2015/10/04

読書技術を高めたい方。すぐに実践できる5つの方法

新社会人や大学新入学生の方で秋口から読書をしたいけど、そもそも読書のやり方がわからないという方。 読書しているけれども効率のいい読書法がないか、探されている方。

今日は、本書斎藤孝著「大人のための読書の全技術」から、読書技術を高めるすぐに実践できる5つの方法をご紹介します。

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1.本棚を置く

読書をライフスタイルに組み込んでいくには、本棚は必需品です。

P.51

読書技術で何故本棚を置いたり、ライフスタイルと関係があるのでしょうか。そう思われる方が大半でしょう。 私も最初本書を読んだ時は、斎藤さんも本屋の手先になったかと疑い半分で読んでいました。 ただ、全体を把握してみると一理あるなと感じました。

読んだ本と本とのつながりが読んだ人に大きな影響を与える

P.48

ここでいう大きな影響というのは、主義主張や精神文化だけではなく、読書量による読書技術も含まれています。著者は本棚を並べることで、本から自己メッセージを送り続けてくれるようになるとおっしゃっています。

読み終えた本を並べるだけで、メッセージ(主義主張・精神文化・読書技術等)を受け取れるなら本棚安くないですか?

2.目的と締め切りを同時に設定する

本当に効果的な速読トレーニング方法は何かというと、読書の目的と締め切りを一緒に設定してしまうことなのです。

P.96

速読は、読書技術に直結します。速読できると本をより多く読めます=多読で自然に読む技術も上がっていきます。著者は、学生に「毎週5冊を読み、要約を報告する」よう指示を毎週出したそうです。学生は他の講義もありますし、アルバイトもあります。

ですので、そこまで1冊1冊をゆっくり読みこなせません。そこでコツとして下記のような事を言われてます。

最初に目次を読むことで、本の概要を知り、大事なところをはっきりさせることができます。どこをしっかり読めばいいかをあらかじめ把握することで、読書スピードは確実に上がります。

P.98

読書方法としては、比較的にオーソドックスな方法なのですが、目次を読むのと読まないのとでは3割程度理解度が変わってくると感じます。小説とかはあまり意味がないですが、ビジネス書のような理解を優先する本に関しては俄然有効です。

しっかり基本を押さえられています。

3. 逆から読む

頭から均等に読む必要は一切ない。大事なところから読めればいいということになります。 〈中略〉 肝の部分を書き始めるのは三、四章からで、自分がいちばん言いたい結論は最後の終章にまとめるのが一般的です。それなら、何も最初から読む必要はありません。すべてを要約してある最後の結論から読めばいいわけです。

P104

身も蓋もないことを言われていますが、これも真実です。大抵本を読み続けることによって「何故いつも始めから読む必要があるんだろう」と疑問になるのですが、ここまで辿り着くのが結構個人差があります。

そのため、著者のようにストレートに説明しているのは好感が持てます。ビジネス文書では『結論が先』が基本です。反対にこういう本やブログといった媒体は、後半の方に著者が言いたいことがまとまってます。

最後の5行で説明がつく文書も多いです。小説とかは別ですが、大事なところから読んだ方が確実に頭に残ります。

4. 同時並行読書術

「同時並行読書術」とはなにかというと、複数冊、たとえば10冊を同時に読むのです。私は現在、だいたい30冊ぐらいを同時平行で読んでいますが、最初は10冊程度からはじめればいいでしょう。

P.115

とりあえず並行的に読んでいって、最後まで読めない本がたくさんあるということを折り込み済みだということです。

P.116

著者は同時並行に読んでけと言っています。それも10冊です。

肝心の部分が読めれば、全体を読めなくてもいいと判断されてます。それでもいいのでしょうが、私は10冊も同時読みすれば途中から再度読み返した場合、途中迄の部分も奇麗さっぱり忘れてそうです。

私は、1度に3冊くらいが適当かなと思ってます。1度に1冊より3冊。3冊より10冊ですが、自分に合った分量から段々と増やした方がいいはずです。

鵜呑みにして10冊同時からでもいいですが…

5. 音読する

精読の技術というのはいくつかありますが、たとえば「音読」は、精読のために欠かせない技術です。

P.124

文章を本当に理解するには、どこで切るか。イントネーションをどうするかも重要な要素であり、意味のとり方が読みの中に現れるからです。

P.126

精読(内容を細かく吟味する)も速読と同じくらい重要な読書技術です。著者は精読するなら、音読しろと言っています。声を出して読んだ場合と読まない場合何が違いますか?耳を使うか使わないかの違いが出ます。

暗記する際にも五感をフル活用した方がいいと教わったはずです。精読も五感をフルに活用した方が理解が早く進みます。

まとめ

本書は、これ以外にも色々な方法で斎藤流の読書術を紹介されてます。 巻末には「社会人が読んでおくべき50冊リスト」として50冊の推薦本レビュー迄と至れり尽くせりの内容です。

343ページとビジネス本にしては分厚い方の本です。ですが、ご紹介した読書技術を活用しながら読めば、慣れてない方でも1時間以内には理解できるレベルにはなります。 全てを真似しようとはしないで下さい。いいとこ取りで学ぶべき本です。

読書技術5つの方法

  1. 本棚を置く
  2. 目的と締め切りを同時に設定する
  3. 逆から読む
  4. 同時並行読書術
  5. 音読する
 

著者:たろ

Twitterアカウント(@tarohibi) 妻・娘と仲良く暮らしている30代中盤のイクメンサラリーマン。投資・子育て・書評を中心に書いています。 10年で投資資産1000万・書評年48冊・家計のスリム化を目標に奮闘中…プロフィール詳細はこちら

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