毎日腹筋を30回やって腹を割ろう!
月水金ジョギングをしにジムに行こう!
本を毎日20ページ読む!
新年ネタみたいな目標を立てたはいいけど、3日坊主で終わってしまうことってないですか?
上記の目標は、みんながたてそうな目標ですが、まぁ続きませんよね?
当然と言えば当然ですが、まるっきり0の状態から上記のような目標を計画すると、計画倒れになる確率は高くなります。
意欲がある内は続いたとしても、人間は熱しやすく冷めやすい生き物。
意欲が減ってきた途端、「今日はもういいか・・・明日やろ」となって明日が明後日になり、明々後日となり、いつの間にかやらなくなります。
後日習慣化したい事が達成できなくて、落胆する→またやろう!→ダメ→落胆→またやろう!or無理となって終了する方が多いのではないでしょうか。
習慣というのは、良くも悪くも当人にとって体に染み付いているので、それをいきなり変えろと言われても困難がつきまといます。
それでも、良い習慣は取り入れていきたい。
そんな方は、習慣にしたい行為を細分化しましょう。
人間は惰性の生き物
人間はすぐ楽な方に流される惰性の生き物です。
自分の身に置き換えれば分かると思いますが、『できたら楽したい。しんどいことは嫌』と思われる方が大半ではないでしょうか。
この面で身につけたい新しい習慣を身につけるのは、大変な労力がかかります。
悪癖を身につけたいという方は少数と思われますので、良い習慣を前提に話をします。
良い習慣を身につけようとすると、自信の内面から反発を受けます。
今までやってきたことの無い習慣=抵抗感があり、できたらやりたくない。意志はやりたいが、内面はやりたくないという矛盾が生じます。
この矛盾を克服できる心の強い方は、そもそも読んでいないと思いますので先に進めます。
人間は惰性の生き物だとすると、どうやったら新しい習慣を覚えさせられるんでしょうか?
ゲームは習慣化の見本
話は変わりますが、ゲームはしたことがありますか?
どんなゲームでもいいのですが、例としてドラクエやファイナルファンタジーといったRPG(ロールプレイング)を出します。
最新のやつは分からないのですが、昔のRPGというのは非常に細やかに続けさせる工夫を施していました。
- レベルが上がった→褒める
- 節目のボスを倒した→褒める
- 新しい武器を手に入れた→試したい
といった具合に、これでもかというくらい中毒=習慣化させる試みを設けていました。
昨今のスマホゲームになると、これに「他者より強くなりたい!」という強力なモチベーションを付け加えて、輪をかけて中毒性を上げているのであまり触らない方がいいです。
参考課金スマホゲームアプリにまたハマってしまいました
脱線しましたが、ゲームは習慣化の見本のようなものです。
『小さい達成ステップを複数設けて、褒め続ける』習慣化の秘訣はここにあります。
目標をこれ以上ないくらい細分化して実行する
冒頭でも書きましたが、習慣にしたい行為を細分化するべきです。
それもこれ以上なく細分化します。
- 腹筋をするなら腹筋1回
- ダイエットするならご飯茶碗少なめ
- 本を読むなら1ページ
目標値に対して、始めの1歩レベルくらいにしましょう。
そして、毎日それを実行して達成感を得ましょう。
私の場合、会社四季報を1銘柄だけ見るを目標にしました。
毎日必ず会社四季報を開いて、1銘柄だけ見てどういうような会社かを見るわけです。
見るだけではホントはダメで、ある程度頭に入れる必要があったり、1日1銘柄だと次の会社四季報発売日までに全社見られないとかあるのですが、とにかく1社だけ見ます。
気が乗らなかったらそれで終了で、1日目標達成です。
え!これでいいの?と思うレベルですが、やってみて下さい。
やりだしたら分かるのですが、1社だけで終わることマレで10社程度見続けています。
要は、始めの一歩のハードルを極限まで下げるのが肝心です。
抵抗感を下げて習慣化していきます。
注意点:習慣化したい事項は3つまで
ハードルを極限まで下げて、習慣化したい行為は3つまでが有効です。
私の体感なので、10個程度回せる方もいるかもしれませんが、確実にこなせる数だけ習慣化しましょう。
回しきれない数を習慣にしても、未達成感だけが残り負のループに逆戻りになります。
習慣化にかかる日数は人それぞれ
習慣化できる日数は◯日と検索すれば出てきますが、あてになりません。
◯日達成すれば習慣化できるなら、みんな◯日続けています。
習慣化する行為・分量等が、人によって千差万別なのにかかる日数はと聞くのが間違っています。
「習慣を習慣と思わないくらいまで来た時」とするのが正しい考え方です。
まとめ
千里の道も一歩からというコトワザがありますが、最初の一歩は馬鹿らしいくらい簡単な一歩にしましょう。
この辺のことを科学的に説明している1冊です。
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