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個人年金保険は本当に必要?投資との比較で見る真実

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個人年金保険は本当に必要?

冒頭の結論:数字で見る衝撃の真実

月3万円を30年間積み立てた場合、個人年金保険なら1,165万円、投資なら2,507万円以上になる——この1,342万円の差が、あなたの老後を左右します。

さらに衝撃的な事実をお伝えしましょう。個人年金保険の初年度保険料の30〜50%は保険会社の経費として消えています。つまり、あなたが払った保険料の半分近くは、そもそも運用されていないのです。

「でも、個人年金保険は安全だから」と思うかもしれません。しかし、インフレ率2〜3%の時代に利回り0.5%では、実質的に資産価値は目減りしています。これが、保険会社が積極的に語らない不都合な真実です。

それでも約2,000万人の日本人が個人年金保険に加入しているのはなぜか。そして、本当にあなたに必要なのか。この記事で、その答えを明確にします。

個人年金保険の落とし穴:知られざる3つのコスト

1. 付加保険料という見えない手数料

個人年金保険最大の問題は、コストの不透明性です。

保険料は「純保険料」と「付加保険料」に分かれており、付加保険料は保険会社の運営費、代理店手数料、利益に充てられます。大手生命保険会社の場合、この付加保険料は初年度保険料の30〜50%にも達します。

月3万円の保険料を払っても、実際に運用されるのは1.5〜2.1万円程度。残りの9,000〜15,000円は、毎月ドブに捨てているようなものです。投資信託なら購入時手数料ゼロ、信託報酬0.1〜0.5%程度で済むところを、なぜこれほど高額な手数料を払う必要があるのでしょうか。

2. 低すぎる利回りとインフレリスク

2025年現在、主要な個人年金保険の予定利率を見てみましょう。

日本生命「みらいのカタチ」は0.25%、明治安田生命「年金かけはし」は0.40%、住友生命「たのしみワンダフル」でも0.50%程度です。一方、日本のインフレ率は2〜3%で推移しています。

つまり、名目上は増えているように見えても、実質的な購買力は年々低下しているのです。30年後、1,180万円受け取れたとしても、その価値は現在の700万円程度かもしれません。

3. 流動性の欠如による機会損失

個人年金保険は途中解約すると、解約返戻金が払込保険料を大きく下回ります。10年以内の解約では、元本の70〜80%しか戻らないケースも珍しくありません。

人生には予期せぬ出来事が起こります。子供の教育費、住宅購入、転職による収入減少など。そんな時、個人年金保険は役に立ちません。

一方、NISAで運用している投資信託なら、必要な時にいつでも現金化できます。この流動性の差は、想像以上に大きな問題となります。

30年後2,500万円の差:投資との具体的比較

実際のシミュレーション結果が示す現実

30歳から60歳まで月3万円(年間36万円)を積み立てた場合の具体的な数字を比較します。

個人年金保険(予定利率0.5%)の場合:

  • 総払込額:1,080万円
  • 30年後受取額:約1,165万円
  • 増加額:85万円(総利回り7.9%)
  • 実質利回り(インフレ考慮後):マイナス

新NISA活用(想定利回り5%)の場合:

  • 総投資額:1,080万円
  • 30年後評価額:約2,507万円
  • 増加額:1,427万円(総利回り132%)
  • 税金:0円(非課税)

iDeCo活用(想定利回り5%)の場合:

  • 実質負担額:約756万円(節税効果込み※年収500万円、税率30%の場合)
  • 30年後評価額:約2,507万円
  • 節税総額:約324万円(※所得税率20%・住民税率10%として計算)
  • 実質リターン:約1,751万円

この差を生む最大の要因は「複利効果」です。アインシュタインが「人類最大の発明」と呼んだ複利の力は、利回りが高いほど劇的に働きます。0.5%と5%の違いは、30年後には10倍以上の差となって現れるのです。

