「なぜ他者貢献なんぞせなアカンのや!」
とあなたの声が聞こえてきます。
昔のワタシもそうでした。
自利利他
仏教用語で、「自らの仏道修行により得た功徳を、自分が受け取るとともに、他のためにも仏法の利益をはかる」
自利利他は、「経営理念」に採用されやすい言葉です。
色々な解説があるのですが、自分の利益と他人の利益両方満たせて商売が成り立つ。
いわゆる「Win-Win」の考えが一般的です。
自利利他の他に「買い手よし、売り手よし、世間よし」〈近江商人の活動理念〉のような理念も同じ考えです。
昔から言われている言葉です。
自利が利他につながるなら、利他も自利につながります。
もう一度言います。他者貢献してみませんか?
おせっかいおばちゃん
大分昔ですが、おせっかい焼きのおばさんがいました。
近所だからと、
・年頃の娘さんにお見合いの世話をする
・ご近所の小さい子の面倒をみる
昭和な時代に忘れ去られてしまいましたが、こういったことを平気でやっていました。
小さい子どもながら、おせっかいやなと思っていました。
けど、今考えるとあれもコミュニティ内の他者貢献だったんだ。と、今になって気づきました。
人間はどこかに所属していかざるを得ない生き物
人間は、一人では生きれない生物です。
一人で生きているようであっても、生かされている。
水・電気・住む場所、ゴミ処理などなど
一人で生きているようで、社会に生かされています。
そして、人はどこかに所属せざるを得ません。
完全一匹狼だと言っていても、無人島に自力で住む以外、何らかの集団に所属しています。
・学校
・自治体
・会社
・会社外のその他の繋がり
小さな集団であれば、無数に存在しています。
見返りがなくとも人に貢献すると、幸せホルモンが出る
色々な集団がありますが、1つ言えるのは誰でも何らかの集団への貢献を行っていることです。
幼い子どもであってもです。
家族に所属しているのであれば、家族内の癒やしになっているかもしれません。
あるいは、誰かの生きる活力になっているかもしれません。
ここで生きるのが、他者貢献すると相手が感謝していなくても幸せホルモンが出るという事実です。
例:最近流行りのカルト宗教
最近流行りのカルト宗教
あれは理屈では理解できません。
なぜあんな高い献金がされるのか?
究極のギバーと考えると理解できます。
奉仕に関しては、有償・無償問わず幸せホルモンが出ます。
原因はホルモンだけではないですが、かなりの影響があります。
他者貢献してみませんか?
カルト宗教入って他者貢献=寄付しろと言いたいワケではありません。
与えすぎる人材は、搾取されやすいと科学的にも出ています。
金銭的な貢献は、嫌がる人も多いでしょう。
そういった方は、自分の所属しているコミュニティ(仕事・家族・その他)に少しでも無償貢献してみてはどうでしょうか?
ちょこっとしたことでいいんです。
何気ない他者貢献で、自分が幸せになれますよ。
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