お金は寂しがり屋です。
何をいきなり言っているんだ!?とツッコまれそうですが、事実です。
お金は、多い所に集まっていく習性があります。なので、極力お金を分散させないようにしましょう。
最近では、キャッシュレスも普及しているので、財布に大金を詰め込まないでも良い時代になりました。
「○○payで!」と言えば、タッチして終了です。
お財布に大金を入れなくてすむということは、金銭の管理が非常にしやすくなったということ。
財布に入れていた、お札や硬貨がいつのまにか無くなっていたということないですか?
お金が、逃げにくい状況を作りやすくなりました。
最近では、投資本や投資プチブームですが、大前提としてお金のアリカは明確にしておきましょう。
状況把握せずに戦場に飛び込むのはNG
お金のアリカを確認するということは、現在状況(状態)を確認すると同じ意味です。
『どういった装備があるか・武器、弾薬は十分か・食料はどれくらい確保できているか』戦場に行く前に、兵士が最低限確認するじゃないですか?
だって、戦場でタマや食料がなくなったら、一大事。自分の死に直結します。
誰だって準備をするでしょう。
ところが、投資の世界となると、準備不足でつっこんでいく方が、後をたちません。
海千山千の機関投資家や凄腕投資家達がいる戦場に、竹槍1本で行くようなものです。
一発アウトですね。
余裕資金かどうかという問題がたびたび出てくるんですが、これも十分に確認せずにホントは必要資金でしたという方達が、多く参入しています。
最低限、自分のお金のアリカくらいは、確認しましょう。
お金のアリカの確認方法
色々な確認方法がありますが、一番カンタンなのは1つずつ口座残高を確認する方法です。
社会人1年生とかであれば、多くても3口座くらいですが、年数がたつにつれて、増えていく傾向にあります。
クレジットカードのような支払い手段に関しても、債務も含めもれなく調べます。
マネーフォーワードとかのオンラインアプリに、全て登録するというのも管理がしやすくなり、便利です。
ある程度、全体像がつかめたらOKです。そこまでできれば、自分がどれくらいの資産を保有しているか、一目で分かるようになるでしょう。
もう少し背のにするなら、貸借対照表(BS)を作ってみましょう。
毎月数字をいじっていれば、ある程度のお金の流れもつかめてきます。
できたら簿記3級くらいは取得すると、見えるものが違ってきます。
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彼を知り、己を知れば、百戦して危うからず
孫氏の有名な一節ですが、この後には続きがあります。
「彼を知り己を知れば百戦殆からず。
彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。
彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し」
当然と言えば当然なのですが、自分の状態を把握していない人間が、他者に勝とうとするのには無理が生じます。
他者を知る前に、まず自分を(把握)知らなければなりません。
1月に1回でもいいので、自分を見つめる時間を作りましょう。
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