投資というか人生全般なんですが、努力論とかって流行っているじゃないですか?『結果より過程』『結果は後からついてくる』etc...
ビジネス書(主に自己啓発系)に多いですよね?言いたいことは分かるし、努力をしようっていう気にはなるんですよ。
ただ、どうしようもないことってあるんですよね。
このどうしようもないっていうのは、一般的なことでなくて、突き詰めた結果なんで、そこまでいってないと指摘されるとどうしようもないですが。どこかで『運』がからんでくるんですよ。
運に逃げるのは嫌なんですが、やはり一定の割合であると思っています。
そんな『運』のお話です。
そもそも生まれてくるのが運ゲー
2020年の全世界人口ってご存知ですか。78億人ですよ。ビックリしますよね。
日本の2020年総人口が減ったとは言え、1.2億人
割合的に1.5%
- 中国14億
- アフリカ12億
- ロシア1.4億
- その他10億
この辺で生まれてきたら大変だろうなという国をあげてみました。37億くらいになるので、大体半分くらいでしょうか。【上記国が全部ダメって訳ではありません】
まぁ実際こういった国々でも、生まれたら生まれたで快適に過ごせるのかもしれませんが、民主主義的考えでは厳しいですね。大体二分の一の確率で、プラス家庭環境に左右されます。
イチローや孫正義であったとしても、子どもの時から成功しているワケではないです。
生まれてきた環境で、大きく左右されます。「朱に染まれば赤くなる」ではないですが、一定量周りに影響されます。いいか悪いかは別として、そこは『運』です。
ここまで考えて、かなり難しい運ゲーだよなというのが実際の感想です。
世界には、識字ができない方々が多くいますし、文字を書くという行為も中々難しいハードルがあります。最近では、ネット環境が整いつつあるので、カバー率は少し上がっていますが、まだまだです。
上手く生まれてきてもまた『運』ゲー
「昔より生きづらくなった」
上記のようなフレーズを高齢者からよく聞きます。ネット社会で便利になった反面、取り残されている人たちもいます。上手に使用しているようで、使わされている人たちもいます。
この100年で過去2000年分以上の進化をしているのですから、無理もありません。一部の人たちに富が集まりつつあり、大多数は取り残されていると感じています。
だから、平等の社会をと叫んだ所で、難しい世の中です。
こんな世の中で生きていく子どもたちを思うと、少なからず同情はします。しかしながら、昔から最近見られるネット中心の進化といったものは、多かれ少なかれありました。
- 言語の獲得
- 狩猟から栽培
- 手工業から工業化
- 活版印刷
- 金本位制からの脱却
上手く対応できれば飛躍し、対応できなければ取り残される。前もって準備している人間ばかりではないので、一定数は『運』に左右されます。
的確な人・物・情報にあたれるか
上記にアクセスするのに、必要最低限の知識が必要になります。状況によってその知識の質・量も変化します。その知識を積めているか?ググればいいという方もいますが、適切にググれるか。
他国のどこに何があるかを知っておく必要があるかもしれません。そんなの言い出したら、全部が全部把握出来ないじゃん!という方、そうなんですよ!
だから、突き詰めれば『運』と言っているんです。
『運』まかせにするな
ここからは突き詰めれば『運』だが、『運』まかせにするという話
何もやっていないのに「運が悪い。あの人は運がいい」という人がいますが、それは無しにしましょう。隣の芝生は青いではないですが、自身のやれる範囲でやれる事をやりましょう。人一倍努力しろ!とは言いません。
やれる範囲でやれる事を考えて、やってみましょう。
最後の最後『運』に見限られたら仕方ないって話であって、最初から投げてるとダメですよ。自分で判断できる年代になったらの話ですが。
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