日経トレンディ・日経新聞等で掲載実績のあるFUNDINNO
FUNDINNOとは、最近流行りの株式型のクラウンドファウンディングで、1社 年間最高投資額50万円まで未上場株式を購入できるサイトです。
未上場ということもあり、リスクは非常に高くなりますが、順調に推移して上場までこぎつけたら少なくない利益・配当が手に入ると信じております。
FUNDINNOの特色・メリット・デメリットなどを交えて、今回投資した会社をご紹介します。
FUNDINNOの特色
個人間での未上場株式の譲渡は、今までは相対取引(特定の人から人への譲渡)しかありませんでした。これでは投資したい投資家と企業を引き合わせることは、事実上不可能です。
FUNDINNOは、クラウンドファウンディングという手法を用い、個人投資家と未上場企業を結ぶという今まで無かった未上場株取引を成立させました。
成立実績も上々で、多数の個人投資家を引きつけています。
メリット
上場時の株式売却益、配当
未公開株の場合、上場するかどうかが回収できるかどうかの基準となります。
上場までは、配当も出さない企業が大半(成長中なんだから当たり前ですが・・・)なので、上場して自由に売買できるようになって初めて利益の話ができるようになります。
ビジネスモデルが上場までいけるかどうか、目利きの部分が重要になってきます。8割は運でしょうが、今回投資した案件は上場してくれることを期待しています。
エンジェル税制(適用会社になるかどうかは企業判断)
投資対象企業によっては、国のエンジェル税制制度申請をしている企業もあります。
経済産業省パンフレット引用
エンジェル税制対象企業は、AorBを選択できます。今回投資した企業は、現時点でエンジェル税制未対応です。Orz
対応になった場合、順次メールで知らせてくれるみたいなので、期待しています。
デメリット
換金性が著しく悪い
未上場株式は、換金性が著しく悪いです。
リスクも非常に高い部類と認識しています。間にFUNDINNOという仲介業者がいればこその取引なので、いない状況では売買のしようがありません。
未上場株を好き好んで相対取引で取得しようというもの好きもいないでしょうし、いたとしても極端にディスカウントされた価格での取引となるでしょう。
宝くじに近いかもしれません。
脆弱な財務情報
設立1年や2年の企業が多いので、決算書の開示がほぼ皆無。ビジネスモデルのみでの判断となります。1年目だと決算書もなく、試算表といった状況。
書いててますます宝くじっぽい匂いプンプンしてきましたが、購入したからには上場まで応援する予定にしています。
最悪倒産した場合は、取得価格を他の株式譲渡益と損益通算(3年間)できるので、相殺してしまうかですね。譲渡益があればですが・・・
開示情報も企業次第
成立後は基本的に企業からの定期的なIR連絡のみとなります。
四半期に1回程度の連絡になりますが、決算書類とかキチンともらえるのか不明です。
投資しているんだから貰えるはずですが、投資企業毎で対応が違ってくると思われます。
投資した会社「株式会社クラウド漁業」
FUNDINNO(ファンディーノ)引用
ここまでFUNDINNO(ファンディーノ)の特色・メリット・デメリットなどを書いてきましたが、非常に高リスクな投資案件だと認識されたと思われます。
最後にアンタはどの会社に投資したんだ?という疑問を明かします。
「クラウド漁業」を推進する株式会社クラウド漁業です。
リンク株式会社クラウド漁業
クラウドで漁業を救うを合い言葉に、今流行りのIOT技術を組み合わせた最新漁業を推進するという会社です。
この会社だけなら投資判断できなかったのですが、社長がとろサバ専門店「SABAR」を運営している方と聞いて投資しました。
大阪に15店舗という小さなチェーン店なのですが、メディア露出や実際の店舗を目にした際の客入りの良さが頭に残っていました。
クラウド漁業の出口戦略として、「SABAR」や新業態「漁師の串」という魚串専門店を展開予定にしていて、「SABAR」「漁師の串」のチェーン展開の加速と共にかなりの収益が見込めるのではと夢描いています。
逆にこの2店舗のチェーン展開が失敗したら・・・まぁその時はその時で他の株式売却益と相殺する予定です。
日本を養殖技術で救う!というお題目にも惹かれました。まぁビジネスモデルが第一ですが、達成に投資資金が使われるのであればと考えました。
最後に:未公開株は高リスク商品です
何度も言うようで申し訳ないですが、本記事を見てじゃあ私も!と投資して、全然ダメだったと言われても当方ではどうしようもありません。
投資は、自己責任です。
投資した株式会社クラウド漁業も、これからの活動次第では鳴かず飛ばずで終了という結果もあるわけです。基本的には、コアの投資は流動性が高い商品から選ぶのが鉄則です。
未上場株は、資金だけ集めてサヨナラもありえる訳ですから、サブで少額だけの運用にとどめる予定です。
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