クロス取引をする際の一般信用取引の優待クロス手数料どうやって計算したらいいの?
株主優待を制度信用でクロス取引をする場合は、多くて3日程度なので手計算で十分ですが、一般信用でクロス取引を行う場合は長いと1ヶ月以上クロスしている時もあります。
その場合、手計算でやってもいいのですが、計算間違を起こしてしまいがちです。
株主優待を安全にタダ取りする場合、一般信用の活用が必須となりますが、肝心の手数料を時間をかけて計算するのは面倒くさいですよね?
というわけで、一般信用の手数料計算を簡単に計算できる方法をお教えします。
株主優待クロス手数料
株主優待を取得するためのクロス取引(つなぎ売り)に係る費用は、おおまかに言うと以下の通りです。
クロス取引手数料=①現物買い手数料or制度信用買い現引き手数料+②信用売り手数料+③貸株料+④逆日歩
④に関しては、一般信用を使用するとかからないので、①②③が手数料となります。
配当落調整金とかもあるにはあるのですが、クロス取引の場合配当と相殺されてほぼ0になるので気にしなくてもOKです。
一般的なクロスの例ですが、優待人気銘柄オリエンタルランド(東京ディズニーランドの親会社)を引き合いにだし、カブドットコム証券とSBI証券を比較してみます。
仮定の話ですが、オリエンタルランド100株8,500円をSBI証券(短期5日)信用で取得できたとしたら以下のような手数料となります。
SBI証券一般信用手数料(短期5日)
現物買い手数料525円+信用売り手数料388円+貸株料635円=1,548円
カブドットコム証券一般信用手数料(長期5日)
現物買い手数料923円+信用売り手数料820円+貸株料244円=1,987円
SBI証券とカブドットコム証券で手数料体系が違うのですが、金額が高くなればなるほどSBI証券がお得になります。ただし、SBI証券の場合短期5日しか一般信用が無いので、長期間のクロスはできません。
リンクSBI証券公式
一般信用クロス取引を簡単に調べる方法
一般信用手数料を簡単に調べる方法として、2点あげておきます。
- あんこの株.clubさんの優待クロスコスト計算機を使用(カブコム・SBI・松井・楽天)
優待タダ取り計算機さんの計算機を使用(カブドットコム証券のみ)- 一般信用クロス取引 手数料シミュレーション
ほぼ①のあんこの株.clubさんの優待クロスコスト計算機を使用すれば事足りるのですが、カブドットコム証券しか使わないという方は、②の優待タダ取り計算機さんの計算機③一般信用クロス取引 手数料シュミレーションを使用した方が楽に計算できます。
どちらも購入金額・株数・購入日付・権利落ち日を入力すれば、自動的に手数料を出してくれるのは同じです。
前者はエクセルベース・後者はネットデータベースですので、使い易い方を使えばOKです。
こういったサイトを使用して手数料を計算し、手間なく安全に株主優待クロスしていきましょう。
参考株主優待クロス手間をかけずにやる方法
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