同じ場所・経験でも、人によって見方や経験値に差が出るのは何故なんでしょうか。
本人の才能と言ってしまえば、それまでです。
最近、才能ではなくスキルなのではと思いだしました。
厳密に言うと一定レベルまではスキルで、そこから才能ではないか。と考えるようになりました。
では、どういったスキルが必要なのでしょうか。
逆・裏・対偶
数学の基礎に「逆」「裏」「対偶」という命題に対する考え方があります。
命題とは、判断を言語で表したものです。
命題:オレンジは、果物である。
逆:果物は、オレンジである
裏:オレンジでなければ、果物でない。
対偶:果物でないなら、オレンジではない
「逆」「裏」「対偶」は、逆や斜めから見る癖をつける必要性を教えています。
一面では真かもしれなけど、違った見方をすれば偽かもしれない。
考え方次第ですが、覚えておいて損はないスキルです。
一面ではムダなことでも有益かもしれない
世間では、コストパフォーマンス・タイムパフォーマンスが叫ばれています。
要点のみ説明した動画や映画のアラスジのみ説明した動画
色々な「ムダ」を省いた動画が溢れています。
時間がない現代人にとって、こういう動画は重宝されます。
ただ、ムダと省いた部分に学びのエッセンスがある場合もあります。
ムダを省いた結果、記憶に残らないという本末転倒になる可能性も高いです。要約動画・記事を見る時は、極力削除された部分を見る習慣を癖づけましょう。
木を見て森を見ずになってないか
花も間近で見ると花と認識できない。
花を顕微鏡で拡大して見ると、花と認識するのは難しいです。
木を見て森を見ずというコトワザがあります。
自分が、常に森を見れているとは限りません。
大半の人間(私を含め)は、木を見がちです。
森を把握すれば、カンタンに解決する問題でも、木を見てしまい解決できない。
こういう時は、肩のちからを抜いて、ボーっと森を見る練習をしてもいいかもしれません。
いかに客観視できるかどうか
色々な小技スキルを紹介してきましたが、キモはいかに自分を客観視できるかです。
・極力省かれた部分を見る習慣
・木から離れて森を見る
全て自身を客観視できていなければできません。
第3者視点で自身を見て、自身を冷静に評価する。
最低限、覚えておきたいスキルです。
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