サラリーマンが副収入(アフィリエイト収入)で確定申告をする手順

『確定申告』サラリーマンにはあまり縁の無いイベントですね。

年末調整で8割がた完了するので、テレビとかでやっているなぁと見るくらいです。私の場合、昔働いていた所がそっち系の会社だったので、毎年恒例イベントになっていました。

会社を移ってからはトンとこぶさただったのですが、最近住宅ローン控除や医療費控除といった関係で、ちょこちょこ確定申告を行いだしました。

住宅ローン控除や医療費控除といった項目はあまり苦労せずに申告できるのですが、昨年幸運にも副収入(アフィリエイト収入)が発生したので、これメインで確定申告を行います。備忘録かねて記事に残しておきます。

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副収入(アフィリエイト収入)を確定申告する手順

雑所得or事業所得どちらで申告?

まずアフィリエイト収入を申告する場合、雑所得or事業所得どちらで申告するかを検討する必要があります。

事業所得は何かと税制面で優遇されていますが、申告書類記帳義務や事業届提出といったハードルが高くなっています。(雑所得の場合、記帳義務なし・開業届不要)こういったハードルを超えれば事業所得としても申告はできますが、大前提として事業として継続して営んでいるか』という項目があります。

副業だろうが何だろうが金銭の大小も関係なし、継続して事業で営んでいると証明できるなら事業所得ですが、サラリーマンのおこづかい副収入程度なら雑所得一択でいいと思います。

万一事業所得で提出していて、申告書類不備とかで否認されると色々ややこしいですし、一番大事なリソース『時間』を取られます。

おこづかいレベルを超えているなら、事業所得を検討しましょう。金額が多くなればなるほど、節税メリットが多くなります。要は、おこづかいレベルなら節税しても無駄なので、簡単に雑所得で申告しましょうということです。

私の場合、おこづかいレベルなので雑所得で申告しました。

申告サイトにいく前に下準備

雑所得と決めて申告しに行くのはいいのですが、さぁサイトに行きましょう!だと確実に詰まるので辞めておきましょう。何事も下準備が必要です。

収入が全て所得になる訳ではありません。

初歩的なことですが、収入=所得とはなりません。基本的に以下の公式が当てはまります。

所得=収入‐経費

当たり前と言えば当たりまえですが、収入に関連する経費に関しては経費処理を認めています。という訳で、最低限収入と経費をまとめておく必要があります。

収入と支出をエクセルでまとめておこう

収入と経費をまとめておくと言っても何も無料会計ソフトを入れろと言っている訳ではなく、雑所得の場合エクセルで十分間に合います。申告書類を作る訳ではないので、仕訳を筆頭にめんどくさい項目をする必要性がありません。

毎月毎の収入と支出をまとめておけばいいんです。

私がまとめているエクセルの表ですが、1~12月の各ASP(アフィリエイト先)の発生収入金額と経費の合計を一覧できるようにしています。

経費に関しては、別タブで月別展開しています。毎月出る固定経費に関しては、下の方で項目を作って計上しています。

最終的に一覧表に各月の経費が集まるように設定しています。

エクセルを少しかじった方ならササッと作れると思います。ネット無料会計ソフトで代用もできますが、申告書を出さない雑所得ならこの程度のまとめでいいです。

事業所得となると話は別で、キチンと収支報告書を作成して青色申告or白色申告をする必要があります。

費用化できるか検討しよう

収入と費用を一通りまとめてから費用部分に関して、ホントに費用計上していいか検討していきましょう。

費用に関しては、以下のサイトが詳しくまとめられています。まとめようと思いましたが、これ以上にまとめられる自信がありません。

参考サイトで一通りの費用計上できるかできないかの判断はできるのですが、以下の判断はご自身で行ってください。

 ①費用計上できるかどうか

 ②自家消費分との按分比率

①は参考サイトである程度の指針は作れますが、最終的な判断は自分次第です。要は、最悪税務署に突っ込まれてもキチンと説明可能なものは、全て経費処理できます。ここが不安なものは基本的には入れないor後述する自家按分比率を極度に抑えるのが無難です。

税務署から連絡があって、費用開示した際に否認されて追徴課税が一番最悪なので、正々堂々理由がたつもの以外は入れない方がいいです。

ちなみに悪質度合いと別に税務署は参考でピックアップして調査電話かけてくる時があるので、少しくらいという感じでやっていると後で痛い思いするかもです。

②の自家消費按分は、自宅で作業してた電気代・プロバイダー代等のアフィリエイト収入に関連しているけど、個人的にも使っている分は一般的に按分計算して費用計上します。この按分比率に関しては、専有面積で求めたり費やした時間で計算したりするのですが、これも税務署にキチンと説明できる範囲で費用計上下さい。

