2016/08/24

天皇陛下のお言葉に対して感じたこと

皇室

2016年8月8日15時から天皇陛下が、ビデオレターメッセージという形でお言葉をお伝えになられました。

まだ見ていないという方は、天皇陛下お気持ち全文をご覧なさって下さい。

別に右翼とかそういう立場の人間ではないですが、一人の人間として思いのこもった文章に反応して、筆をとった次第です。

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天皇陛下という職業

職業

現在は平成28年

故小渕首相が、年号を平成としたためて28年の歳月が経ちました。

私は、その当時小・中学生くらいで、子ども心に昭和の時代が終わったんだと、周りの騒ぎに反応する形で実感していました。

昭和天皇の在位が、63年(正確には64年)ですので、平成の期間はまだ半分といった所です。

ただし、昭和天皇即位が25歳。平成天皇即位が55歳この差を考えると同等以上の年を経過していることになります。

天皇陛下の仕事というのは、国の象徴としての唯一人の仕事です。

余人をもって代えられない仕事であり、世襲制の仕事としては非常につらいお仕事です。

『象徴』であらねばならない天皇が、世間一般のお父さんのように仕事の愚痴を言うことはできません。

プライベートに関しても、マスコミの目にさらされ言われもない中傷も、甘んじて受けています。

ジョギングに行くのでさえ、宮内庁のご日程にあげられる始末。

嫌だと言っても決まりは決まり。小さい子どもの時から、皇室とは何ぞやから始まる皇室教育。

宮内行事では、常に笑顔を絶やさない振る舞い。あれを見て「天皇家って笑ってればいいのね」と思われる方は、もう少しあの方々の思いを感じ取って下さい。

私ならあれと同じことをしろと言われたら、非常に苦慮します。

レールが敷かれているから楽だと思われる方もいるかもしれませんが、逆に『レールから外れられない』ためです。

分単位でのスケジュール管理。嫌と言えない皇室生活。

それを28年コツコツ続けている現天皇陛下。

一日本人として尊敬します。

※追記1:天皇の地位はあくまで職業ではなく象徴。内容見たら仕事みたいなもんですが・・・

日本は法治国家

法律

尊敬するからと言って、じゃあ退位を認めるかと言われれば、やはり『否』になるでしょう。

日本は法治国家であり、最高法規の日本国憲法で決められいる天皇の政治的行為を禁じた項目がある限り。

法治国家というのは、法を順守しなくなると成り立たなくなります。

どんだけバカげた法律であっても、制定されているものは等しく守られてしかるべきです。

これに否というのであれば、しかるべき罰則が適用されます。

憲法9条問題も天皇陛下問題も、『法』という概念においては同等。

いくら天皇陛下がご高齢であっても、しかるべき手順を踏んで改憲という形を取らない限り実現しないでしょう。

そのため、今回の天皇陛下のお言葉でも、直接的な改憲ニュアンスを避けて発言されています。(半分は、陛下の意向を元に宮内庁中心に原稿を書いている)

※追記2:本件は、日本国憲法を改正せず皇室典範の改正で可能。ただし、改正には憲法並のハードルあり

天皇陛下も一人の日本人

大勢の中の1人

私は、別段「天皇陛下バンザイ!」やら「皇室バンザイ!」的な右翼ではありません。

ただ、一日本人として見た場合、そろそろ引退させてあげてもいいんじゃないかと、感じます。

天皇陛下が82歳。皇太子が56歳

世間一般の会社でいうと会長であっても問題ない年齢の方が、社長業をバリバリやっているという感じです。

これ皇太子側もつらいんじゃないでしょうか?

実務するのに充実した年代(40~60)の後半に入っても、社長になりきれず社長補佐業。

やれる資格・能力は十二分にあって、現社長も交代したいのに終身世襲で交代できず・・・

悪夢ですね。

前段の憲法改正が前提になるので、そこは現政権次第ですが国民感情としては「もうそろそろ・・・」と思われる方が多いのも納得します。 

まとめ

国会議事堂

感情では、賛成・理詰めでは反対の立場です。

どれだけ状況(ご高齢・手術数回)が悪くても、執行能力がある場合現憲法下では譲位は許されません。〈重篤な病の場合、摂政可〉

早急な憲法改正を一国民として願いますが、数年はかかるんでしょうね。

3年前に心臓手術を受けられた際に、誰か進言しなかったんでしょうか?そうすれば今頃改憲できていたはずなのに。

誰も先を読んで動いてなかったのか、動けない理由があったのか。

今になってのたら・ればですが、残念ですね。