株を売却して利益を確定したあと、
ふとこんな気持ちになることがあります。
「早すぎたかな……?」
「もう少し持っていれば、もっと伸びたかも?」
投資をしていると、これは多くの人が一度は経験する感情だと思います。
私自身も、今回の個別株の売却を振り返り、同じようなことを考えました。
この記事では、
今回の利益確定は早すぎたのか、遅すぎたのか
そして、今の自分なりの答えを整理して書いてみます。
はじめに:今回の話は「個別株」の売却について
まず、前提をはっきりさせておきます。
今回の話は、個別株の売却についてです。
私の投資スタンスは、大きく分けると以下のようになっています。
- インデックス投資
- 基本的に老後まで保有する前提
- 日々の値動きはほとんど気にしない
- ただし、必要になれば換金する
- 個別株投資
- 値動きが大きい
- ポジション管理が重要
- 利益確定も戦略の一部
同じ「投資」でも、役割はまったく違います。
今回悩んだのは、後者の個別株です。
今回の結論:早すぎたか?遅すぎたか?
結論から書きます。
相場はこの先も上がり続ける可能性が高い。
それでも、この水準で一部利益確定しても文句はない。
これが、今の私の答えです。
さらに言えば、
投資をすること自体が目的ではない。
最終的には、お金を有効的に使うことが目的。
この考え方に照らすと、
今回の判断は自分の中で筋が通っていました。
相場は基本的に上がり続ける前提(それでも売る理由)
私は、長期的には株式市場は上がり続けると考えています。
- 経済は成長を前提に動いている
- インフレが続く限り、名目価格は上がりやすい
- 歴史的に見ても、長期では右肩上がり
この考えは、今回の売却後も変わっていません。
つまり、
「これ以上は上がらない」と思って売ったわけではないのです。
それでも売却した理由は、
相場観ではなく、自分の資産の使い道やバランスを優先したからです。
今回、利益確定した時の状況整理
売却を決めた時点の状況を、改めて整理してみます。
- 含み益としては、十分に納得できる水準まで来ていた
- 個別株としてのポジションが、想定より大きくなっていた
- 日々の値動きが、以前より気になるようになっていた
「まだ持てる」
「でも、ここで少し軽くしてもおかしくない」
この2つが同時に成立する、
ちょうど境目のようなタイミングだったと感じています。
なぜ「早すぎた」とは思っていないのか
売却後、株価はさらに上がっています。
結果だけを見ると、「早すぎた」と言うこともできるでしょう。
それでも、私は今回の判断を
早すぎたとは思っていません。
理由は明確です。
- 利益水準として十分だった
- 相場の上昇を否定した売却ではない
- リスクを落とす行為として合理的だった
利益確定は、
「失敗」や「撤退」ではありません。
これ以上リスクを取らなくてもいい、と判断する行為
それが、今回の売却でした。
なぜ「遅すぎた」とも思っていないのか
一方で、
「もっと早く売るべきだった」とも思っていません。
- 天井を狙いすぎなかった
- 欲張りすぎず、我慢もしすぎなかった
- 感情ではなく、状況整理をして売れた
この点で、
自分の許容範囲の中で行えた判断だったと感じています。
利益確定を判断する自分なりの基準(個別株)
今回の売却を通じて、
改めて「自分なりの基準」が言語化できました。
① 「十分」と感じる含み益水準
これは数字よりも、感覚に近いです。
- これ以上増えなくても後悔しない
- 一度ゼロに戻っても納得できる
そう思えたら、
一部利益確定を検討します。
② ポジションが大きくなりすぎたとき
含み益が増えるほど、
その銘柄の存在感は大きくなります。
- 値動きが気になる
- 下落時の影響が無視できなくなる
この状態は、
インデックス投資とはまったく別物です。
③ 大きな出費が確定し、現預金比率が下がるとき
今回、最も意識したポイントです。
- 近い将来、まとまった出費が確定している
- その結果、現預金比率が下がることが分かっている
この状態で、
「投資資産をフルでリスクにさらし続ける必要があるか?」
と考えました。
答えは、NOでした。
投資は増やすためのお金ですが、
現預金は守るためのお金です。
この役割を混同しないことが、
自分にとってはとても重要だと感じています。
④ 相場よりも「自分の生活側」を優先する
ここで、はっきりさせておきたい考えがあります。
投資をすること自体が目的ではありません。
お金を有効的に使うための手段です。
- 生活を安定させる
- 選択肢を増やす
- 不安を減らす
これらに反する投資は、
どれだけ利回りが良くても意味がありません。
⑤ 一部売却という選択肢を常に持つ
「売るか、持つか」の二択にしない。
- 全部売らない
- でも、全部持ち続けもしない
この中間を取れることで、
精神的にも、資産管理的にもかなり楽になります。
インデックス投資との考え方の違い
改めて整理すると、こうなります。
- インデックス投資
- 基本は老後まで保有
- 必要になったら換金
- 日々の値動きは気にしない
- 個別株投資
- ポジション管理が重要
- 利益確定も戦略
- 資産バランスを見ながら調整
同じ「投資」でも、
目的と扱い方はまったく違います。
売却後に株価が上がったときの向き合い方
売却後に株価が上がると、
正直、少しは気になります。
ただ、最近はこう考えています。
- 判断と結果は別物
- 当時の情報で合理的だったか
この2点を満たしていれば、
結果がどうであれ、その判断は否定しません。
今回の判断から得た学び
今回の個別株の利益確定を通じて、
改めて整理できたことがあります。
- 投資は目的ではない
- お金は使うためにある
- 相場より、自分の人生を優先する
この軸がある限り、
多少の上下には振り回されにくくなります。
おわりに:利益確定に正解はない
利益確定に、絶対的な正解はありません。
- 他人の成功例
- SNSの声
- チャートの結果
それらは参考にはなりますが、
自分の人生にそのまま当てはまるとは限りません。
投資をすること自体が目的ではない。
有効的に使うために、投資をしている。
今回の利益確定は、
その考え方に沿った、今の自分なりの答えです。
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