2016/03/19

本を読むための読書の技法

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

最近、自分の読書法を一から見直してみようと、色々な読書法本を読んでいます。読書法本と言ってもかなりの数があって、目移りするレベルです。

今回は、『読書の技法』佐藤勝 著から本を読むための3つの読書技法をご紹介します。

目次

第1章 多読の技法

第2章 熟読の技法

第3章  速読の技法

第4章 読書ノートの作り方

第5章 教科書と学習参考書を使いこなす

第6章 小説や漫画の読み方

第7章 時間を圧縮する技法

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普通の速読の技法

  1. 「完璧主義」を捨て、目的意識を明確にする
  2. 雑誌の場合は、筆者が誰かで判断する
  3. 定規を当てながら1ページ15秒で読む
  4. 重要箇所はシャーペンで印をつけ、ポストイットを貼る
  5. 本の重要部分を1ページ15秒、残りを超速読する
  6. 大雑把に理解・記憶し、「インデックス」をつけて整理する

表紙見開き部

ざっと見出しを見て当たりをつけ、どれを読んでどれを読まないかを判断する。そのうえで、既存の情報は適度に飛ばし、必要な未知の情報だけを拾い読みする。その原理を読書にも応用するのだ。

P.97

前段で著者は、本によって超速読・速読・熟読と3の方法を使い分けなさいと述べています。確かに毎冊今回ご紹介する熟読レベルの方法を取っていると、本の多読は不可能です。

まず、超速読or速読レベルでの読書判別をやった方がいいという意見に賛成です。ただ、超速読の場合ほぼ5分でキーワードを拾い読みという手法のため、それで本当に本を取捨選択していいのか少し疑問になりました。

そのため、超速読ではなく速読レベルからの読書技法としています。

速読の作法として、上記6ステップを明示していますが、この辺は全て真似をするのではなく自己判断で良いと思う所を採用していけばいいと思います。

私の場合、「完璧主義を捨てる」や定規を当てて読むといった所が参考になりました。

完璧主義を捨てて、速読レベルなら拾い読みでもいいんだよと言ってもらえると気持ちが楽になりますね。定規を当てるはシャーペンでなぞる等でも、代用可能かもしれません。

熟読の技法

  • まず真ん中くらいのページを読んで見る【第一読】
  • シャーペン、消しゴム、ノートを用意する【第一読】
  • シャーペンで印をつけながら読む【第一読】
  • 本に囲みを作る【第二読】
  • 囲みの部分をノートに写す【第二読】
  • 結論部分を3回読み、もう一度通読する【第三読】

表紙見開き部

真ん中くらいというのは、実はその本のいちばん弱い部分なのである。あえて、このいちばん弱い部分をつまみ読みすることで、その本の水準を知るのである。

P.60

速読をしてからでいいと思いますが、頭の中に叩きこむ書籍と判断したら熟読に移行します。第一読に関しては、速読と重なる所があるので、速読をした後なら第二読からでもいいかもしれません。

読む回数を増やして、ノートに書き込みながら頭に叩き込むという手法は、非常に効果があります。

著者は、ノートに書き残すのは面倒くさくてもやるべきと書かれています。個々人で忙しくてそこまでできないよ!って方は、臨機応変にやった方がいいと思います。

書籍の真ん中を見て本の水準を知るというのは、確かに著者の言いたいことが序文と結論に固まりがちなので有効な手法ですね。

知識の欠損を埋める方法

基礎知識の欠損部分を埋めるためには、どんな本を読めばいいのか。筆者は、高校レベルの教科書と学習参考書を活用することをすすめる。

P.120

最後は、読書技法というよりも読書の土台作成に関してです。

シッカリした土台が無ければ、良い家は建たないというのは理解できるはず。本にも当てはまります。シッカリした知識が無ければ、良い読書はできません。

最低限の知識が無いために、内容を誤読するといったことが本にはよくあります。

最低限というのは本によって違いますが、基本的には高校レベルの素養が抜けています。ここを埋めるために、再度高校の教科書・参考書を活用することを著者は薦めています。

国語・数学・日本史・世界史等細分化して、この分野にはこういった参考書と手取り足取り教えてくれています。

まとめ

著者の言いたいことが、キチンと理路整然にまとまっている一冊です。

本に寄っては、あっちいったりこっちいったりと迷わせる本がありますが、本著はキチンと読書法を1から教えてくれます。

表紙見開きを多数引用していますが、見開き部で著者がこの本で紹介したいことが8割理解できる内容になっているためです。

読書法を一から学び直したい、自分の読書法に+αを付け加えたいという方におすすめします。

おしまい