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年に1回は、対前年貸借対照表(B/S)比較表を作成しよう

以前に個人の損益計算書(P/L)・貸借対照表(B/S)を作成しよう!という記事を書きましたが、ある程度慣れてくると月1回の作成も30分程度で作成できます。

 

個人にとっては、B/Sが大事という話もしましたが、毎年B/Sを比較するのは絶対やっておいた方がいい行為です。

何と比較するかというと、対前年でのB/S比較です。

 

これをやると何がいいのか?作成の仕方などを説明します。

※簿記3級を学習した方が、理解は進みます。

対前年貸借対照表(B/S)比較表作成方法

毎月or3ヶ月毎くらいでB/S作成していれば、過去の分の推移も把握できます。

オススメは、グーグルスプレッドシートで前回分をコピペして、使用する方法です。こうすると、過去分もデータが溜まってきます。

貸借対照表自体の作成方法は、いったってカンタンです。

 

最初だけ自分の資産の棚卸しをする必要がありますが、それさえ終われば次回以降は、同じ行為の繰り返しで作成できます。

簿記3級レベルのスキルは必要ですが、投資をするなら、簿記は少しかじったほうがいいでしょう。

 

『簿記は世紀の発明』と言われた時代もありましたので、習っておいて損はないです。

TACの教科書1冊やれば、ある程度理解できます。

 

比較表に関しては、直近のB/Sと1年前のB/Sをシート結合して、差額を出せば終わりです。

対前年貸借対照表(B/S)比較表のメリット

最大の前年貸借対照表(B/S)比較表のメリットは、『各資産の+-が分かる』ということです。

 

貸借対照表(B/S)は、簿記の原則にのっとっていれば、貸方と借方が一致します。

どこかの項目が増えると、どこかの項目が減るわけです。

そして、貸借が必ず一致します。ホントは、P/Lも追う必要があるのですが、個人の場合給与収入が大半なので、そこまで目くじらたてて追う必要はない。

 

過去のB/Sと比較すると、どこが増えて・どこが減ったかが丸分かりになります。

何となく増えたかなぁ?減ったかな?という状況を可視化できるわけです。

 

マネーフォワード等の資産管理ソフトでも、ある程度の管理ができます。

ただ、どちらかというとフロー(お金の流出入)に重点を置いているソフトなので、ストック(資産)側を見るなら貸借対照表を簡易的にも作成しておいた方がいいです。

資産管理上位10%に入れる

ここまでやる人というのは、上位10%に入れます。

やるのはカンタンなのですが、やりだすのがめちゃくちゃ手間です。

 

簿記の知識(3級でOK)も必要です。

貸借対照表(B/S)まで作成して、資産管理している人は、10人中1人もいないでしょう。

それだけニッチな世界です。しかしながら、効果は絶大です。

『自分を知る』という言葉がありますが、『資産』を知らないで投資を行うのは片手オチです。

 

複式簿記は、600年以上の歴史がありますが、いまだ色あせていません。

それだけ重要な項目ということなので、3ヶ月に1回くらいは作成しましょう!

個人のB/S作成するくらいなら、ある程度勉強すれば作成できます。

 

具体的なやり方は、以下に記載しています。

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