「ひらめいた!」という瞬間が、どのような方にでも1回はありますよね?
なぜ今まで気づかなかったんだろうと、コロンブスの卵的なあれです。
どこからひらめきが来るのか、ひらめく方法について自分なりにまとめてみました。人によってひらめき方も違うはずなので、1つの方法としてお話しします。
最低限知らないとひらめけない
ひらめきというのは、何もない所=無からは取り出せません。問題を認識して初めてひらめきます。
ニュートンが、りんごが落ちたのを見て万有引力の法則を突然ひらめいたわけでなく、それ以前に下地としての科学的知識があったため、ひらめいたのです。
最低限の知識がないと、何が問題なのかも認識できません。
はじめに言葉ありき
新約聖書の一文に「はじめに言葉ありき」という一文があります。
完全な誤訳なんですが、言葉は非常に重要です。
言葉がないと相手に情報を伝えれませんし、自分の思いをまとめることができません。
頭にモヤッとしたまま置いておくと消える
頭の中に置いたままにしておくと、どんなにいいアイデアであっても消えてしまいます。
ホントに文字通り消えてしまうのです。
消えずに維持する方法は、言葉に出すしか方法はありません。
オススメは、紙に書き出すです。
書き出すことによって、記録されます。
記録することによって、見返せます。
見返すことによって、定着します。
他者と対話して、理解を深めるという方法もありますが、インプットの初動の段階から対話をするのは、理解不足という面で、あまり良い方法でない可能性があります。
反面、理解を助けるという面から考えると、対話も良い手段です。
記録に残らないデメリットをどうするかという問題をクリアできればですが。
昔はカード、今はデータの時代
昔は、素材をカードに記述しておき、手書きでカードをリンクさせながら、知識を編んでいたそうです。
Zettelkasten(ツェッテルカステン)という、社会学者ニクラス・ルーマン氏が考えた手法です。
カードを手動リンクさせて、知識として機能させる方法です。
今はデータベース全盛の時代です。
Notion・Obsidian・ScrapBox等々色々な選択肢を用いて、カードの代替にできます。
検索容易性から考えても、紙よりもデータベースに知識を入れた方が良いです。
データを置いておき、リンクさせる
カードに関しては、1枚1テーマの原則を守り、必ず自分の言葉でカードを作り、リンクを貼っていきましょう。
ある程度カードとリンクが貯まると、芋づる式に知識を手繰り寄せることができます。
外部に自分の専用脳を置くようなイメージです。
ふとした瞬間アイデアが舞い降りる
1枚1枚のカードは、全く関連性がなくても、アイデアの温床になります。
イメージとしては、知識の井戸に水を入れていくイメージです。赤・青・黄色何色でも構いません。
それら全てが混ざって、自分色を映し出したときに、ふとした瞬間に黄金が湧いてくる。ただし、入れ続けないと、井戸の水はすぐに濁ってしまいます。
ふとしたひらめきを入れ続けていきましょう!
ご参考:Notion-Zettelkasten(ツェッテルカステン)の手法
NotionアンバサダーのTuburayaさんが、NotionでZettelkasten(ツェッテルカステン)を導入する方法をUPされていました。
かなりツボにはまって、旧運用から運用変更しました。
Zettelkasten(ツェッテルカステン)やってみよう!という方は、参考にして下さい。
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