40~60代のおっさんがタイムスリップして、23歳の社会人1年目に戻りました。
投資関係でどうするかなぁと考えていた所、タイトル通り一か八か博打という名の投機をしてもいいんじゃないかなと結論づけました。
結論ありきの空想議論ですが、自分の子どもたちが社会人1年目になった時にどうするか考える題材として記事にしておきます。
資本主義は基本的に大きな資本家に有利
今の世の中は、民主主義という名の民主資本主義社会です。
資本主義ということは、大きい資本を保有している人が相対的に有利になります。こればっかはどうしようもくて、嫌なら民主主義を覆せばいいのですが、民主主義に勝る政策がありません。
昔は、社会主義という錦の御旗があったのですが、ソ連・中国・北朝鮮・キューバ等の国々を見ていて、民主主義よりも優勢な政策とはお世辞にも言えません。
民主主義と社会主義以外にも、貴族制、寡頭制、独裁制、専制、全体主義などなど長い人類の歴史の中で色々な政体がありました。
現在でも専制君主・独裁国家といった国々もありますが、こういう国の場合、頭(トップ)が腐ると全てダメになります。そして、こういう政体は頭が腐りやすいというオマケ付きです。
逆に言うと、頭がバランス感覚があり、時代を読める目をもっている場合、最適解の政体になります。〈古代ローマ帝国の初期の五賢帝時代〉
まぁでもこの中で万民に一番マシな政体が、民主主義という名の民主政という政体になります。※万民と言っても、全員という訳でないです。
「民主主義は最悪の政治といえる。これまで試みられてきた、民主主義以外の全ての政治体制を除けばだが」とはイギリスの元首相ウィンストン・チャーチルの言葉がありますが、まさしくこれです。
民主主義と資本主義はある意味別物ですが、現在は民主主義の皮を被った資本主義というような状況なので、どうしても資本主義への対応に迫られます。
迫られた場合、いいか悪いかは別問題として、大きなな資本を保有している方が有利になります。
大きな資本を目指すか小さな資本で満足するか
ここで分岐路として、際限なく大きな資本を目指すor分相応の資本を目指すかに分かれます。今の世の中ごくごく小資本でも生きていけるので、工夫次第では生きやすいかもしれません。
それでもいいのですが、人間には『欲』があって、その『欲』とどう折り合いをつけるかが問題になります。私の場合、そこまでできてない人間なので、『欲』に振り回されっぱなしです。
どこかで折り合いをつける必要性はありますが、若い頃は特にそういうことを考えても周りに引っ張られるので、無理です。
我が子ができている人間なら釈迦に説法ですが、まぁそこまでできてる人間に育ってないと仮定して、続きを話します。
若い=小資本=時間がある=チャレンジしていい
一般的な若い方の場合、資本は少ないですが時間は多めに残っています。
基本的には、コツコツ貯めてある程度まとまった金額で投資した方がいいですが、どうしても時間がかかります。
手っ取り早くお金持ちになりたい!という方もチラホラ見かけます。(昔の私もそうでした)
その場合、長期間分散投資というのは非常に分が悪く見えます。それでも今だとそっちのがいいような気がしますが・・・
若者のチャレンジを否定する気はないので、ある程度生活がまかなえるお金を確保して、一点~三点集中投資というのはありじゃないかなとは考えます。
その場合も、身の丈に合ったチャレンジにしましょう!
信用取引を活用して、資本を2倍~3倍とレバレッジ(テコ)を使ってはいけません。
当たればでかいですが、外れるとそのまま借金生活となります。数知れずこういう方はいるので、絶対にやめときましょう。
うまくいくと想定した場合
こういう場合、うまく行かなかった場合を想定して進めた方が逆にうまくいく確率が高いのですが、うまくいった場合を考えてみましょう。
手元資金が100万円あって毎年追加投資年50万円できるとしましょう。
5年で1,000万円まで増やしていくとすると、元本が5年間で350万円。
ギャップの650万円を埋めることになります。
単年換算で50%以上の利回りが必要となります。沈む年も必ず出てくるので、100%くらいは勝てる年を複数回経験しなければなりません。
年100%ということは、倍々ゲームをする必要があります。最低限買値よりも2.25倍(税金引かれて約2倍)になる銘柄を選定する必要があります。
『無理ゲー』に近い数字なのですが、経験が浅いあなたに単発でダブルバガー(2倍以上)当てる目利きがあれば、挑戦してもいいかもしれません。
ただし、2倍以上銘柄を当てるだけでは不可能です。
回転売買すればするほど、手数料負けしますので、最低限5倍~テンバガー(10倍株)を狙う必要があります。
実際やった人間を私は一人しか知りません。その方も十分な投資経験を積んでいらっしゃった方です。ネットで毎月掲載していたので、事実です。余裕資金での達成です。
結論的には無理。けど、挑戦してみてもいいんじゃない?
まぁ、まず社会人1年目~3年目くらいの投資歴が浅い方で、5年で10倍とかの夢の勝負をした場合、無残に敗れる確率が高いです。
実際やった訳ではないですが、若い内の100万ならやってもいいんじゃない?とは思います。身銭をきる経験値としても、いい経験になるんじゃないでしょうか。
普通の新社会人とかだと、マイナスになったら「ダメだー」で即損切しそうですが、それも経験ですよ。
10年以上前ですが、最初に投資した時ドキドキしたもんです。
今が投資するに最適な時期かと問われると「微妙!」としかよう言いませんが・・・
やる場合でも、くれぐれも信用取引ではやらないようにしましょう!
ある程度のコアの部分を作ってから、一勝負した方がいいです。
コアの部分なら、イデコ・つみたてNISAが有利です。
参考つみたてNISA・ジュニアNISA・IDECO活用による将来ポートフォリオ
コツコツなら、最適解の1つを教えます。
フルインベストメントor一定割合現金かの選択を考えてみました。
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