「メモを取りなさい」
社会人1年目に必ずと言ってもいいくらい言われていた言葉
最近は、メモの取り方も多種多様になってきて、
デジタル~アナログまで色々ですが、紙に書くのが基本です。
長年色々な会社・人を見てきましたが、メモを取らない人は一定数いました。メモを取らない人は、大まかに言って2種類います。
・頭の中で整理ができていて、紙に書き出さなくてもいい人
前者が、後者の数倍いるのは想像できると思います。
何でもかんでもメモするのは論外です。が、ポイントはメモ書きしなくて大丈夫?という人が少なからずいました。
そういう人に限って、言われたことを忘れたり、ピントをずれたことをやったりしていました。
メモ書きする力は、一朝一夕に身につかず、習慣化が必要です。
身につきづらいですが、身につくと手放せなくなります。
そんなメモ書きする力のメリットをご紹介します。
メモ=アウトプットになる
メモは、直接アウトプットになります。
アウトプットが重要と叫ばれて久しいですが、意図的にアウトプットしないとインプットばかりになります。
インプットした点をメモ書きすると、すぐにアウトプット化できます。
紙に文字で書くというのは、案外バカにならないくらい学習効果が高いです。
人間はすぐ忘れる(アイデアは急に来て、急に去る)
人間はすぐ忘れる生き物です。
有名なエビングハウスの忘却曲線でも、1日後には覚えていたコトの74%は忘れてしまいます。
良いアイデアは、急に来て急に去ります。
その時にメモに書けるか書けないかで、大きな差が生まれます。
頭の中からメモ部分を取り外せる
人間の頭のキャパシティは、非常に小さいです。
コンピュータでいうハードディスクではなく、メモリー部分のことです。
ハードディスク部分に関しては、案外記憶容量は多いのですが、演算部分は非常に少ないです。
その小さいメモリーから、メモ書きすることでメモリーの外に出せます。
この点でもメモ書きするのは、非常に効果が高い方法です。
思考整理に便利
ごちゃごちゃした思考整理にも、メモ書きは便利。マインドマップみたいなツールを使ってもいいですし、箇条書きでもメモは便利です。
デジタルでも対応可能ツールは色々出ていますが、オススメは紙にメモ書きです。
一覧性(ペラペラめくる)と即時性(すぐに開ける)が高いためです。
アイデアを熟成できる
メモは、アイデアを寝かせることができます。
一個の点だったものが、ヒラメキ1つで線になったりします。
アイデアっぽくなくても、メモに残しておくだけでアイデアに生まれ変わったりする時があります。
ルール:メモ書きは1箇所時系列順に書く
メモ書きするなら、守ることは1点のみ
『アウトプット大全』『メモは一箇所に書きなさい』といったベストセラー本の中でも述べられています。
メモ書きするなら「1箇所時系列に書く」は必須です。
どんなノート・メモ帳でもいいですが、1冊に時系列に書くだけです。
見返すのにメモがバラバラだと、見落とす可能性があるためです。
1冊終わったら、新たな1冊に書いていきましょう。
ルールを1つ守ってメモ取るだけで、アナタの思考力・発想力がアップします。
私の場合、トラベラーズノートにノートを挟んで、そこだけにメモ書きしています。
毎年同じカレンダーでつけ外して使えるので、
トラベラーズノートオススメです。
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