2016/05/07

バビロンの大富豪から学ぶ富を築く3つの秘訣

バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか

現代における「富の支配法則」とは、バビロンの市街に裕福な人がひしめいていた数千年前の法則と、少しも変わるものではない。

帯部

古代バビロニア王国

紀元前というキリストが生まれ遥か前の紀元前600年に最盛期を迎えた都市。イシュタル門や「世界の七不思議」空中庭園があり、当時オリエント1と讃えられた都市国家です。

本著『バビロンの大富豪』は、そんな最盛期のバビロニアを舞台にした仮想物語を展開していきます。ただ、全くの仮想ではなく、近年出土された粘土板(古代は粘土板を紙にしていた)に記述されていたものをベースに発展させています。

当時のバビロンも現代社会日本と同じく、富める者と貧しい者が混在している世の中。

そんな都市で、並ぶ者がいないほどの富を築き上げたアルカドという人物を中心に『繁栄と富と幸福』について語られている一冊『バビロンの大富豪』

そんなバビロンの大富豪から学んだ富を築く3つの秘訣をご紹介します。 

プロローグ:こんなに働いているのに、どうしてお金が貯まらないんだろう?

第一話:財産を築くには不滅の「原則」があった。

第二話:富をもたらす黄金の「七つの知恵」とは

第三話:「幸運の女神」が微笑む人間とは

第四話:金貨の袋か、「知恵の言葉」が刻まれた粘土板か

第五話:自ら稼いだ資金の運用は、こうして決める

第六話:「強固な城壁」は、人々を恐怖や不安から守ってくれる

第七話:奴隷に成り下がっても、「人間としての誇り」を忘れなかった男

第八話:「バビロンの知恵」は現代にも通用するか

第九話:幸福それは「労働の喜び」を知ること

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秘訣1:稼いだ分の10分の1を残す

わしが富への道を見つけたのは、稼いだものは、すべてその一部を自分のものとして取っておくことを心に決めたときだ。

P.37

稼いだ金額がいかに少なかろうと、十分の一より減らしてはならない

P.38

大富豪アルカドが、若い時に金貸しのアルガミシュに金持ちになる法則を聞いた際の答えの一文です。表紙抜けするほど簡単な事なんですが、お金を貯める基本です。

会社に勤めていらっしゃる方であれば、財形制度という言葉を聞いたことあるかもしれません。簡単に説明すると、給与支給時に一定額を差し引いて、会社経由で銀行に預ける制度ですがバカにできません。

この制度で100万貯めましたし、これからも続けていく予定です。余裕がある独身社会人なら給与の半分を突っ込んでいけば、5年も経過すれば驚きの結果になります。

簡単な話なんですが、これができません。

古代だろが、現代だろうが誘惑が多すぎるためです。何が何でも手を付けない、強固な意志力が必要になります。

秘訣2:チャンスを掴む勇気・見分ける聡明さ

幸運はチャンスを掴むことによって誘いこむことができる。《中略》

「幸運の女神」は行動する人間にしか微笑まない。

P.109

現代でも、『幸運の女神は前髪しかない』という言葉がありますよね?

チャンスは、大なり小なり誰にでも転がってきます。ただ、そのチャンスを掴んで、成り上がる人物というのは限りなく少ない。

チャンスがあれば飛び込む勇気とチャンスの皮を被ったピンチを見分ける力。行動する前に鍛えておく必要がありますね。 

秘訣3:理解できないものには投資しない

自分のよく知らない商売や目的、あるいは黄金を守ることに長けた人々が認めないような商売や目的に使われる黄金は、その人間から逃げてゆくことだろう。

P.130

最近でもワイン投資ファンドヴァンネットが破産していましたが、自分でわかっていないものには投資するなとの戒めです。

お金の流れが見え易い一部上場企業でも粉飾するのですから、投資ファンドや非上場企業投資といった投資商品に投資するなら、よほどの事情通でないと厳しいです。

本著では、せっかく貯めた大金も投資先を選ばなければ、すぐに無くなってしまうので厳選しなさいと指摘しています。

まとめ

上記3つの秘訣以外にも、富をもたらす七つの知恵や投資原則といった知っておいた方が良いことが盛り沢山です。

私の場合、本音を言えばもう少し早く手に入れたかった一冊です。ここに乗っている原理・原則は分かるのですが、痛い目にあいながら体験したことばかりだからです。

若ければ若いほど効果を実感できます。

今から資産形成を始める新社会人の方には、最適の1冊です。