以前に家庭内データ(写真・文書等)をバックアップ2重化したという記事を書きました。
参考写真・ビデオデータをNASとドロップボックスで簡単にデータ保存する方法
NAS(家庭内無線HDD)とクラウドバックアップ〈Dropbox〉の2通りで実施していたのですが、今回クラウドに2重化して、バックアップを取る方法に変更しました。
NAS自体は、不調にもならず延々とバックアップをとってくれたのですが、実際運用していると、色々な不満点もありました。
ある時「これ全部クラウドに置いてもいいんじゃないか」とフト思って、頭の中で整理してみたら、いけそうだったので、12月ということもあり、即実行
NASを廃棄しました。
頭の中で整理した事項・NASと廃棄のメリットなどを書いていきます。
NAS導入の経緯
NASを導入した経緯としては、クラウド側だけでなく、ローカル側にもデータを置いておいた方がいいんじゃないかと考えた結果です。
基本は、クラウド側のデータを活用して、クラウド側が万一データロストした場合の復旧用という形でシステム構築しました。
全部クラウドでいいんじゃないか
2年ほどクラウド・ローカル併存システムで運用していたのですが、実際クラウド側がデータロストすることもなく、ローカル側もNASが不調になることもなく運用できていました。
ただ、全部クラウドにしてしまってもいいんじゃないかという考えは、ずっとつきまっていました。
頭の片隅の無意識領域で気にはなっていたのですが、今回12月大掃除月間ということもあり、NASを一掃してしまおうと考えるにいたりました。
NAS設置のデメリット
今までNAS設置バックアップを行っていましたが、デメリットもありました。
- しばらくNAS接続していないとパスワード入力を求めてくる
- 伝送速度が安定しない
- グーグルフォトの使い心地が良好
主に写真をメインに書類関係を少しバックアップするだけでしたので、結論的にはNAS導入するほどでも無かったというのが実際の所です。
NASにログインするのにも、しばらくしていないとPASSを要求されますし、伝送速度もLANで繋いでいましたがモッサリ感がありました。
そして、いちいちローカル・クラウド〈Googleフォト〉両方のアプリを開いて、2重バックアップをとっていました。
Googleフォト辞めてたのですが、やはりここに保存するのが一番お手軽+見やすいという結論になり、再度使用しています。
そのため、NAS→Dropboxはアプリ開けば自動でバックアップとれるのですが、開くのもめんどくさいという状況に・・・
クラウドへの2重バックアップ(Googleドライブ・OneDrive)導入
というわけで、NASを放棄したわけですが、クラウド側のバックアップ先も変更しました。『Googleドライブ・OneDrive』です。
Dropbox3年契約で使用中なのですが、3年経過後課金する必要があるので、Googleドライブ〈Googleフォト〉+OneDriveにしました。
OneDriveの場合、Office課金していると無料で1TBついてきます。OneDrive自体の機能には不満がありますが、写真と書類置き場としては問題ないレベルで使用
可能。
メインをGoogleドライブ〈Googleフォト〉、サブOneDriveに変更しました。
OneDriveに関しては、主に写真ですが、定期的にバックアップを取っています。
NASを放棄した結果スペースが生まれる
クラウド側にデータ移行した結果、物理的にNASが不要になったため、スペース活用できるようになりました。
小さいモノですが、電源供給やLAN接続等でスペースが結構食われていました。
スペースの解消とバックアップ先の簡素化ができたので、一挙両得という感じに落ち着つくことに。
NAS導入するほどではなかったという結論でしたが、同じような環境でNASを導入しようか検討している方は、参考にされてはいかがでしょうか?
クラウド側だけにデータを残すのは、あまり気持ちの良いものではないですが、2重に置いておけば大丈夫だろうとの判断です。
私の場合は、NASは不要でした。
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