『経済・精神の自由を手に入れる主体的思考法 #シンFIRE論』を読んで、自分の人生をより良くするためのヒントや考え方を学ぶことができました。
この本では、経済的自由（FIRE）だけでなく、精神的自由も追求することが大切だと説いています。そのために、主体的思考法を身につけることが重要だとされています。
主体的思考法とは、自分で考え、自分で決める力を持つことです。
この力があれば、経済的・精神的な自由を手に入れることができるというのが、本書の主旨です。そこで今回は、本書の各章から学んだ主体的思考法について、ブログでまとめてみたいと思います。
以下の目次で、主体的思考法の各要素を詳しく解説していきます。ぜひ最後までお付き合いいただき、何か役立てば幸いです。
自分の判断力を鍛える：選択の思考法と遮断の思考法
私たちの日常生活には、様々な「ノイズ」が存在します。
SNSや情報の過多、周囲の利害関係など、これらのノイズによって私たちの判断力は左右されがちです。そこで、自分の判断力を鍛えるためには、選択の思考法と遮断の思考法を身につけることが重要です。
選択の思考法では、ノイズに左右されない判断力を養うことを目指します。周囲の罠にはまらないように、情報を選別し、自分にとって本当に重要なものだけに意識を向けることが大切です。
一方、遮断の思考法は、自分にとって不要な情報や環境を積極的に遮断することで、自分の時間やエネルギーを守る方法です。
例えば、スマホは時間を奪うようにできているため、情報を主体的に「取り」にいくことが求められます。「受ける」だけの情報収集では、流されてしまい、不幸になる可能性があります。
選択の思考法と遮断の思考法を組み合わせることで、自分自身の価値観や目標に基づいた判断力を磨くことができます。
これにより、経済的・精神的な自由を手に入れる道筋が見えてくるのではないでしょうか。
逆算思考で目標達成：目標の思考法
目標の思考法は、自分の仕事や人生で達成したい目標を明確にし、それを実現するための逆算思考を行う方法です。
逆算思考とは、目標を達成するために、逆に時間を遡って具体的な行動や手段を考えることです。
目標の思考法では、まず達成したい目標を明確にします。目標を明確にすることで、自分の行動が目的に沿ったものになり、無駄な努力を避けることができます。
次に、逆算思考を行い、目標達成に必要なステップを具体的に立てます。
例えば、5年後にどのような状況になりたいか、そのためには3年後、1年後、6か月後、1か月後にはどのようなことを達成していなければならないかを考えます。
このように、逆算思考を用いて目標達成の道筋を立てることで、効率的かつ効果的な行動計画を立てることができます。目標の思考法を実践することで、経済的・精神的な自由に向けて確実に前進することができるでしょう。
自分の価値観で生きる：常識の思考法と価値観の思考法
自分の価値観で生きることは、経済的・精神的な自由を手に入れる上で重要な要素です。そのためには、常識の思考法と価値観の思考法を身につけることが大切です。
常識の思考法では、他人の意見や一般的な常識にとらわれず、自分の尺度で物事を判断することが重要です。他人と比較することなく、自分自身の価値観や目標に基づいて行動することで、自分の道を進むことができます。
価値観の思考法では、自分の時間や労力に対する価値観を常に意識し、それに基づいて行動することが大切です。
例えば、時給価値観をもっておくことで、時間を有意義に使い、自分の人生にとって価値あるものを手に入れることができます。また、「やらされ感」を排除するには、自分で考える力が必要です。
まとめ
『経済・精神の自由を手に入れる主体的思考法 #シンFIRE論』では、主体的に自分の人生を切り開くための思考法が提案されていました。
選択の思考法、遮断の思考法、対面の思考法、目標の思考法、集中の思考法、常識の思考法、価値観の思考法といったものを身につけることで、自分の価値観に基づいた判断力を養い、経済的・精神的な自由を手に入れることができます。
最終的には、FIREを達成することだけではなく、社会還元や他者への貢献も考慮しながら、自分の人生をより充実させることが大切ですよと述べられていました。
主体的に生きるとは、FIREの有無に関わらず、自分で考え、自分で決めることです。これらの思考法を活用し、自分の人生をより良いものにしていきましょうというエールと受取りました。
投資本らしくない本ですが、語られつくされた投資本より心に刺さりました。
ありがとうございました。
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