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現状の5G技術の概要と課題を学べる一冊

通信技術の革新と呼ばれて久しい5G

日本ではまだですが、米国・韓国といった国では地域限定ですが、先行してサービスインしている状態です。

今までの私のイメージとしては、速度が上がって、自動車自動運転に代表される産業系にメリット大なのかな程度しか考えていませんでした。

通信業界やIT業界にいている訳ではないので、この変革の足音を今まで聞けていませんでした。

今回『5Gビジネス』を読んで、普及が進めば他産業にも波及しそうな大きな波が間近まできているというのを理解しました。

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4G時代までは主役は通信事業者

ソフトバンク・NTTドコモ・KDDI

言わずも知れた大手通信事業者3社です。これに楽天が参入しようとしていますので、大手4社となります。

テレビCMからも分かる通り、バンバンCMやってるのは周知の通り。あれだけやれるということは、それだけ儲かっているという裏付けでもあります。

消費者泣かせの端末抱き合わせ販売を長くやってきた利益も大きいですが、通信費もまだまだ高いですよね。MVNO各社を見ていたら『月とスッポン』ぐらい格差があります。

私も高すぎるキャリアからMVNO業者に逃げ出した口です。

普通は逃げずに継続して支払う人が多いので、現状はキャリアの安泰感ハンパないですが、これからはどうでしょうか?

5GからはセンターB事業者

今まで大手キャリア3社は、対顧客のB2Cさえ考えておけば良かったのですが、5G時代からは違ってくるかもしれません。

本著によると、5G時代からはB2B2Cに移行していき、キャリアと顧客を結ぶセンターB事業者が富を集めると指摘しています。

昨今のGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)もそうですが、キャリアの回線網を使用しながら顧客にサービスを提供していく事業者が、顧客情報集積の観点からも莫大な富を創出しています。

情報規制も少しずつ広まりつつありますが、日本を筆頭に取締りが緩い国はやりたい放題状態となっています。

センターBを確保するのは、今までもそうですが、これからもトレンドとして強くなる一方でしょうね。

地味産業からでも時代の主役になる可能性がある

GAFAのようなIT系専門業者でなくても、出る幕がない訳ではありません。

5G時代には、より身近に高速回線インフラが使用できる状況になるワケですので、地味な企業でもセンターB事業者になれるかもしれません。

5Gなんて全く関係ないよ!と反応するのではなく、一度本著をサラッと見ておくだけでも、次代のビジネスチャンスをひらめくヒントになるかもしれませんよ。

5Gのキホンのキから学べる一冊です。

 

色々とMNPしていますが、最新は楽天モバイルへのMNPです。

参考UQモバイルから楽天モバイルに移行したメリット・デメリット

 

米国大手AT&Tに投資していたりします。

参考【T:米国株銘柄分析】AT&Tは、グラハム・ベルを源流に持つメディアコングロマリット企業

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