こんにちわ。たろ(tarohibi)です。
最近、アウトプットの習慣化作りに、読書録をアップしています。
インプットばかりだと、頭に身につきませんので、積極的にブログを活用しています。
今日読んだ本は、こちら
白取 春彦氏の1冊
日本の評論家・翻訳家です。
2012年にミリオンセラーとなった『超訳ニーチェの言葉』が有名です。
本著は、著者の思考をまとめた本になっています。
なぜ・どうして読んだのか?
『超訳ニーチェの言葉』が、昔ベストセラーになった時にかなり売れたのを記憶していたからです。どういった思考をされる方なのかなと興味がわいて、読んでみました。
本書のおおまかな内容
本書は、「考える」を考えた1冊です。
考えるのに6つの傾向があることを書かれています。
- 利己的選択の思考
- 経験の反省にもとづいた思考
- 感情的混乱の妄想
- 知識の連絡による思考(読書理解)
- 本質把握のための思考(哲学的思考)
- 論理的思考
以上6つです。
大体この6つくらいで6つが複雑に絡み合って、考えが生まれると述べられていました。
この6つの考えを元に、各論を以降の章で説明されています。
本書のピックアップ点
自分にとって何が喜ばしいかを基準にするのではない。多くの人にとって何が喜ばしいかを判断の基準にするのだ
人の眼には、その時に関心のあるものしか見えていない
知恵は知識の組み合わえ方。その組み合わせ方は、知識が運んできてくれる。知識同士が、化学式のように組み合わさって、知恵の形を見せる
どんなことをどんな形で教わろうとも自分の頭と言葉で1度考え直したものしか、人間は本当に理解できない
世界も譜面のようなものである。見る人の知識や見方によって、意味をもったりもたなかったりする。つまり、自分の知識を増やす限りにおいて、世界はどんどん新しい意味をもって見えてくる。
知識は、入れるだけではダメだけど、入れないとそもそも知恵が形成されない。知恵とは、知識の横横断的な意味あいが強いので、足し算をしているとある時に掛け算になるイメージ。
前提として、知識がないとモノの見方が一面的になり、応用がきかない。
あと、多くの人は見たいものしか見ないという点は、マーケティングにも精通してきそう。
著者の一番言いたい点(と思う所)
要は、6つの思考がどれが良いかどれが悪いかではなく、言葉を用いて、知識を蓄え、知恵を働かせる。そこは、謙虚さと自分で考える要素が必要になると言いたいのかなと思いました。
日々の生活に具体的にどう取り入れていくか
- 色々な知識を詰め込んで、自分の言葉で取り込んでいく
基本的に知識がないと、どうしようもない。知識を詰め込むだけでなく、自分の言葉に置き換えて、発信する努力をする
まとめ
以上、「頭がよくなる思考術」についてまとめてみました。
いかがだったでしょうか?最後までお読み頂きありがとうございました。
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