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シンプルに投資したいところだが、一番難しい理由

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シンプルに投資したい!そして儲けたい!

投資年数が増えてくると、この思いが強くなってきました。
やり方は分かっているんです。

世界全体の主要な株式に投資できる商品1本に投資する
これだけで全て事が足ります。

手数料も鬼安い商品がゴロゴロありますし、30年一本勝負なら積立設定したら、2~3年に1回見て後は寝るみたいな商品が結構あります。
株式投信一本にまとめて、後は現金or国債or債権投信一本というポートフォリオ組めば、終わりです。

終わりなんですが、ごちゃごちゃやってきました。

  • 個別株
  • 投信(全世界・VTI・S&P500)
  • 金投資
  • REIT
  • 未上場株
  • 国債・社債

株式投信だけでも、3投信(多すぎ)
個別株・金投資・REITとかは、結局夢見がちなんだなと振り返れば思っています。

低コスト全世界投信1本でいい時代ですよ。
再度言っておきますが、
『世界全体の主要な株式に投資できる商品1本に投資する』
これでいいんです。

具体的に何に投資するのかって?
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」の最新年の上位投信で、投資対象が全世界なら何でもいいです。

めちゃくちゃ簡単です。けど、できないんですよ。

ここからは蛇足ですが、何故フラフラ投資先を増やしたかを書いていきましょう。

欲欲欲 全てはここから始まる

欲望 それは際限がなく、とどまることを知らない。
投資で言うと、他者よりも儲けたい。ぶっちゃけそうですよね。シンプルに投資できない理由も欲望から来ています。

長期的に見て、インデックス投資に勝てるアクティブファンドは、ほんの一握り。
なのに、私も含めた個人投資家は、アクティブファンドもどきみたいな売買を繰返し、たくさんの保有銘柄を増やそうとする。

色々な考えを持った人がいるので、市場が成り立つという考えもあります。が!一般人の最適解を選択せずに、ごちゃごちゃやってしまうのは、『欲望』が原因です。

他の人よりも上手にやれると、平凡な人間は考えてしまいます。
投資は、あぁでもないこぉでもないと試行錯誤しやすいですし、射幸心を煽る銘柄も多いです。

今の自分が昔の自分に言えるなら、「もっと単純化しろよ」と声掛けたいですが、聞く耳持たないでしょうね。

最初からレールに乗った投資をしておくべきだったか?否!

最近、こうあるべき!という投資哲学というか投資手法を提示される方が多くなっています。私も冒頭の全世界株式を推奨していますが、みんな推奨したがりなんでしょうね。

インデックス投資全盛の昨今だと、積立設定して寝ておけが合言葉になりつつあります。

今なら分かるんですが、初めからレールに乗った投資法を採用すると、暴落時に持たないでしょうね。コロナ暴落でも結構でしたが、現状の各国指標の高値水準を考えると、ある程度の暴落は覚悟する必要がありそうです。

『みんなが良いと思っているものは、下がる』は、投資の世界では常識とされています。
20年間保有!とか言っていますが、最初の10年間右肩下がりなら、気持ちも萎えますよ。
昨今のインデックス投資は、勝ちやすい指数でしたが、直近2-3年レベルでは苦しいかもしれません。

ある程度色々やって、※損失も被りながら、利益を確保していく。
そういった無駄な行動も、最近になって必要だったのかなと考えています。
※退場しない程度にですよ(汗

シンプルがいいが、欲+お金が絡むから複雑になる

シンプルに世界分散投資が、ある一定数の指示を得ています。
米国株に分散投資という方も多いかな。

どちらにしても、代表的な指数(MSCI等)を追っかける投資ですが、低コスト・分散が効いた良い投資商品が多いです。
債券組み合わせる人もいますが、そこは好みの問題ですね。

投資した結果を一定期間(数年単位)見ないという方であれば、いい結果になる可能性が高いのではないでしょうか。

しかし人間なので、凡人だと見ちゃうんですよね。欲があるから。
欲を持つのは、人間としておかしくありません。
欲に慣れるというか、時間を掛けて付き合っていくという感じでしょうか。

そして、お金が絡むので、プロスペクト理論のように損失が利益の2倍以上に痛いです。そこを乗り越えようと考えると、書籍上の知識だけだと難しいかもしれません。

投資って難しいですよね?けど、面白い。
面白みを追求したらダメなんですけどね。

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