最近、インプットばかりで、アウトプットが出来ていません。
アウトプットの習慣化作りに、読書録をアップしていきます。
読んだ本は、こちら
任天堂の中興の祖 岩田聡(いわたさとる)さんの言動を、ほぼ日刊イトイ新聞(主宰:糸井 重里さん)でまとめた本です。
今の任天堂があるのも、この方の思想・言動が幹となっていますね。
創業者の山内溥さんも傑物ですが、岩田さんもスゴイ方です。
早逝されましたが、もう少しご活躍を見てみたかった。
それでは紹介していきます。
【引用その1】判断とは?
「判断とは、情報を集めて分析して、優先度をつけることだ」
現代社会は、情報自体はあふれかえっています。
その情報を分析して、優先度をつけて、まとめる能力というのは、一長一短で身につくものではありません。優先度のつけ方というのは、個人の必須能力となりつつあります。
【引用その2】不満の対処法
不満を持っている相手は、不満がたまっていればたまっているほど、まずその不満をこちらが聞かないと、こちらの言うことは耳に入らない
不毛な言い争いをする時には、相手の言い分を聞いていない時が多いです。
聞いているようで、聞いていないというのが多々あります。
一歩引いて、俯瞰する耳を鍛えていかないと駄目ですね。
【引用その3】経営とは?
自分たちはなにが得意なんだっけ、ということを自覚したうえで、「なには、なにより優先なのか」をはっきりさせること。順番をつけること。それが経営
経営もそうですが、仕事でもそうです。
岩田さんは、『優先度』いうものにこだわっていたんだなと、本を読んで感じました。
【引用その4】仮説を立てて検証する
仮説を立てては検証するということをくり返してきました。そのおかげで、人がまだ変化を感じていないうちに気づくということに関しては、わたしはあの当時よりもいまのほうがずっとできている
○○思考といった言葉が流行っていますが、仮説思考は昔からあります。
やるとやらないで差がつく思考法です。
最近読んだ本で、電車の吊り広告のワードから、仮説思考を練習するといったものがありました。
【引用その5】アイデアの組み合わせ
これとこれを組み合わせるとこういうことが起こるぞ、っていうのを見つけたときは、それがふつうの人が気づいてない切り口であればあるほど、価値が出てくる。
仮説思考と関連してきますが、アイデアの組み合わせというのも昔からある方法です。
既存のアイデアを組み合わせて、仮説をたてて検証の練習をしていきます。
まとめ(実行ポイント)
- 情報に優先度をつけて、まとめる
- ケンカする前に相手の言い分を聞く
- 既存アイデアを組み合わせて、仮説をたてて検証する
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