最近「実物資産は金」というTVCMがよく流れています。それに感化された訳ではないですが、金投資(主に金)始めました。先月の積立金額が減っていたのはそのためです。
金投資といっても取り扱い会社も結構な数存在します。
金投資のメリット・デメリット・どうやって投資先会社を選定したかなどをお伝えします。
※2020年8月現在
金積立投資を行っておりません。
今なら積立投資せずにGDX等の金ETFを購入します。どちらにせよ時期を逸しましたね・・・
金投資メリット
- インフレに強い
金はインフレに強いと昔から言われています。
金は金自体の希少性によって価格が決定されています。
そのため、金自体には価格変動リスクが存在します。
ただ、金自体の埋蔵量自体は近年減少傾向にあり、錬金術等で金を人工的に発生させる方法等が確立できない限り需要は上昇する傾向にあると推測できます。
- 円安に強い
金価格の指標的な存在は、米国のニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引されている米ドル建ての金価格です。
ということは、円安(ドル高)になると資産価値は増大します。
ドル安時に上昇する傾向が強いです。円高ドル安を上回る金価格上昇を見込めれば、価格増大します。
- 景気や国際情勢の不安定時に買われやすい
株は好景気に買われやすく、『有事の金』の呼び名通り情勢不安定期に金は買われやすくなります。(最近は金も高騰しているので、一概には言えないかもしれません)
株が万が一大暴落した時上昇に振れてくれることを期待しての積立です。
金投資デメリット
- 円高に弱い
円安に強いということは、円高に弱くなります。現在円/ドル120円を挟んで動いていますが、短期的には円高リスクかなりあると考えています。
- 金利上昇リスク
実物資産のため金利が付きません。現在の低金利情勢ではずっと金利リスクはつきまといます。
- 盗難リスク
自宅保管する場合ですが、実物ですから盗まれるリスクがあります。投資先会社の積立投資を実施すれば、投資先で保管してもらえるので回避できます。
投資先会社の選定方法と決定会社
上記のメリット・デメリットを考慮に入れながら投資先会社を選定しました。
自宅に保管するのも一瞬考えましたが、盗難されて終了しましたっていうのは目も当てられないので却下しました。
そこで投資会社に保管してもらえる所=積立できる会社から選ぼうとしたのですが、保管方法が各社違います。
特定保管と消費寄託という仕組みがあります。
特定保管は「純金積立会社の資産とお客様の純金を、はっきり区別して保管する仕組み」です。そのため会社が倒産したとしても、純金は100%手元に戻ってきます。
消費寄託とは「受託した純金積立会社に金地金の所有権が移転するため、お客様は返還を請求できる権利である債権を持つ」ことになります。
そのために預けている純金は倒産した会社の資産ということになり、100%すべてが戻ってくる保証はありません。
ん?って思いませんか?基本的に何年もお世話になる予定の金投資会社。倒産リスク被って迄やる投資ではありませんよね?
ここで消費寄託形式の会社を振り落としました。
年会費や購入手数料等も考慮に入れる必要はあるのですが、特定保管会社でメジャー所が『田中貴金属工業』しかありませんでした。
資産管理ソフト『マネーフォワード』とも連携しているので、すぐに資産価値が分かるのもプラスメリットです。
もうここでやるしかないと決めて口座を開設しました。
ジャパンネット銀行でしたら田中貴金属工業と即時提携できます。他銀行なら2ヶ月ほどかかる口座開設業務が半分程度で終わります。
(スポット購入なら口座締結後すぐに取引可能)
まとめ
先月から田中貴金属工業にて購入し始めた金ですが、グラム5000円を超えている水準で購入しだしたのはチョット怖いです。
バブルで買われているのか実需で買われているのか読めていません。
原油みたいにバブル何だろうなぁってのも少なからずあります。そこはコツコツ積立で下がったら多く買えると考えて頑張ります。下がってから買えと言われそうですが、いつ下がるか私には分かりません。
本記事は金投資を必ずしも勧めているわけではありません。投資は自己責任です。