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投資戦略・銘柄
第9回|結論:いま、どんな財政が“あなたの未来”を守るのか?
結論:今、日本に必要なのは“未来を支える財政”を考えること。 借金か、それとも節約か。 ここまで8回にわたって「国の借金」にまつわる誤解と議論を整理してきました。 そして今、私たちが向き合うべき問いはこれです。 どんな財政が、これからの自分たち... -
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第8回|反対意見も理解しよう:緊縮派の論点とその背景
結論:財政健全化を重視する声にも耳を傾けるべき 財政拡大に対する支持が高まる一方で、「緊縮財政」の必要性を訴える声も根強く存在しています。 彼らが単なる“節約志向”で動いているのではなく、明確なロジックと過去の教訓に基づいて主張している点に... -
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第7回|緊縮に向かうとどうなる?生活と経済への影響予測
結論:緊縮財政は景気悪化と生活困窮の引き金になりやすい 緊縮財政とは、政府が財政赤字を減らすために、支出削減や増税を行う政策です。表面上は「健全な財政」を目指すものですが、タイミングを誤ると経済全体を縮小させ、かえって税収が減り、国民生活... -
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第6回|財政拡大の主張とは?なぜ今“お金を使うべき”なのか
結論:今の日本経済に必要なのは、財政健全化より“未来への投資” 「借金が多いから、これ以上お金は使えない」――そんな声もありますが、 むしろ今の日本は“お金を使わなさすぎて”経済が弱っている状態です。 民間が投資や消費に慎重な中で、政府まで支出を... -
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第5回|今の日本経済はどうなってる?数字から見るリアル
結論:データは悪くない。でも体感は苦しい。 「なんとなく生活が苦しい」「景気がいいって本当?」という声、よく耳にします。 でも実際に統計データを見てみると、部分的には改善している指標もあるのが事実。 つまり今の日本経済は、“体感”と“数字”のズ... -
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第4回|それでも破綻しない理由②:国債の仕組みと信認の話
結論:日本は財政破綻しない構造を持っているが、「通貨の信認」が前提条件。 「日本は借金が多いけど破綻しない」と言われる理由、それは“円建て”で国債を発行しているからです。 外国通貨で借金している国とは違い、自国の通貨で借金していれば、理論上... -
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第3回|それでも破綻しないのはなぜ?“通貨発行権”の本当の意味
結論:日本は自国通貨建てで借金している限り、財政破綻(デフォルト)は起きない 日本の国債残高は2024年末時点で約1,317兆円に達し、国民1人あたりの「借金」が1,000万円を超えるとも言われています。 しかし、それでも破綻しない理由があります。それは... -
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第2回|なぜこんなに借金が増えたの?歴史をざっくり振り返る
🎯 結論:日本の借金は「放漫財政」ではなく「構造と歴史の産物」 よく「国の借金は膨大でヤバい」と言われますが、それは単純に「無駄遣い」した結果ではありません。実態は、経済危機や自然災害、税収の構造的問題、人口動態の変化など、複数の歴... -
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第1回|「日本は借金まみれ」は本当?“国の借金”の正体とは
🔰 「国民1人あたり1000万円の借金」は本当? ニュースやSNSでよく見かける「日本の借金は1300兆円」「国民1人あたり1000万円の借金」。 これを見るたびに、不安を感じたことはありませんか? 「えっ、私がそんな借金背負ってるの?」と思ってしま... -
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貸借対照表(B/S)に新項目を追加
以前に個人の損益計算書(P/L)・貸借対照表(B/S)を作成しよう、前期比較をしようという2つの記事を書きました。 個人にとっては、B/Sが大事という話もしましたが、毎年B/Sを比較するのは絶対やっておいた方がいい行為です。 今回、B/Sに科目追加を行った...