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日経平均20年来の株価高値について

日経平均株価が、2017/10/12現在20,954円と20年ぶりの高値(20,943円1996年12月)に接近しています。

このまま上昇していくと、年内23,000円・来年25,000円説もチラホラ聞こえてくるようになりだしました。

非常に景気の良い話なのですが、私は全く気乗りできておりません。

実際問題もう途中下車段階まで投資資産規模を縮小して、ヘッジ(保険)までかけだしているので、25,000円までいかれると逆に困ると言えば困るくらいです。

ただし、最悪30,000円まではいく可能性はあり得ます。そこまで買う人間がいればですが、未来は誰にも分かりません。

というわけで、日経平均20年来の株価高値に近づいている現在の心境と、対応を書いていきます。

現在はバブル(と判断しています)

何のバブルだ?問われそうですが、バブルだと判断しています。

インフレでもないですし、住宅価格の急激な上昇もありません。株価バリエーションでも、PER20倍前後とそこまでの過熱感はありません。

じゃあ何故?と再度問われて、やはり債券価格が異常値をきたしているのが気になって仕方ありません。

代表的な日本国債指標10年物国債年利回り価格です。

マイナス金利に一時突っ込んで、その後0%付近で漂っていますが、日銀による金融緩和施策(いわゆる黒田バズーカ)の影響です。

どこの中央銀行(米国・ヨーロッパ)も同じようにジャブジャブと金融緩和を行っていましたので、同じように金利は低下傾向にありました。

日本のチャートを見てもらうと分かりますが、マイナスなんていうのは普通あり得ないので、0%付近というのは大底に等しい状態です。

トコトン騰がったものは落ちるし、トコトン落ちたものは騰がるというのは、自然の摂理。

最近になって、米国が早々に利上げを実施するというニュースも飛び込んできました。穏やかな利上げですが、金融緩和の出口を模索しだしたとみるべきでしょう。

ジャブジャブと株や債券を購入して、お金を無尽蔵に供給してきた中央銀行がお財布を締めた時に代わりがいるかどうかですが、世界を見渡してもいるように思えません。

誰かが最後のババを掴んで、後は落下するようなイメージしか想像がつかないです。

今後の対応

まず、PERという代表的指数も、好業績銘柄は20倍を超えてきている銘柄が多数になりつつあります。

本指数は平均で15くらいが平均ですが、平均7くらいの時から参加している身からすると高すぎて入っていけない感覚に陥ります。

これが普通だと言われるともうどうしようもないのですが、踏ん切りつけて元金は全て引き揚げてしまいました。残りは、値上がり分で残している銘柄ばかりになっています。

大繁盛のダンスホールで、照明が消える前に退場する気分です。

照明が消えてから逃げ出したら、最悪なのは理解してますが、後ろ髪引かれすぎます。

結構つらくて、指くわえて見ているような状態なので、早く次の照明が消える瞬間(暴落)が来ないかと期待しています。

優待クロス取引を開始したのは、余剰資金の活用を考えての1手段としてです。

参考株主優待クロスとは?

そういう時に限ってダラダラと上昇していって、日経平均3万円!とかなって泣くことになりそうですが・・・

冒頭でも書きましたが、利益確定した資金で景気変動に逆相関するであろう銘柄を仕込んでいます。絶賛含み損な銘柄が多いのですが、報われると信じて放り込んでいます。

トコトン落ちた後は、高配当銘柄を購入していく予定です。

ダウ平均も日経平均も高すぎて手が出ません。これらの指標が高いということは、個別銘柄も高くなっているということなので、お得な銘柄を適正な価格で買えるまで我慢します。

参考来るべき市場暴落に備えての投資について

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お金らいふ

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