はじめに:超一流だけが知っている「やる気の秘密」
「やる気を出せ」「根性で頑張れ」
そんな言葉に疲れ果てていませんか?
星渉さんの最新作『神モチベーション「やる気」しだいで人生は思い通り』は、そんな従来の精神論を完全に覆す革命的な一冊です。
本書の核心は、驚くほどシンプルな2つの真実にあります:
1つは、やる気は3種類あるということ。
もう1つは、やる気を自由自在にコントロールして思い通りに生きている人は、「3番目のやる気」を使っているということ。
これだけを身につけることができれば、あなたも今日から超一流の仲間入り。
この「3番目のやる気」こそが、本書最大の発見「ギャップモチベーション」なのです。
第1の発見:やる気には3種類ある
1. ハイモチベーション(危険なやる気)
「よっしゃー!今日もがんばるぞー!」という気合いで出すやる気。
一見良さそうですが、「上がったものは落ちる」の法則で必ず反動がきます。
2. アクションモチベーション(ハードルの高いやる気)
「まず行動すればやる気が出る」という理論。科学的には正しいのですが、「その行動を起こすためのやる気が欲しいんだよ!」という根本的な問題があります。
3. ギャップモチベーション(最強のやる気)
そして本書の革命的発見が、この第3のやる気です。
ギャップモチベーションとは、
ひと言で言うと、「ギャップを埋めたい気持ち」です。
私たちの行動の多くに指示を出す「脳」は、ギャップを感じると、自動的にそれを埋めようとします。
そこには、やる気を出すとか、出さないとかはありません。
ただ、ギャップを埋めたいから行動する。
ギャップモチベーションの驚くべき仕組み
誰もが体験している自動的やる気
電車に乗り遅れそうになったとき、あなたは「よし、やる気を出すぞ!」なんて考えませんよね。勝手に足が動き、自然と急いでしまいます。
これこそがギャップモチベーションの正体です。
「時間通りに間に合う」という理想と「このままだと遅刻する」という現実のギャップを、脳が自動的に埋めようとするのです。
第2の発見:ギャップを生み出す2つの記憶
ギャップモチベーションを自由自在に操り、そして、好きなだけ「やる気」を出すために、あなたが知らないといけないのは、記憶には2種類あるということ。
2種類の記憶とは、「未来記憶」と「過去記憶」です。
未来記憶:理想の自分を脳に刻み込む
未来記憶とは、「強い感情と一緒に想像した未来の姿」のことです。
未来記憶の作り方(科学的手法)
① 未来記憶は、イメージ、音声、感情、動作、の4点セットでつくる
② ①を何回も思い出し体験する(最低5回以上)
③ ②を毎日繰り返す。
ここで重要なのが「声に出すこと」です。
言葉を発することで、つくり出したイメージに感情が込もり、未来記憶が脳に定着しやすくなります。
過去記憶:体験が人生を変える原動力
過去の成功や失敗体験も、ギャップモチベーションの源泉となります。
特に重要なのは、「結果よりも努力を喜ぶ」ことです。
人生を変えるくらい重要だから、もう1回言っておきますね。
「努力を喜ぶんです」
結果だけではなく、そのプロセスにあった困難や努力もセットで喜ぶ。というのが、あなたの人生を変える最大の秘訣になります。
実践編:ギャップモチベーションを使いこなす5つの方法
1. 人生の試着
服を試着するように、あなたが実現したいこと、叶えたいこと、なりたい自分の姿を先取りして試着してみると、信じられない速度であなたの人生が変わります。
もう、それはジェット機並みの速さで!!
