最近カルト宗教の話題が多いが、それとは別に根源的に神を信じるか信じないかの話
私は無宗教だ。厳密に言うと、実家は浄土真宗を信仰しており、葬儀は浄土真宗形式となる。そういった儀式的な部分ではなく、神がいるかいないかという点だ。
その点で、私はいないと思っていた。
しかしながら、最近神がいてもいいのではないかと考えはじめている。
誰かが作った神ではなく、自分の中での神だ。
多分これは、私が年齢を重ねてきたからだと思う。年を取る毎に、『寿命』というものを意識しだす。
人間誰もが死ぬ。死なない人間というのを見たことがないので、いずれ死ぬ。
いつ死ぬかは、誰にもわからない。半年寿命宣告されいていたとしても、数年生きたというケースもある。それは極端だが、最後を意識すると死んだらどうなるのかというのが気になりだす。
死後の世界があるのかないのか。死んでみないと誰にも分からない。
若い頃は、その考えでいいのだが、年をとるとふと魔が差すよう意識に出てくる。
そういう時に、神でもなんでもいいが、すがる「何か」を心の中にもっていてもいいのではないだろうか。
神を信じなくてもいいが、自分の中の「何か」を信じてもいいのではないだろうか。
コメント