2015/10/01

投資の達人から学ぶ。お金持ちになるために意識すべき3つの考え

「お金持ちになりたいですか?」 今は投資指南本や投資雑誌・投資ブログが氾濫しており、どれを優先させればいいのか迷う時代です。

  • 投資をしたいけれど何から手をつけていいかわからない。
  • どうやったらお金を稼げるのかわからない。

など、問題になることが多々出てきます。 そんな時のための本が、邱永漢著『お金持ちになれる人』。 今日は本書から、お金持ちになるために意識すべき3つの考えを紹介します。

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1.1円玉でも拾う習慣

地下鉄の階段を上り下りする途中で1円玉がおちているのを見かけたとします。 急いでいる時は別として、あなたは足をとめて1円玉を拾いますか、それともそのまま見逃して通りすぎてしまいますか。P.9

地下鉄の階段で1円玉。拾いますか?著者は必ず拾えと言っています。お金持ちの第1歩だそうです。 1円が100枚集まれば100円。100円が100枚集まれば10,000円になる。お金持ちはみんなこの理屈を知っている。確かにそうかもしれません。

ただ、本当にいつでもその1円玉を拾った方がいいのかと私は思いました。 例えば緊急で100万の成約がかかっている商談があって、貴方が地下鉄の階段で1円玉を見つけたとします。拾いますか? 1円玉は大事です。

ケースバイケースですが、1円玉以上に価値のある物事を優先させる時は1円は拾わない方がいいと私は考えます。 だけど、思想自体は投資の根幹をついていますね。

2.貯蓄十両、儲け百両、見切り千両、無欲万両

お金の欲しい人は貯蓄をしていただけでは駄目で、お金儲けをやらなければ、お金を増やすことはできません。

私が「貯蓄十両、儲け百両」と言ったのは、貯蓄とお金儲けではお金の増えるスピードに格段の相違があるからです。 〈中略〉 株の諺に「見切り千両」という言葉がありますが、損を見切るだけの勇気がなければもっと大損をするのは決して珍しいことではありません。

見切りのできない優柔不断な人はお金儲けの名手になれないと昔から言われています。 しかし、お金儲けは欲の皮を突っ張らせてやることですから、いくらガメつく動いてお金をたくさん積み上げても無欲な人には歯が立ちません。

どこかで聞いたことあるような組み合わせですね。井原西鶴が読んだ詩を邱永漢流に手直ししたものと聞いてます。

確かに人の心理をよく表してますね。ただ、無欲万両の部分は本当に無欲な人がいるのかという疑問はあります。

欲が少ないという方はいると思いますが、無いという方は見た事が無いです。根本は、私欲があってついでに公益を満たすという考え方の方が、人間的で健全ではないかと考えます。

3.まずお金の入る大きな器になれ

 お金持ちになろうと思えば、財産三分法(現金・株・不動産で資産を持つこと)がどうだと議論する前に、お金が寄ってくるような大きな器になっていることが大切です。小さな器では、せっかく集まってきたお金もすぐに溢れて、流れ落ちてどこかに消えてしまいます。

財産どうのこうの言う前に入ってくる器を作りなさいと著者は言っています。器とは何か?

人の頭の中にあるお金を入れる器は、外から見えません。だから大きい器か、小さな器か、人にも見えないし、自分でもわかりません。 その代わり実際に入れてみるとすぐにわかります。 俗に底が浅いとか深いとか言いますが、底の浅い容れ物だと、ちょっと水を入れた途端にすぐに溢れてしまいます。

この後に具体的な例を挙げながら器の説明をされています。 水を入れても底が抜けていれば、いくら水を入れても駄目です。器作りをしようとしていない人は、お金持ちにはなれません。

まとめ

本書では、3つの考えの他投資にためになる方法を書かれてます。 具体的に株・不動産・現金の財産三分法から実際の株式投資・不動産投資のやり方も説明されてます。

邱永漢さんと言えば株の名人で「金儲けの神様」と呼ばれてます。 作家に経済評論家で株の達人。このレベルの著者は中々いません。投資初心者で簡潔に邱永漢ワールドへ入り易い書物ではないでしょうか。 オススメです。

 

著者:たろ

Twitterアカウント(@tarohibi) 妻・娘と仲良く暮らしている30代中盤のイクメンサラリーマン。投資・子育て・書評を中心に書いています。 10年で投資資産1000万・書評年48冊・家計のスリム化を目標に奮闘中…プロフィール詳細はこちら

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