理想の状態を「体験」することで、現実とのギャップをより強く感じられるようになります。
2. 未来の自分との同盟
目の前に誘惑が現れたときに、「未来の理想とする自分」に相談をするんです。
「今日も、お肉食べたいんだけど、どうしよう?」と。
「飲んだ後に、ラーメン食べたいんだけど、どう思う?」と。
この方法により、自然と理想的な選択ができるようになります。
3. 脳に「いい出来事を探せ」と命令する
私たちの脳は、放っておくとネガティブな情報ばかりを収集してしまいます。
だから、「いい出来事を探せ!」とあなたの脳に命令をしてください。
そしたら、探せるようになりますから。
あなたの人生を変えるような出来事を。
4. 目標を小さく区切る
イギリスの心理学者リチャード・ワイズマンの研究により判明した最も効果的な方法:
目標を設定して、そのゴールまでの途中に小さなゴール(目標)を設定する。
そして、それをクリアするごとに自分で自分にご褒美を設定する。
重要なのは、目標の大きさです。
目標設定は、未来に実現できそうだと思えるくらいの大きさがちょうどいい。
言い換えれば、目標を達成できそう!という実感が湧く大きさに区切るとちょうどいい、ともいえるわけです。
5. 最強のルーティンを構築する
① 自分が実現したい目標、なりたい姿を明確にする。
② ①を実現するためにはどんなルーティンがあると、①に近づけるかを決める。
③ ②で決めたルーティンを繰り返す。
④ 定着したら、あとは赤信号だから止まる。くらい何も考えずに、毎日実行。
⑤ 目標が実現する。
とおそろしく簡単なこの流れを、あとはあなたが「実行」するだけです。
超一流の思考法:成長にフォーカスする
結果を無視して成長を見る
やる気の壁を突破した超一流の人たちは、どんな結果であろうと、
自分を動かす成長の過去記憶をつくるのがうまいということですね。
実際に売上が100倍になった起業家の事例では、結果ではなく成長に焦点を当てた振り返りを徹底していました。
前項にもあった通り、突き抜けた結果を出す超一流の人は、結果を無視して、
成長にフォーカスをします。
感謝の力
アメリカ・カリフォルニア大学バークレー校の研究により:
自分にダメ出しをする人よりも、感謝の気持ちを感じている人のほうが成長意欲が高く、心が折れにくい。すなわち、行動が継続する、ということがわかっています。
だからこそ、
1ミリでもいいから、意識して自分の成長した部分を探し、実感する。
これが継続的なやる気の源泉となります。
やる気を阻害する2つの要素と対策
1. 体調管理の重要性
私たちがつねに自分がやりたいことに行動力を発揮するためには、
つねに体調を万全な状態にしなければならないのです。
脳は生命維持を最優先するため、体調が悪いと他のことに集中できなくなります。
2. 心理的ストレスの除去
もっともパフォーマンスに影響を与えるのは、「心理的ストレス」である
物理的ストレスには慣れが生じますが、心理的ストレスは逆に増幅していく特性があります。だからこそ、小さな心理的ストレスでも早めに解決することが重要です。
実際の成功事例
会社員Cさん:副収入獲得への道
朝のルーティンと帰宅後の学習ルーティンを構築。結果として自信をつけるだけでなく、会社員収入に匹敵する副収入を得ることに成功。
測量会社社長Bさん:完璧主義からの脱却
「仕事は無理をしてでも終わらせる」から「無理をしないで仕事を終わらせる」への設定変更により、従業員との信頼関係が向上。
起業家Dさん:売上100倍の秘密
その際にもっとも大切にしていることの1つが前項で紹介した、
結果よりも成長にフォーカスする、ということだったんです。
徹底的に成長にフォーカスした結果、売上が100倍になるという驚異的な成果を達成。
この本をおすすめしたい人
- 従来の自己啓発書で変われなかった人
- やる気が続かず悩んでいる人
- 科学的根拠のある方法を求めている人
- 部下や子どものモチベーション管理に悩む人
- 長期的に持続可能な変化を求めている人
読後の行動提案
本書を読んだら、まず以下の3つから始めてみてください。
- 自分の未来記憶を作る:4点セット(イメージ、音声、感情、動作)で理想の姿を描く
- 小さな目標を設定する:達成できそうなサイズまで目標を分割する
- 成長日記をつける:毎日1つでも成長した点を記録する
まとめ:やる気の新時代
『神モチベーション』は、やる気に関する常識を根底から変える一冊です。
「気合いで頑張る」時代から「科学的にコントロールする」時代への転換点となるでしょう。
1つは、やる気は3種類あるということ。
もう1つは、やる気を自由自在にコントロールして思い通りに生きている人は、「3番目のやる気」を使っているということ。
この2つの真実を理解し、ギャップモチベーションを身につけることで、あなたも「超一流の仲間入り」ができるのです。
もう、やる気が出ない自分を責める必要はありません。
正しい方法を知って、実践するだけで人生は確実に変わります。
📚 今すぐこの本を手に入れて、人生を変える第一歩を踏み出そう
『神モチベーション「やる気」しだいで人生は思い通り』
著者:星渉
出版社:SBクリエイティブ
✨ あなたも今日から「3番目のやる気」で人生をコントロールしませんか?
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