検索に関してgoogleが神なように、税金に関しては税務署が神です。神の逆鱗を踏まないように適切に費用計上して下さい。

税率区分表

雑所得の場合というよりも、所得税(分離課税除く)の税率は上表の通りとなっています。

所得なので、給与所得等も合算した金額になります。330万円を超え695万円以下の所が多いので、雑所得も約20%課税(プラス住民税10%課税)されるのを覚えておくと、年途中でも大体の納税額が把握できます。 

参考:各種質問は税務署へ直接しよう

税務署連絡先リンク

申告時に分からないことが出てきた場合ですが、サイトを調べるのではなく、極力税務署の無料窓口に問い合わせましょう。

サイトの情報は、誤った情報を載せている所も多くあります。一般的な事項ならともかく、税金とかお金にダイレクトに絡む疑問は税務署に問い合わせた方が確実です。

確定申告期間前からキチンと対応窓口を設置して税理士もいますので、分からないなと思ったら上記リンク集に飛んで税務署に電話をしましょう。

雑所得確定申告手順(国税庁サイト)

雑or事業所得の判断、収入・費用をまとめる、費用化検討上記3点を行って、会社からもらっている源泉徴収票を手元に置いてから国税庁の確定申告サイトに行きましょう。今回は、一般的なサラリーマンが雑所得で申告する場合について書いていきます。

確定申告書作成コーナーのトップページです。「申告書・決算書・収支内訳書等の作成」をクリック

クリックすると別ウィンドウでe-taxか書類提出かを聞かれますので、マイナンバーカード等が無い場合書類提出をクリック

申告書等印刷の注意事項という画面「推奨環境・プリンター確認・確定申告書利用規約」のボックスをチェックして、下段の事前準備終了ボタンをクリック

申告書の作成画面に出てきますので、一番上の「所得税作成コーナー」をクリック

入力方法選択画面が出てきますので、「左記以外の所得のある方(全ての所得対応)の作成開始」をクリック

申告書の作成を始める前にという画面が出てきます。「提出方法選択(郵送)、生年月日を入力」して、下段の入力終了(次へ)をクリック

収入金額・所得金額入力画面にきます。ここは各種所得を記載するのですが、サラリーマンの場合源泉徴収票が出ていると思います。給与所得欄の「入力する」という項目をクリック

源泉徴収票を元に給与所得を入力する画面です。各種項目を入力します。

全て入力し終わると最初の収入金額・所得金額の欄に戻ってきて、給与所得が確定します。

再度収入金額・所得金額欄に戻りますので、続いて雑所得の入力に入ります。公的年金ではないので、その他の方の入力するをクリック 

入力欄が出てきますので、上記以外(報酬等)の入力するをクリック

明細を書く欄ができてますので、種目・報酬などの支払者の氏名・収入金額・必要経費を入力します。

アフィリエイト会社が5社以上ある場合ここで入力せずに、「所得の内訳書」に各社の収入金額を書いて、別途添付させた方がスマートです。

所得の内訳書はこちらにエクセルフォーマットがあるので、入力が簡単になります。

各社アフィリエイト住所録を調べてみました。参考にしてください。

①google株式会社

東京都港区六本木6−10−1 六本木ヒルズ森タワー 六本木ヒルズ

②アマゾンジャパン株式会社

東京都目黒区下目黒1-8-1

③楽天株式会社

東京都世田谷区玉川一丁目14番1号 楽天クリムゾンハウス

④バリューコマース株式会社

東京都港区南青山 2-26-1 南青山ブライトスクエア 3階

⑤もしも

東京都新宿区西新宿3-5-1 新宿セントランドビル8階

⑥ファンコミュニケーションズ

東京都渋谷区 渋谷1丁目1−8 青山ダイヤモンドビル

これで給与・雑所得の入力は終了です。後、所得控除や住宅ローンがある場合住宅ローン控除を入力して、納税額を決定します。

まとめ

副収入(アフィリエイト収入)を得ている方であれば、雑所得金額20万以上ある場合納税必須です。納税は国民の義務と言われて久しいですが、キチンと賢く納めて後から税務署神に怒られないようにしたい所ですね。

※厳密に言うと雑所得20万以下でも住民税申告は必要です。

 

著者:たろ

Twitterアカウント(@tarohibi) 妻・娘と仲良く暮らしている30代中盤のイクメンサラリーマン。投資・子育て・書評を中心に書いています。 10年で投資資産1000万・書評年48冊・家計のスリム化を目標に奮闘中…プロフィール詳細はこちら

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