初心者ゴルファーを悩ますスライス
右打ちなら、打ち出して右回転しながら、OBゾーンまでいく厄介な珠です。
私もしつこいスライスに悩まされ、ティーショットから左を向いて、打っていた時期があります。
そんなスライスですが、根本原因がアドレスにあるかもしれませんよ。
初心者スライスの大半は、アウトサイドイン軌道
初心者がクラブを振る場合、9割以上はアウトサイドイン軌道で振っています。
クラブの構造上、振り上げて普通に打つと、アウト側から降りてきやすい構造になっています。
アウト側(外側)から降りてきて、イン側(内側=懐側)に抜けていくことをアウトサイドイン軌道といいますが、大半の初心者はこの軌道を通ります。
この軌道を通ると、球に強烈な右回転が起き、左に打ち出されたボールが右にいくorまっすぐ出て右にいくかどちらかが起こります。
どちらもマトモに真っ直ぐいくワケはなく、ある程度曲がり幅を計算しながら、左に打ち出さざるを得なくなります。曲がるということは、飛距離的にも短くなります。
アウトサイドインの原因はアドレスの可能性あり
ゴルフでは、アドレスが間違っていると、8割方ミスショットを打ってしまいます。8割と書いたのは、後の2割は間違ったアドレスでもナイスショットを打ててしまいます。
これがゴルフの奥深い所でもあり、間違っている部分から、抜け出せない原因の1つでもあります。
まず、アドレスをみてもらったことがない初心者の方であれば、右腕が被っている打ち方をしている方が多いです。
右腕が被ると、インサイド側に引きづらく、アウトサイドイン軌道になりやすいという問題が生じます。
アドレスはショットの再現と言われて久しいですが、右腕が被った状態でアドレスしていると、スライスをどうぞ打って下さいという格好で立っているのと同じです。
これを解消するには、アドレス時に右ヒジをお腹につけて、自分が右を向きすぎているなと感じる程度に、右を向いてアドレスをしましょう。
じゃあ右に打ち出して、右に曲がる!というスライサーの声が聞こえそうですが、逆です。右に打ち出すイメージが無いと、スライスは治りません。
これ以外にもスライスの原因は色々ありますが、間違ったアドレスをしているといつまで経っても、スライスは良くなりません。
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客観的に第3者に見てもらった方が確実
スタンス時に右腕が被っているかどうかは、後ろから見てもらうと確実に分かります。
右腕が被ると、後ろから左腕がほぼ見えなくなります。
正しくは、左腕が見えるのが正解です。
ただし、素人目で確認してもらうと、間違ったアドレス固めになりがちです。
アドレスからの基礎固めなら、カメラ付きのティーチングプロに習った方が、分かりやすく修正してもらえます。
アドレスは、ゴルフで非常に大事な要素なので、スライスに困っている方は、一度試してみてくださいね。
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