2018/01/092 Shares

株式投資は「運」なのか?「運」ではないのか?

株式投資は、「運」で儲かったり損をしたりするのか?それとも、人事を尽くすではないが個々人の「努力」に依存するものなのか?

「99%の努力と1%の運」という有名な名言がありましたが、投資でもそれが当てはまるんでしょうか。

私は、そう思いません。「90~99%の運と10~1%の努力」くらいが丁度いいと考えます。

100%運だよ!とも言えませんが、90~99%は運です。ただし、努力の部分はやりかた次第によって、1%~10%まで幅広く波打っているイメージでしょうか。

株式投資「運」について考える参考にして下さい。

※債券等他の投資は含んでおりません。

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「運」を高めるならインデックス投資

「運」の割合を極力高める方法として、インデックス投資があります。

ここでは詳しい事を書きませんが、『市場平均に連動した投資』と考えてもらえれば結構です。

インデックス投資をメインにされているインデックスブロガーが増えていますが、本投資法は突き詰めると「運」次第な投資法です。

「運なんてとんでもない!」と反論されそうですが、市場価格が短期的に50%上下して、長期的には世界成長に伴って上昇するという理論(ランダムウォーク理論)自体が『世界成長』という「運」に賭けているわけです。

「努力」が介在する場所が、実質無いに等しい。あるとしても、どの低コストのインデックスファンドやETFに投資しようかといった種類のものです。

「努力」を高めるならアクティブ投資

  • 高く買って高く売る
  • 安く買って高く売る
  • 企業価値に大幅乖離した時に売買する
  • そもそも売りという選択肢を封印して前提条件が崩れない限り永続保有

数あるアクティブ投資の概念の内の考えですが、インデックス投資の真逆です。

「前提条件が崩れない限り永続保有」とは、有名米国投資家ウォーレン・バフェットの投資法ですね。

色々な投資法がありますが、「努力」を高めて市場平均に打ち勝とうとする投資法です。ただし、「努力」を高めるといっても冒頭に書いた通り10%くらいまでで、残り90%は「運」となります。

事実:市場平均に打ち勝てるアクティブ投資ファンドは約2割

2割もあると考えるか2割しかないと考えるかで違ってきますが、大半の方は後者を考えます。

1個人から機関投資家まで何千何万という投資家がいますが、市場平均に勝てる投資家は2割です。

それだけ市場平均に打ち勝つのが難しければ、インデックス投資一本にしようという投資家も多いのも事実です。

投資に「絶対」はない

インデックス投資も損する可能性ある

  • 投資年数の問題
  • 1792年にニューヨーク証券取引所開設(200年足らず)
  • 世界が今後持続的に成長するか不透明

投資全般に言えますが、長期間投資しても絶対的なリスクは減りません。

リンク長期投資の正しい理解

リンク長期投資でリスクが下がるのか検証してみた

しかし、ドルコスト平均法といった積立投資で時間分散を行えば、リスク低減要因となります。10年20年と投資年数が取れればです。

現実60歳から退職金でインデックス投資だ!と息こんで、70歳病気でまとまったお金がいるのに、暴落中とか目もあてられません。

また、インデックス投資は実績データが、200年足らずと少ないという点があります。世界成長が何らかの要因で10年単位マイナス成長であったりしても、良い結果は導きだされないでしょう。

「絶対儲かる時」「みんながやっている」が一番危ない

インデックス投資・アクティブ投資どちらでも、「赤信号みんなで渡ろう怖くない」ではないですが、高値で買うと長期間痛い目にあいます。

最近(2017年末)以下のような現象を周りで見ます。

  • ◯億稼いだとか1日で◯百万円とかいうネット広告
  • TVでバブル時代な人がダンスで踊ってたり、バブル芸人が流行る
  • バスで隣の人が投資情報を見ている
  • 大量の絶好調な投資ブログ
  • 書店に大量平積みの投資本コーナー

ここまで考えて現時点で、「運」任せにしてもいいものか疑問を感じています。

「運」任せにしない方法

90-99%は「運」と書きましたが、「運」任せにしない方法として、常に市場から退場にならない方法を考えましょう。

  • キャッシュの比率を高めにとっておく
  • 無理しない(自分のリスク許容度を低目にいつも認識しておく)
  • 他資産含めて崩れにくいポートフォリオ構築
  • 常に勉強して検証する
  • あらゆる事態を想定しながら投資を行う

退場というのは、自発的退場も含まれます。インデックス投資オンリーだからといって、酷い含み損に耐えきれず投げたという声が、相場低調時には一定数います。

実際に知る『痛み』と情報で知っている『痛み』は違いますので、悪しからず・・・

アクティブだろうがインデックスだろうが、一定割合は市場に常に居座れるようしておきましょう。自身のリスク許容度に見合った、ポジションへの調整が肝要です。

結論:限りなく「運」だが、「努力」で調整可能

どれだけ賢明な投資を行おうが、90%以上は「運」の世界なので、下がる時は下がります。

インデックス投資=市場平均という、機械的に任せてもいいのかもしれません。

ただ、周りの猫も杓子もインデックス投資というのは、あまりにも味気なく感じます。

3:7くらいでインデックス投資に比重を置きながら投資するのが、「努力」している感が出て楽しいです。

色々考えるのめんどくさい!楽しいなんていらんから最終利益がプラスならっていう方なら、断然インデックス投資100%を推奨します。

先述したウォーレン・バフェットやジェレミー・シーゲルといったカリスマ投資家も、個人投資家のインデックス投資を推奨しています。

8割負けると分かっていて勝負しているっていうのも・・・まぁ人間なんで許して下さい。