なぜ保険会社は投資信託を勧めないのか

答えはシンプルです。保険会社の利益率が全く違うからです。

個人年金保険の付加保険料率は30〜50%。

一方、投資信託の販売手数料は0〜3%程度。

保険会社にとって、どちらが儲かる商品かは明白です。さらに、個人年金保険は長期契約により、安定した収益を確保できます。

「お客様のため」と言いながら、実際は会社の利益を優先した商品設計になっているのが現実なのです。

個人年金保険を選ぶべき人の条件

次の3つすべてに該当する場合のみ検討の価値あり

1. 投資アレルギーが極度に強い人
「株」と聞いただけで拒否反応を示し、どんなに説明されても投資信託すら理解できない、または理解する気がない人。ただし、YouTube動画を2〜3本見るだけで基礎知識は身につきます。

2. 1円の損失も許容できない人
精神的に元本割れが絶対に受け入れられず、たとえインフレで実質価値が減っても、名目上の金額が保証されていることに安心感を覚える人。

3. 強制力がないと貯蓄できない人
給料が入ると全額使ってしまい、自己管理が全くできない人。ただし、iDeCoも60歳まで引き出せない強制貯蓄機能があり、さらに大きな節税メリットもあります。

これらすべてに該当しても、全資産の10〜20%程度に留めるべきです。残りは投資に回すことで、リスクとリターンのバランスを取ることができます。

今すぐ始める資産形成の具体的手順

ステップ1:新NISA口座を今週中に開設

まず最初にすべきは、証券会社での新NISA口座開設です。

おすすめは手数料が安いネット証券

  • SBI証券:商品数最多、ポイント還元充実
  • 楽天証券:楽天ポイントとの連携
  • マネックス証券:米国株に強み

口座開設は完全無料、維持費もゼロ。最短で申込みから3営業日で取引開始できます。月100円からでも始められるので、まず少額でスタートして、慣れてきたら増額していけばいいのです。

ステップ2:インデックスファンドで分散投資

初心者は「全世界株式インデックスファンド」から始めましょう。

具体的には、

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • 信託報酬:年0.05775%
  • 約50カ国、8,000銘柄に分散投資

これ1本で世界中の企業に投資でき、個別銘柄選びの必要もありません。過去の実績では年平均5〜7%のリターンが期待できます。

ステップ3:iDeCoで節税しながら運用

会社員なら企業型確定拠出年金の有無を確認し、なければiDeCoに加入しましょう。

月2.3万円の拠出で、年収500万円の場合、所得税率20%・住民税率10%として年間約8.3万円の節税効果が見込めます。これが30年間続けば最大で約249万円の節税になります(※税率は年収や控除額により変動します)。

運用商品は新NISAと同じインデックスファンドを選べば管理も簡単です。

最終結論:あなたの決断が未来を変える

ここまで読んでいただいたあなたに、最後にお伝えしたいことがあります。

個人年金保険か投資か——この選択は、単なる金融商品選びではありません。これは、あなたの老後の生活レベル、やりたいことを実現できるかどうか、大切な人に残せるものがあるかどうかを決める、人生の重要な決断です。

月3万円の積立で、30年後に1,165万円で満足するか、2,507万円以上を目指すか。その差1,342万円は、定年後の20年間、毎月5.6万円の差となって現れます。

年金だけでは足りない老後資金を、趣味や旅行を我慢することなく、豊かに暮らせるかどうかの分かれ目です。

確かに投資にはリスクがあります。しかし、何もしないことが最大のリスクです。インフレで資産価値が目減りし、老後破産のリスクすらある。一方、適切な投資なら、過去のデータが示すように長期では必ず報われてきました。

今この瞬間から行動すれば、1年後、5年後、10年後のあなたは必ず今日に感謝するはずです。逆に何もしなければ、10年後に「あの時始めていれば…」と後悔することになるでしょう。

あなたの未来は、今この瞬間の決断にかかっています

新NISA口座の開設は、スマホから10分で完了します。月100円からでも始められます。完璧を求めて先延ばしにするより、不完全でも今すぐスタートすることが、30年後の大きな差を生み出すのです。

さあ、あなたはどちらを選びますか?

保険会社の利益に貢献する1,165万円か、自分の未来を築く2,507万円か。

答えは、もう決まっているはずです。

お金保険
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