iDeCo(確定拠出年金)運用先選択肢でよくあがるSBI証券
私もSBI証券を選択している口ですが、楽天証券にしとけば良かったとチョット後悔している派です。
IDECOの性質上、証券会社に加入or変更する場合、職場にお伺いをたてないといけないので、SBI証券から動かせていない状況です。
そういった個人的な事情を脇において、今回のSBI証券iDeCo対象商品一部除外に関して物申したいと思います。
この対応既加入者からすとあまり意味が無い対応というか、肝心の手数料値下げに踏み込んでいないので、「SBI証券さんケチくさい」なという気持ちです。
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参考個人型確定拠出年金(個人型DC)のメリット・デメリットと加入ハードル
SBI証券iDeCo対象商品一部除外
このたび、「確定拠出年金制度等の一部を改正する法律」の施行により、確定拠出年金の運用方法(運用商品)の選定・提示に関する基準が見直され、運用関連運営管理機関が選定・提示する運用商品の上限数を35以下とすることが規定されました。
これにより、当社では現在67ある運用商品につきまして、猶予期間である5年間(2023年まで)に、上限数以下となるよう運用商品から除外し、新規掛金による購入を停止する、いわゆる閉鎖型とする手続きを順次行うこととなります。
SBI証券引用
SBI証券IDECO運用商品67もあったんですね。
選定除外詳細運用商品に関しては、リンク先をご覧下さい。
リンク:SBI証券iDeCo選定除外運用商品
ザッと見た感想ですが、高い手数料取っている複雑な商品が多いなと感じました。
・eMAXIS 最適化バランス(マイフォワード)年0.54%
・グローバル・ソブリン・オープン(DC年金)年1.35%
・ダイワ/“RICI”コモディティ・ファンド年1.9049%
かなり前に流行ったグロソブやコモディティ関係の投信。
バランスファンドの(マイフォワード)ということは、バランス的攻めを重視した投信でしょうか。バランス重視なのに攻めるというのが理解できないのですが、こういった投信が廃止されます。
これからSBI証券iDeCoに加入される人には、朗報です。
ただでさえ選ぶのが面倒なのに、67もあればそれこそ「どれを選んだらいいんだ」と愕然とすることでしょう。それでも35くらいの投信商品がラインナップされている訳ですが・・・
選ぶの面倒くさいならこれ一本にしときましょう
「選ぶのめんどくさい!どれか一本オススメは?」となると、ニッセイアセットマネジメントの『DCニッセイ外国株式インデックス』です。
日本に住んでいるなら、日本以外の主要先進国に投資しておけばOKです。リスク分散・ポートフォリオ理論等々雑音が入ってきますが、20-30年先まで放っといて積立して、本業で稼ぐ人ならこれで十分です。
・レオス・キャピタルワークス『ひふみ年金』
・大和証券投資信託委託『iFree 8資産バランス』
上記のような投信も検討対象になりますが、投資に興味が無いなら辞めておいた方が無難です。『DCニッセイ外国株式インデックス』で先進国(アメリカ中心)に投資しておけば、大暴落があっても30年みれば戻ってくるはず。
後は寿命とのニラメッコですが、そこはもう運の世界です。
DCニッセイ外国株式インデックスの手数料を落としてくれ!
SBI証券iDeCoで買うなら『DCニッセイ外国株式インデックス(信託報酬率0.20412%)』しかないと考えていますが、物申したいのはこの手数料。
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
変更後の信託報酬率(年率・税抜):0.109%以内(変更前:0.189%以内)
あれ?DCと非DCで0.1%も違いますけど・・・
せめて0.15%くらいまでは落としてくれませんか?
ライバルの楽天証券楽天VTI(信託報酬0.1696%)くらいまでには落ちないと納得いかないんですが。
※厳密に言うと、ニッセイ外国株式インデックスファンド(日本以外先進国)と楽天VTI(米国)は投資対象が違います。
iDeCoで日本株は辞めておいた方が無難
日本人なので、日本株投信を購入したいのも分かりますが、円一極で投資していると20-30年スパンで考えると痛い目に合うかもしれません。
個別株では保有していますが、現状私の場合日本投信は保有していません。
バラ色の未来が描けるなら、日本投資でもいいのですが、どうでしょう?みなさん。
今からiDeCoするなら、楽天証券『楽天VT』『楽天VTI』or次点でSBI証券『DCニッセイ外国株式インデックス』を選択するのが無難です。
証券会社選択する時は、注意して選択して下さい。職場によっては、変更しずらい状況もありえます。
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