2016/03/05

日銀マイナス金利導入による銀行預金退避先

2016年1月29日日銀がマイナス金利を導入しました。即座に株価・為替は円安・株高にふれましたが、一瞬逆戻って急上昇と目まぐるしい展開。

伝家の宝刀を抜いたけど、やり過ぎ緩和にプラスして、マイナス金利なので薬が効きにくくなっているのかもしれません。

マイナス金利は、実体経済ではあくまで金融機関が保有する日本銀行当座預金に対してなので、すぐには一般市民には馴染みが出てこない政策です。

銀行からお金を借りる人達(住宅ローン・融資等)は、借りやすくなるので有利な政策です。

ただし、もう住宅ローン借り入れに関しては下げ幅はあまり無いので、より一層の下げは考えずらいです。なぜなら、銀行も商売なので急反動で金利が急騰した時の保険でこれ以上の下げ余地がないんですよね・・・

逆に住宅ローン金利に日銀に取られるマイナス金利分を乗せてきて、住宅ローン金利が上がるという現象も欧州では起こっているようです。

参考実際に住宅ローン借り換えた記事

そして、貸す人達(預金者)には、長期的に見ると不都合感アリアリな政策ですね。

マイナス金利が長期化すると、我々個人負担も発生する可能性があるので、その辺の対応を書いておきます。

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個人口座でもマイナス金利発生

マイナス金利を導入したのは、独中部チューリンゲン州の「ドイツ・スカート銀行」。対象は同行での預金総額が300万ユーロ(約4億2000万円)を超える預金者で、貯蓄口座に50万ユーロ(約7000万円)以上を預けていた場合などに、金利として0.25%が徴収される。

2015年11月6日読売新聞引用

 ヨーロッパの銀行で個人が銀行に利子を払う時代になったんだなと対岸の火事的に見ていたのですが、日銀マイナス金利導入です。

この記事中央銀行がマイナス金利で預金利息取るなら、預金者に変わりに負担してもらおうって考えがミエミエですね。

こういうことを日本ですると、大口預金者の預金離れ・分散が進みそうです。1000万以上くらいから始めるはずなので、小口預金者には当分影響がないですが長期化すれば、小口にもかけられる可能性があります。

預金の退避先どうする?

マイナス金利が長期化すると仮定すると、マイナス金利で利息を払う時代がくるかもしれません。ただ、代替手段に考えてたMMFやMRFで持っても元本割れor横這いor最悪運用困難で繰上償還。

マネー・マネジメント・ファンド(Money Management Fund、通称:MMF)は、換金性が高い追加型公社債投信の一種。

マネー・リザーブ・ファンド(Money Reserve Fund、略称:MRF)は非常に換金性・流動性の高い公共債投資信託の一種。

WIKI参照

何に振り向けるか?って第一選択はそのままが一番じゃないかと考えています。そのままというか寝かせられる資金は、1億円を貯めてみようさんのような所で、お得預金キャンペーンを見つけて、3~4年放り込んだりしとくのもいいかもしれません。

参考マイナス金利下で定期預金してみました

第2選択として、小口預金マイナス金利導入が決まったらタンス預金!です。銀行は大量のお金を抱え込むリスクがありますが、個人の場合100万単位のお金がせいぜいでしょう。家に重い耐火金庫買って、タンス預金という手がありますよ。

これならマイナス金利なんてへっちゃらです。ただし!盗まれたら一瞬で0です。

第3選択として、生活資金以外の資金でセゾン投信のグローバルバランスファンドのような、全世界に投資できる商品に資金を注いでおくという手もあります。暴落暴落言ってるのに今投資!?と思われるかもしれません。

参考セゾン投信】年金に頼れない若年層へのおすすめ投資法

しかしながら、10年20年単位で見られる方であれば基本的にこういう投資は直近下がった方が有利なので、チャンスでもあります。

投資商品内容が全世界の株式、債券・手数料安い・5,000円から積立可能と敷居が低いのもオススメする点です。

投信ブロガーが選ぶFund of the Year 2015でも堂々第4位の商品です。リスク商品なので、余裕資金でやるのが大前提となります。

最後に

マイナス金利導入といっても一時的なもので、半年も経ったら解除という可能性もなきにしもあらずです。ただし、長期化のシミュレーションも行っておいた方がいいと考えて、対応を考えてみました。

逆に金利暴騰した時はどうするか?とか頭の体操になって、楽しいので一度やってみて下さい。近い将来預金にマイナス金利が適用されないのを祈っています。

おしまい

著者:たろ

Twitterアカウント(@tarohibi) 妻・娘と仲良く暮らしている30代中盤のイクメンサラリーマン。投資・子育て・書評を中心に書いています。 10年で投資資産1000万・書評年48冊・家計のスリム化を目標に奮闘中…プロフィール詳細はこちら

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