2016/02/13

トヨタ仕事の基本大全は、幅広い業種で応用可能なスキル書

トヨタ 仕事の基本大全

日本で一番成功した企業は?と聞かれた時、トヨタ自動車(以下トヨタ)を思い浮かべる方も多いんじゃないでしょうか?

世界最大手の自動車メーカーで、2015年3月期連結売上高27.2兆円は国内首位

昔SMAPのライオンハートという曲で、「ナンバーワンよりオンリーワン」という曲が流行りました。このトヨタという会社は、ナンバーワンでありオンリーワンな企業です。

ナンバーワンは勿論企業規模という意味です。

じゃあオンリーワンは?『カイゼン』『カンバン』に代表されるトヨタ生産方式です。今でこそ世界各国の優良企業が真似をしていますが、コピーはオリジナルに勝てずで未だこの分野でも、トヨタがナンバーワンです。

トヨタの精神といっても過言ではないトヨタ生産方式

本書トヨタの仕事の基本大全は、トヨタ在籍40年以上のベテラン技術者が、問題解決・リーダーシップ・マネジメント・実行力といったどの分野でも必要なスキルに対して、誰もが実行可能な方法でスキルアップできるようにトヨタの原理・原則を1冊にまとめた本です。

スポンサーリンク

「なぜ?」という問題意識

ミスや問題には原因がある。原因を突き止めて、それを改善再発防止する必要がある

P.64

オートメーション化が進んでも、決して機会化できない部分は、「自分で問題を設定して解決する技術」

P.194

「何故?」を5回繰り返す

P.224

本書全体を通じて、メインメッセージと言っても過言ではない何故?が出てきます。

なぜそれをしたのか?なぜこうなったのか?・・・

では、どうして何故なのか?何故と自問できる人間は、問題意識を持って、自分なりに工夫し、仕事に付加価値を生むことができるからです。

基本的な所ではコピーを頼まれて取るのでも、何故これをコピーするのか?目的が会議の資料ということであれば、ホッチキスを見やすいようにとめる。

ミスした時でも「ミスしちゃった!」で終わるのでなく、何故ミスしたかを考えてノートに取る。ちょっとした事ですが、1年後2年後を考えると凄い差になります。

片付け苦手な方にトヨタ式片付け法。問題設定・解決が苦手という方は、問題解決の8ステップ。部下との対話がなぁって方向けに、部下との対話法といった具体的な方法も書かれています。

試しに片付け法を導入しましたが、以前よりもスッキリしました。

若手社員だけでなく、中堅社員でも自分の仕事を見直すという観点から、一読しても十分読み応えがあります。

おしまい

 

著者:たろ

Twitterアカウント(@tarohibi) 妻・娘と仲良く暮らしている30代中盤のイクメンサラリーマン。投資・子育て・書評を中心に書いています。 10年で投資資産1000万・書評年48冊・家計のスリム化を目標に奮闘中…プロフィール詳細はこちら

Twitterフォロー