年初来高値
2018/10/2日経平均株価終値24,448円
2018/10/5ダウ平均株価終値26,951ドル
12/26時点終値
2018/12/26日経平均株価終値19,327円
2018/12/25ダウ平均株価終値21,792ドル
直近高値から日経平均21%、ダウ平均20%と2ヶ月近くで株価調整が進んでいます。
暴落の内に入るか入らないか微妙な所ですが、市場参加者特に買い持ちのみなさんは嫌な汗をかかれているのではないでしょうか?
かく言う私もある程度の調整は必要不可欠と感じていましたが、実際に下がった株価を見ているとテンション下がります。
何度経験しても嫌な感じしかしませんが、これは慣れざるを得ない感覚と判断しています。
こういうことは1年365日市場に滞在していれば、絶対に遭遇することであり、体験しておくべきことです。
で、、、体験すると分かりますが、色々とあるある暴落ネタがわきます。将来予想?も含めて、ご紹介します。
あるある疑問ネタ
暴落前に手仕舞っとけば良かったんじゃない?
ある程度調整する傾向(FRB利上げ・米中貿易戦争・長年好景気後の後退懸念)があったんだから、手仕舞っておいて、暴落してから再度入ればいいんじゃないの?という疑問がわきます。
自然な疑問ですが、これは無理です。
ある程度絞って参加するのはできますが、8割くらい売って現金化して待機する。言うは易く行うは難しというのは、こういうことを言います。
市場タイミングをよんで参加しようと考えていたとしても、結局反転して投資タイミングを逸したという話は数多くあります。
下がったら下がったで、「まだ下がるのでもっと下の値段で」という欲と「保有したらいきなり下がった」という恐怖と戦うことになります。
人間は感情の生き物なので、どうしても感情に左右されて売買しがちになります。
逃れる方法として、淡々と一定金額を一定間隔で積立てしていくのが有効な方法です。
含み損銘柄を処分して他銘柄に振替or現金保有しておきたい
暴落中は、含み損銘柄だらけになります。
保有していない銘柄も大きく下げるので、隣の芝生が青く見える効果で乗り換えを検討したり、損失を確定して現金保有するという方も多く出ます。
私も最近含み益銘柄を微益で利益確定して、他銘柄に振替ましたが、経験的にあまり良い効果が出ません。
保有する前提条件が崩れたのなら、問答無用で売却ですが、そうでなければ耐えていた方が良い結果が出ることが多いです。
最近、前提条件(継続的成長)が崩れてライザップグループを売却しましたが、相場が崩れたから売るというのは、逆転した際に後悔します。
ましてや現金保有となると、値上がりすることは皆無なので、ショックの度合いは大きくなります。
と言っても人間なので、売却したい!って時はあるんですけどね。
後悔してしまう
マイナス銘柄だらけになった際に、しやすいのが後悔
「何であの時投資したんだろう」とか「今投資しといたらもっと割安高利回りだったのに」
まぁ、あるあるネタですね。一瞬ならいいですが、ずっと後悔が続くようなら困りモノ。
実生活の方に侵食しだしたら、重症ですね。
そうならないためにも、余裕資金でやったり、余力を十二分に残して、下げた時の投資機会を作ってやる必要があります。
後悔するなら、反省しましょう!
信用取引で損を挽回!
信用売買で高レバレッジをかけて、借金を背負ったとかよく聞く話です。
こういう方は余裕が無くなっていて、今が底値と思って突っ込んでいのですが、今が底値かは誰にも分かりません。
最近の下げ幅は結構急でしたが、ダウ平均20,000ドル割る可能性だってあります。底がイベント等で抜けて、2番底を探す展開になるかもしれません。
暴落時の大きなマイナスイベントほど、市場は動揺します。今までが順調すぎたので、注意が必要です。
長期的には、直近安値は得
10年超の投資期間がある方にとっては、直近の暴落は歓迎すべき所です。
含み損は気分が悪いですが、自身が適正な株価で購入している株が割安になって、追加購入できます。
自身の適正値が、市場の適正値と大きく違っていれば問題ですが、ある程度似通った評価であれば、下値で買い増しできる時期に買い増しすべきです。
株価が戻った際に、含み益が大きくふくらみます。
「株は安く買って、高く売る」ものです。安く買える機会は、最大限活用しましょう。
参考暴落相場は買い場!『テンプルトン卿の流儀』から3つのポイント
将来予想:来年末辺りまでは、持つんじゃないかと考えています。(根拠あるようなないような)
ツイッターでも書きましたが、市場参加者が少ないタイミングでファンドが売り仕掛けしているような感じがします。(12月後半からの下げがキツイため)
例年、クリスマス休暇から市場参加者が減ってきて、そこで大きな売り玉をぶつけると、買い支えする参加者が少ないので下落。高値警戒感もあって、売りが売りを呼ぶ展開になっているんじゃないかと考えています。
来月末くらいまでは、荒い値動きが続きそうですが、そこからまた復活するかもしれません。
ずっと暴落かもしれません。どっちに振れてもいいように、心構えだけはしておくべいきでしょう。
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