家計簿ソフト『マネーフォワード』を導入して丁度半年が経過しました。
今迄の通帳記帳が何だったんだ?というくらい家計管理は楽なのですが、当初は見えなかったメリット・デメリットがポツポツ出てきました。その辺を使用者目線でお伝えします。
今現在使用を検討している方で参考にして頂ければ幸いです。
マネーフォワードのメリット
とにかく全自動
これがマネーフォワードの一番のメリットであり、デメリットでもあります。
デメリット部分は後述しますが、技術的に改善可能だとは思っています。
メリット側からお話すると、現金出納以外は全て全自動で仕訳を行ってくれます。
最初は間違った仕訳が多いですが、学習機能が秀逸で1ヶ月も使っていれば突発出費以外はほぼ間違えずに仕訳入力してもらえます。
仕訳・・・簿記上の取引を借方(かりかた)・貸方(かしかた)に分け、それぞれに適当な勘定科目を定めて、ふるい分けること。[簡単に言うと電気代、日用品費とかの項目に適正に振り分けてくれることです]
これが便利というのはローカル家計簿ソフトを使っている方であれば、誰もが分かる機能です。
クレジットカードのレシートとにらめっこしながら、これは衣服代。こいつは外食費とか入力する必要が無くなります。
後、クレジットカード使用した金額と家計簿ソフトに入れた金額が違うといった、あるある家計簿ネタも無くなります。
自動でクレジットカード会社から金額を引出して、入力してくれるからです。マネーフォワードにして一番良かった点です。
証券口座も管理可能
証券口座も管理可能です。そして嬉しい誤算ですが、海外の個別株にも対応しています。
当初別で管理する必要があるかなと判断していたのですが、キチンと損益迄反映してくれます。
投資信託に関しても1円単位迄損益出ています。この点で不満はありません。
現在私がマネーフォワードで使用しているメイン証券会社は、SBI証券・マネックス証券です。
楽天証券も含めてネット証券御三家に関しては十分使用に耐えられると感じています。
一目で収支が分かるグラフ完備
棒・円グラフと1目で各費目の損益が分かる機能が無償で付いています。
最終的には個別の各項目数値を追う必要があるのですが、直感的に判断したい時には非常に便利です。
マネーフォワードのデメリット
自動的仕訳詳細画面が無い
マネーフォワード一番のメリットなのですが、肝心の自動仕訳入力確認機能がありません。
私の見落としかもしれませんが、勝手に仕訳されて勝手に入力反映されます。
あまり間違っているものはないのですが、やはり機械的に入力されるものに関しては1つずつ確認したいです。
クレジットカードによっては反映が遅い
別記事でも書いたのですが、クレジットカードによっては反映が遅いものがあります。
クレジットカード会社側の問題なので、マネーフォワード自体悪くないのですがクラウド型家計簿の宿命ですね。
現在は反映が早いリクルートカードと楽天カードをメイン使用しています。
ログインID、パスワード迄は抜かれる可能性有
こちらもクラウド家計簿の宿命です。
99.9%あり得ませんが、ログインIDとパスワードに関しては抜かれる可能性があります。
取引暗証番号に関しては入力しなくていいので、抜かれても最後の最後で大丈夫ですが、IDとパスだけで何らかのアクションができる金融期間は注意が必要です。
と言ってもマネーフォワードに入力するかしないかの判断くらいしかできないのですが、信頼できると思えば一括管理の観点から入力してもいいと思います。(各人で個別判断下さい)
マネーフォワードに求める機能
自動仕訳確認機能
求める機能として1番目にくる機能です。
先ほども書いた通り自動仕訳入力されたものに関して、どういった項目が入力されたか分かりません。できれば一覧で見られる機能を付け加えて欲しいです。
投資ポートフォリオ機能
株式・投資信託等の大まかな区切りはグループ機能で可能ですが、最低限国内・海外別に各資産を分けて欲しいです。
現状のままだと状況把握はできますが、具体的な分析ができません。
家計分析の追加
現在携帯だけ家計分析機能(毎月毎の費用がグラフで分かる機能)がありますが、水道光熱費とかもやって欲しいです。
別にエクセルファイルでまとめているのが現状です。
まとめ
再度まとめます。
- とにかく全自動
- 証券講座も管理可能
- 一目で分かるグラフ完備
- 自動仕訳詳細画面が無い
- クレジットカードによっては反映が遅い
- ログインID、パスワード迄は抜かれる可能性有
メリット・デメリット共に3点ずつですが、自動仕訳確認機能さえあれば『マネーフォワード今の所十分満足な出来です。
影のメリットとして携帯電話で一目で資産が見れるというのも大きなメリットです。
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