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医療保険は基本損!だけど入っておいて得した事例をご紹介します

医療保険は、健康保険(高額医療)があるので不要!という論調が主流です。主流は主流なのですが、我が家では医療保険に加入しています。

「保険というのは万一のケースを考えて入っておく商品です」という保険のセールスレディの売り文句ではないですが、万一に当たると使い勝手の良い商品として機能します。

私も基本的には医療保険いらない派なのですが、入っておいて得した事例をご紹介します。

※金融商品全般に言えますが、全て自己責任で加入検討をお願いします。

医療保険は不要という主張の根拠

高額医療保険制度

高額医療保険制度は、1ヵ月にかかった治療費の自己負担額が、国が規定する上限を超えた場合、その超過分は国が肩代わりする制度です。

超過分に関しては、所得により細分化されていますが、年収370~770万の世帯で1ヶ月にかかる医療費が約9万円程度に抑えられています。

1月9万かかると言われて、これだけかと思う方とこんだけかかるの!?という方とがいると思います。この辺はマチマチですが、9万以上かからないので保険で補填する必要ないんじゃないか?という意見が主流です。

終身ベースでほぼ保険料負けする

終身で掛け捨て保険型が多い医療保険の場合、ほぼ保険料負けします。保険会社も営利企業なので、これはほぼ確実です。保険数理人(アクチュアリー)といった専門職もいるし、コンピュータで計算も行って保険料を出してきています。

35年毎月2,000円払うとすると、生涯84万円の出費です。

84万の確定出費を保険金だけで取り返す。まず無理です。 

上記2点において、医療保険は入らなくて良いという結論が導き出され不要となります。ただ、一概に不要とも言い切れない所があります。というわけで、入っておいて良かった事例をご紹介します。 

入っておいて良かった事例1:30代女性切迫早産

1例目は、30代女性で切迫早産での入院事例です。

妻の妊娠という経験をするまで私も知らなかったのですが、赤ちゃんが22週から正期産前(37週目以前)に産まれてきそうになることを切迫早産といいます。(22週前は切迫流産)

まさか妻がなるとは思っていませんでしたが、不運にもなってしまいました。

その辺の経過は、切迫早産体験記として綴っているのですが、入院した妻を見舞ってみると周りにも結構な数の入院患者さんがいてらっしゃいました。

早目に産まれてこようとする赤ちゃんを留まらせるために、24時間点滴等するのですが基本的に入院処置となります。

早い方で2週間程度・我が家では2ヶ月超入院していました。2ヶ月超となると、医療保険の基本的な保障期間60日(120日型もあり)を経過するので、60日分満額支給となります。入院日額5,000円の保険でしたが、女性疾病の場合+5,000円となり、総日額10,000円となりました。

医療費総額は、高額医療保険分のみではなく、妊婦検診費やら何やらでプラスαありました。

出産費用・ベット差額代等も込みで考えると、保険金で少しプラスになりました。出産したら普通は出費なのですが、その点では嬉しかったです。ただ、2回切迫早産を体験して思うことは、1回でも嫌。2回なんてごめんこうむるです。

体験した方でしか分かりませんが、我が子が危険な状況(早産)になっているのに、保険金なんて関係ありません。たまたま良かった事例としてあげていますが、後遺症・死産だって残る可能性のある早産に誰がなりたいでしょうか?

参考切迫早産で入院 夫側から見た22週目長期入院という実態

入っておいて良かった事例2:熱性けいれん入院

2例目は、1~4歳にあった熱性けいれん入院です。

経緯については、こちらも熱性けいれん体験として載せていますが、我が子は今まで熱性けいれん6回以上体験しています。

熱性けいれんの特徴として、遺伝が大半なのですが遺伝しました。熱が急激にあがると痙攣するのですが、最近になってなれましたが当初はもう焦りまくりです。

けいれんが長引いたりすると、即入院で治療+経過観察で1週間拘束なんてザラ。そして、幼児入院の怖いところは親同伴入院必須。これが肉体的・精神的に親に負担をもたらします。共働きだと仕事とダブルパンチです。

後、幼児入院は取れるなら個室がいいですよ。費用はかかりますが、幼児は個室の方がいいです。何故かは色々叩かれるので言いません。

個室がいいですよと言っても、入院費馬鹿になりません。その際の保険です。○○共済のキッズタイプなら掛け金1,000円未満で、日額5,000円タイプがあります。それでも個室使うと持ち出しなのですが、個室がいいですよ。やってみたら分かります。

ちなみに5歳以降は、保険は外していく方向です。入院する確立も減りますし、下の子も入れるとダブルで払う必要が出てきますしね。

参考子供の熱性けいれん症状・対処法 6回経験しました

入っておいて良かった事例3:盲腸入院

こちらも体験記から盲腸入院です。

いやぁ病院にお世話になりっぱなしな一家なのですが、何とかかんとか生き延びております。(汗

私がなったのですが、ほぼ1週間の入院です。大部屋での入院なので、高額医療費のみの支払いでしたが、手術給付金も出てほぼトントン+αといった結果でした。

参考【盲腸手術体験記】初手術!盲腸切ったらこんな感じでした。

まとめ

医療保険いるかいらないかと言われたら不要だけど、やっぱり入っているだろうなというのが結論です。

1・2例目は運良く保険料の元は取れていますが、例外中の例外事例(正規分布曲線の端の方)なので、参考にならんかもしれません。3例目はまだ元取れていませんし、多分最終的には元取れません。

『保険は安心料』ではないですが、差額ベット代の足しになったり、万一の際保険料以上に返ってくることもごくタマにあったりします。

国民皆保険と言われて久しいですが、昨今の医療費削減方針から将来高額医療費に関しても見直しがあるかもしれません。そういった場合は、医療保険はグンと保険料上がるはずです。そうなって欲しくはないですが、何十年スパンだと少子高齢化の影響であり得ない話でなく身近な話となっています。

保険で貯蓄まではしなくていいかもしれませんが、掛け捨ての医療保険なら人によっては有りかもしれません。私はありです。

保険
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コメント

  1. さとう より:

    健康保険があるので大丈夫だと思っていましたが、将来的な医療費削減の方針を鑑みると医療保険は「アリ」なのかもしれませんね!

    • たろ より:

      どうなるかわかりませんが、高齢化社会を考えると医療費はどこかで削減は必須ですからね。
      既存の加入者も上がるかもしれないので、削減される時でもいいかもしれません。

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