセゾンヴァンガードグローバルバランスファンドを試してみてもいいかもしれません。

その際は、長期+分散投資を心がけて下さいね!