最近、インプットばかりで、アウトプットが出来ていません。
アウトプットの習慣化作りに、読書録をアップしていきます。
読んだ本は、こちら
最近、TV番組で『日本のここが凄い!』系の番組が多くなっていますが、インタビュー対象が偏っているように感じます。正味の外国から見た日本の実態を報道するというTV番組を見ません。
本書を読むと、日本の治安の良さや失われた20年を再認識させられます。
海外ニュースソースを、どこから取得すればいいか等も丁寧に説明されています。
その他にも色々な気づきを得られる一冊になっています。
それでは紹介していきます。
気づきを頂いた箇所
生活に困れば日本には生活保護もあります。市役所の人は賄賂を要求するわけではないし、条件を満たしていればきちんと生活保護費が出ます。
相談にいけば、役所の人はきちんと話を聞いてくれます。
他の国は対面での相談にたどり着くまでが大変で、そもそも生活保護や福祉がまったく充実していない国もあります
賄賂を出さないと窓口で相手もされないというのは、日本では想像できません。
しかし、共産圏や独裁政権であれば当たり前なのでしょう。こういった行為は、ルールの徹底と遵守ができない国であれば、人間は欲望の生き物なので横行することになります。
それが悪かと言われると、悪なのでしょうが、国家によって倫理観も違います。
日本から見ると、絶対だめ!となりますが、賄賂前提で動いている国や人もいるというのは、認識しておく必要があります。
ロシアやウクライナでは、国家をあげた汚職が当たり前になっており、国民も半ばあきらめ気味です。
ウクライナの元大統領であるヴィクトル・ヤヌコーヴィチ氏は、政府から七五億ドル(一ドル一二〇円として約九〇〇〇億円)を横領したとされています。あまりの規模の大きさに、ゴーン氏など小物にしか見えません。
最近話題のロシア・ウクライナですが、以前は親ロシア派の大統領も統治していました。
2014年頃ですが、親ロシア派のヴィクトル・ヤヌコーヴィチ氏が、1兆円規模の国家資金を横領していたという事実です。
カルロス・ゴーン氏と比較していましたが、ゴーン氏が小物に見える金額です。
個人で1兆円というのは、欲にとりつかれているのでしょうが、誰も何も言えない体制=汚職が現実的にあったという事実が分かります。
富裕層はアートの価値を見出して作品を買い漁っているのではなく、あくまで投資として金塊や不動産のように扱っている。
重要になるのは取引のしやすさや価格が上がるかどうかということなので、どうしても特定のアーティストに売買が集中するのです。
最近、アート関連の書籍も読んでいますが、富裕層がアートを持つメリットというのがお金と切り離されて語られることが多いですが、本著はメインは『お金』であると論破しています。
まあ身も蓋もないんですが、持ち運びがしやすく・換金性・秘匿性が高いので、当たり前と言えば当たり前。
現在一〇ヵ国がお金さえ払えば国籍を付与する仕組みが構築されています。
現在も取得できるかは不明ですが、マルタ・キプロス・オーストリアなどが記載されていました。現状、日本国籍で不自由していませんが、将来的にどうなるかは分かりません。
柔軟対応を選択できるように、二重国籍等の勉強もしていきたいです。
効率化を追求するあまり無駄を根こそぎ排除する方法は、むしろ新しい発想や考え方が生まれるチャンスを阻む有害なものといえます。
日常業務に関して効率化が重要ですが、ムダもある程度は許容していく必要がある。
最近この「ムダ」について考えることが多くなっているのですが、今一度立ち止まって考える必要があると考えています。
まとめ(実行ポイント)
- ムダについて考える
- 二重国籍について勉強する
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