ここ最近では無かったような円安局面
外貨預金を中心に、銀行各社が個人客向けに販売しています。購入されるのも選択肢の一つなのですが、私は解約しました。
10年物の外貨保険です。
10年前は、極端な為替高ということもあり、余剰資金があったので掛けてみました。
結論的には、必要ないけど助かったというのが正直な気持ちです。現時点での外貨保険に対してのスタンス等を記録します。
約10年前の80円台で契約
まず、当時の外貨保険契約実行レートですが、1ドル=80円台でした。今考えると、極端な円高局面でした。
昔何もわからなかった時に、FPさんに勧められて入った口です。今から考えると、FPさんグッジョブなのですが、あまり褒められた口でないです。
手数料が分からない
どの外貨保険にも言えることですが、実際の手数料がわかりません。
利率は書いているのですが、保険会社・FPの取り分がどれくらいか全く記載がありません。当時は、利率に目がくらんだという素人感丸出しの選択でした。
解約理由
解約理由としては、以下の通りです。
- 20年でほとんど増えない
- ちょうど円安局面で148円台で解約
- 学資保険+αとしては重すぎる
20年でほとんど増えません。金額は書いているのですが、年率換算すると雀の涙です。後10年置いておくのかと言われると、疑問視せざるを得ません。
『渡りに船』的に強烈な円安局面到来。
円安ではなく、ドル高の方が強烈に効いていると判断しています。まだ、米国利上げ局面続いていますが、頭と尻尾はくれてやれの精神で解約を決断しました。
もう1点。外貨保険にプラスして、学資保険も加入しています。子どもの進学時に投資を引き上げずに、保険でまかないたいという考えがあるので、強制貯蓄効果含めて加入しています。
外貨保険のメリット・デメリット
外貨保険加入していたメリットとしては、以下の通りです。
- 満期解約金 一時所得50万円以下なら申告不要
- 保険控除は、10年とれた
- 強制貯蓄効果はある
ケース・バイ・ケースですが、満期解約金は一時所得控除があります。なので、取得原価を差し引いた残りが50万円以下なら、申告不要な可能性が高いです。
※税法に関しては、各個人契約内容を確認下さい。相続時等状況により変わります。
保険控除に関しては、10年間生命保険料控除が取れました。学資保険と同じで、強制貯蓄効果もあります。
外貨保険のデメリットとしては、先程述べましたが2点ほどあげます。
- 為替に左右される
- 外貨保険の手数料不透明
外貨保険は、為替商品の面が強いです。利率が高くても、為替高なると全く利益はのりません。手数料の不透明さ加は、先述の通りです。
結論としては、必要ないけど助かった
ということで結論として、必要ないけど為替安で助かったという事になります。
非公開株に続いて、2回目の助かりです。自分が知らない商品に投資するのは、非常に危ないですね。
自戒を込めて記録します。
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