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環境がモノを言う

自分の能力よりも環境の方が、自分への影響を多く与えます。

若い方が影響は大きくなりますが、年齢の差は問いません。

昔から『朱に交われば赤くなる』という慣用句がありますが、環境に大きく左右されます。

「いやいやどん底の環境から這い上がってきた人もいるよ」という声が聞こえてきそうです。確かに、どうしようもない環境からでも、立派な人は生まれます。

しかしながら、それを差し引いても人間は能力よりも環境に左右される生き物です。

なぜなら、人間は流される生き物だからです。

 私たちは、同僚や隣人の行動を見て、自分の意思決定をする傾向がある。これは、多数派の行動に合わせておくと安心だということもあれば、無意識に多くの人と同じ行動をとる結果とも解釈できる。

大竹文雄.行動経済学の使い方(岩波新書)

「みんな同じがみんないい」という考えは、日本人は特有に強いです。

例えば、以下のような事柄があてはまります。

・学校の成績が全く振るわなかった子供が、進学校に移ると飛躍的に得点がアップした。
・みんながやっているからと、不正を組織ぐるみで長年やってきた企業
・コロナ禍のマスク同調圧力

人間は環境次第で、良くも悪くも行動・結果が変わります。

どんな場所でも環境がモノを言うので、自身の周りの環境(人・モノ・実環境)には最大限注意しましょう。

※ホントにごく一握りの人間は、環境に左右されないのですが、そういう人を人は『英雄・変人・偉人』と呼びます。

ブログ雑記
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お金らいふ

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