年代別投資嫌いな方への処方箋

暴落

「投資って下がる時もあるんでしょ?耐えられない」

「何か投資と投機(ギャンブル)の違いが分からない。理解できない」

「どうしても投資は怖い」

投資嫌いな方は多数いますが、理由は千差万別。昔から日本では投資と言えば、相場師や仕手筋のイメージがついて回って、どうも敬遠されている方が多く見受けられます。

しかし、年金が満額貰えるかどうかも分からないくらいのこのご時世。嫌でも投資と強引に向き合わないといけないと思っている方が、多いかもしれません。

そういう投資嫌いな方への処方箋として、年代別の対応をまとめてみます。投資嫌いな方は、参考にしてみて下さい。 

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年代別投資の処方箋

0~10代:色々な勉強をしよう

この年代の方で投資嫌いな方へのアドバイスは、色々な勉強をしようです。

年金受給が一番不透明な年代で、一般的には資産を持っていない世代。どうしても自分年金作りが必要になります。ただし、この年代は大人たちが買いたくても買えない未来があります。

投資に無縁であっても、大金を集める方法を考えだして準備すれば、投資せずともいいかもしれません。アメリカンドリームではなく、ジャパンドリームもスケールは違いますがあります。

土台として、基礎学力+α(語学・プログラミング・ロボット工学)でこの辺りを習得できれば、最後は運次第ですがある程度の富は築けるでしょう。この年代は、各職でのロボット化による求人減が激しくなるのが予測されます。最低限、ロボットとプログラムによる会話は、やれた方がいいでしょう。

え?勉強するの嫌?宝くじレベルですが、プロスポーツ選手・TVタレントもいいかもしれません。

20・30代:天引き貯蓄をメインに本業収入最大化・副業の検討

この年代は、就職をしていると仮定して話をします。

正社員・非正規・フリーターそれぞれの雇用形態がありますが、基本的には60歳までどれくらい稼げるかイメージをしましょう。普通は、老後が全然足りない!やばい!となる方が大半かもしれません。そういう方は、天引き貯蓄を実践しましょう。

最初は、給与の10分の1でも20分の1でも構いません。習慣づけを行いましょう。最終的に5分の1~3分の1程度貯蓄ができるようにしていきます。

そこで60歳までの貯蓄ペースを計算します。十分な蓄えができそうであれば、継続だけで十分です。不足しそうであれば、初めて投資を勉強して下さい。その際に他の勉強・方法・転職を実践した方が、生涯年収が大幅に上がるなら、そちらを優先させて下さい。

投資嫌いな方にとっての投資は、最終手段です。この年代のメインは、本業での収入最大化です。まだ老後まで時間がありますので、高収入の道を探って下さい。

本業に差し障りなければ、副業の検討もしましょう。複数の収入源は、万一の備えにもなります。 

40・50代:リタイアまでの稼ぎを検討して、ギリギリなら節約生活

節約

ある程度リタイアまでの時間が迫ってくる世代になります。リタイアまでどれくらい稼げるか、リアルに計算できてくる世代です。おおまかに下記3段階くらいのレベルに分けられるはずです。

  • 十分な蓄えがある
  • ギリギリ足りそう
  • 全然足りない

この中で危ないのは、『ギリギリ足りそう』です。え?全然足りないじゃないのと思った方も、多いんじゃないでしょうか。

全然足りない方は、危機意識で逆に節約・倹約をしながら、案外生活レベルも下げずにいける方が多いです。逆にギリギリ足りると感じている方は、ある程度の高い生活水準を維持している方が多く、案外老後にその高い生活水準が足を引っ張ることが多くなります。

この年代も収入の最大化・副収入の検討は、常時行ってください。 

60代~:年金受給を引き延ばしながら貯蓄

この年代以降で貯蓄が足りていない方は、年金受給年齢を引き延ばしながら、継続雇用・日雇い・パート等で貯蓄を伸ばして下さい。体が資本なので、体のメンテナンス・軽度の運動はかかさず行ってください。寝たきりになると、どうしようもありません。

退職金を貰えた方に関しては、投資をしてこなかったのであれば投資につぎ込まないで下さい。貰った直後は気持ちが高まっていて、つぎ込みがちですが泡と溶ける確率が高くなります。辞めておきましょう。

ラップ口座等のおまかせ投資も辞めておきましょう。今までコツコツ貯めていた貯蓄を、今さら他人に任せるのはあまりおすすめしません。証券マン・銀行マンに預けて運用してもらうって、バブル時のトラウマを思い出して下さい。この世代なら思い出せるはずです。

日本の平均寿命は83歳です。これを目標にすると長生きするとキツイので、90歳までを考えながら貯蓄を取り崩していきましょう。

無理に投資をする必要はありません

若い場合は特にですが、無理に投資をする必要はありません。

使い古された言葉ですが、投資するなら自己投資です。人によりますが、自己投資が一番リターンが高くなる傾向にあります。若い時ならなおさらです。

投資が嫌なら貯蓄をして、老後に備えましょう。20歳から毎月3万円で60歳まで積立てると、1,440万円です。倍にすると2,880万円。老後に十分かと言われると微妙ですが、微々たる年金を貰いながら、最低限夫婦2人何とか暮らせます。

貯蓄のコツは、収入を伸ばすか支出を抑える2つに1つです。

どちらか

収入‐支出=貯蓄

当たり前と言えば当たり前ですが、この式は不変です。

そのため、収入を伸ばすか支出を切り詰めるのが貯蓄を伸ばすコツになります。当たり前とおっしゃる方が多いですが、これが全部できていたらこの記事は見ていないでしょう。

今日からでもいいので、何か1つ収入or支出で増やすか切り詰める手段を考えてみましょう。

どうしてもやるなら世界分散投資

どうしても貯蓄だけでは不安という方で、20年以上時間的余裕のある方であれば、世界分散投資も1つの検討材料です。

セゾン投信のグローバルファンドは、投資が嫌な方でも引落し積立なので、給与天引き貯蓄と同じような感覚で世界分散投資ができます。購入手数料無料や低額の信託報酬体系で、顧客に優しい料金体系です。

下がっても上がっても完全無視で、ずっとコツコツ20年以上積み立てる期間がある方限定です。世界が続いている限り経済は発展していくので、分が良い投資法と言えるでしょう。何故良いかは、『敗者のゲーム』や『ウォール街のランダム・ウォーカー』といった本を読んでみて下さい。

著者:たろ

Twitterアカウント(@tarohibi) 妻・娘と仲良く暮らしている30代中盤のイクメンサラリーマン。投資・子育て・書評を中心に書いています。 10年で投資資産1000万・書評年48冊・家計のスリム化を目標に奮闘中…プロフィール詳細はこちら

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